BMWモトラッドが2022年10月12日、ハイパフォーマンスなプレミアムモデルであるMシリーズのラインナップに、新たなネイキッドスポーツの「M1000R」が加わることを発表した。

BMW「M1000R」の特徴

画像: BMW M 1000 R 海外仕様 総排気量:999cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:840mm 車両重量:199kg

BMW M 1000 R
海外仕様

総排気量:999cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:840mm
車両重量:199kg

BMWの四輪高性能プレミアムモデルとして長く支持されてきたMシリーズ。その二輪モデル第一弾として話題となった究極のスーパースポーツ「M1000RR」に続く、第二弾としてリリースされた「M1000R」。

画像1: BMW「M1000R」の特徴

スーパースポーツ「S1000RR」譲りのメカニズムで高性能を追求したネイキッドモデルとして、高く評価されている「S1000R」の上位モデルという位置付けにある。

画像2: BMW「M1000R」の特徴

新たに「M1000R」に与えられたメカニズムの中で、大きな変更点はエンジン。9月末に発表された2023年モデルの「S1000RR」と同じ、シフトカム機構を組み込んだ最新スペックの999cc水冷直4エンジンが搭載されたこと。

「S1000R」では165HPだった最高出力が、「M1000R」では210HPという「S1000RR」と変わらない大パワーに。ミッション4〜6速のギア比変更、二次減速比のショート化などの、これまで以上に豪快な加速を味わえるような味付けもされている。

画像3: BMW「M1000R」の特徴

前後サスペンションは、「S1000R」の上級モデルにも採用されているマルゾッキ製の電子制御タイプを標準装備し、ダイナミックダンピングコントロール・DDCによって制御される。ブレーキは「M1000RR」に準じたハイスペックなMブレーキが与えられ、ホイールも軽量な鍛造アルミをチョイス。

上級モデルのMコンペティションパッケージでは、さらに高強度で軽量なカーボン製ホイールを装備。

画像4: BMW「M1000R」の特徴

コンパクトなカラー液晶メーターそのものは「S1000R」と同じだが、盤面の表示デザインは見直されている。ライディングモードがレースプロモードの追加といった「M1000R」に合わせた設定となるなど、電子制御デバイスもより高度なものへと進化した。

画像5: BMW「M1000R」の特徴

スタイリングに関しては、ディテールの変更、質感や機能性を向上させるためのパーツ変更などはされているが、基本的なデザインは斬新なネイキッドであった「S1000R」から変わっていない。

しかし空力特性を向上させるため、スーパースポーツのようなウイングレットが新たに装着されたことで、よりスポーティでアグレッシブなイメージが増した。

BMW「M1000R」のモデルバリエーション

画像: BMW M 1000 R M Competition Package

BMW M 1000 R M Competition Package

上級モデルとして用意されているMコンペティションパッケージでは、前述のようにカーボンホイールが装着されるだけでなく、外装パーツの多くもカーボン化されている。

スタンダードな「M1000R」のボディカラーは、Mシリーズの象徴ともいうべき白地にライトブルー・ブルー・レッドを組み合わせるライトホワイト / Mモータースポーツ。

「M1000R」の上級版であるMコンペティションパッケージでは、ベース色を黒に変えて精悍さを加えたブラックストームメタリック / Mモータースポーツ。それぞれ1タイプのみの設定だ。

画像: BMW M 1000 R ライトホワイト / Mモータースポーツ

BMW M 1000 R

ライトホワイト / Mモータースポーツ

画像: BMW M 1000 R M Competition Package カラー:ブラックストームメタリック / Mモータースポーツ

BMW M 1000 R M Competition Package

カラー:ブラックストームメタリック / Mモータースポーツ

【アンケート】 あなたはどちらのモデルが好きですか?

お好きなモデルをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。

  • 画像1: BMW「M1000R」登場、二輪版Mシリーズ第二弾! ウイングレット装着、最新スペックエンジンで最高出力を210HPにまでアップ
    M1000R
  • 画像2: BMW「M1000R」登場、二輪版Mシリーズ第二弾! ウイングレット装着、最新スペックエンジンで最高出力を210HPにまでアップ
    M1000R M Competition Package
  • 画像3: BMW「M1000R」登場、二輪版Mシリーズ第二弾! ウイングレット装着、最新スペックエンジンで最高出力を210HPにまでアップ
    M1000R
    31
    271
  • 画像4: BMW「M1000R」登場、二輪版Mシリーズ第二弾! ウイングレット装着、最新スペックエンジンで最高出力を210HPにまでアップ
    M1000R M Competition Package
    69
    605

投票ありがとうございました。

画像: 【公式動画】CLOSE LOOK – The New M 1000 R www.youtube.com

【公式動画】CLOSE LOOK – The New M 1000 R

www.youtube.com

BMW「M1000R」の主なスペック

全長×全幅×全高2090×812×NAmm
ホイールベース1450mm
シート高840mm
ステアリングヘッド角度66°
トレール96.3mm
車両重量199kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量999cc
ボア×ストローク80×49.7mm
圧縮比13.3
最高出力210PS/13750rpm
最大トルク113Nm/11000rpm
変速機形式6速リターン
燃料タンク容量16.5L
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・200/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)φ320mmダブルディスク・φ220mmディスク

まとめ:小松信夫

This article is a sponsored article by
''.