平嶋夏海の防寒装備

モトグッチV7Ⅲレーサーにはグリップヒーターを装着。「ホントは12ボルトの電熱ウエアを使いたいけど、このバイクは発電容量がギリギリみたいなんで検討中です」
装備の詳細
ヘルメット:アライ アストロGX(ピンロックシート付き)
ジャケット:ダイネーゼ トナーレレディD-DRT XTジャケット
電熱ジャケット:アールエスタイチ RSU634
電熱グローブ:アールエスタイチ RST650
オーバーパンツ:ダイネーゼ カーヴマスター2レディゴアテックスパンツ
ブーツ:ティンバーランド レディースプレミアムウォータープルーフブーツ
電熱アイテムを賢く使い、冬でもツーリングを楽しんでます
冬のツーリングは寒いから行きたくないと思っていたけど、電熱グローブを使ってから「アリかな」と思い始め、オーバーパンツを履いてみたら全然寒くないじゃん! って。冬ツーは辛いという考えが変わりました。
しっかり着込むと出発前に汗をかいてしまうこともあるし、動きづらくなります。手首のバッテリーが邪魔に感じたり、予備バッテリーでバックが重かったりもするけど、ツーリング中の寒さと天秤にかけたら、防寒対策バッチリのほうが余裕で勝ちますから。
上半身は汗を吸うようにキャミソールの上からヒートテックの「極暖」を着て、裏起毛のトップス、タイチの電熱インナージャケット、ダイネーゼのジャケットを重ねています。ダウンはモコモコになるのでほとんど着ませんね。下はカドヤのヒートランパートにデニムパンツだけ。オーバーパンツは動きにくくて足着きも悪くなるから最終手段です(笑)
「こたつの中みたい」までポカポカにできる電熱の防寒着は最強ですが、私は眠くならないようにパワーを弱めて「ギリ寒くない」くらいにしています。これでバッテリーも夜まで持つようになりました。
冬は肌が乾燥して痒くなってもグローブしてると掻けない(笑)から、走り出す前にヴァセリンのボディローションを塗ることも大事。あとは、靴下にカイロを貼る時は足の甲に貼ると足汗をかかないし、カイロが空気に当たってしっかり温かさを保ってくれますよ。

冬ツーリングのイメージを変えるきっかけになったアールエスタイチの電熱グローブ。スペアバッテリーを持っていけば一日中安心して走れるそうだ。
「ダウン系のインナーを着るとモコモコして動きにくいし、温度調整できないし、太って見えちゃうから…」ということで、アールエスタイチの電熱インナージャケットを愛用。
寒さ対策の最終手段だというオーバーパンツ。ゴアテックス素材なので雨でもレインウエアは不要。ダウンのインナーパンツが付属しているが、「ヒートランパートを履いていればインナーダウンの必要性は感じない」そうだ。