2022年9月15日、ドゥカティは新型車「モンスターSP」を発表した。

ドゥカティ「モンスターSP」の特徴

ドゥカティ新型「モンスター」シリーズの3機種目は“SP”

2021年にフルモデルチェンジしたドゥカティのミドル・ネイキッドである「モンスター」は、1993年に登場した初代の印象的なコンセプトを受け継ぎながら、最新スペックの937cc水冷Lツインのテスタストレッタ 11° エンジンに、シリンダーヘッドに直接マウントする構造がパニガーレV4を想わせた軽量でコンパクトなアルミ製フロントフレームを採用。

画像: ドゥカティ モンスター

ドゥカティ モンスター

その先進的メカニズムで実現されたスポーティさに、伝統である獰猛さにあふれる個性的なスタイルが加わって、新世代の魅力的なスタンダードスポーツとしてこれまで以上に注目されている。

画像: Ducati MONSTER SP 総排気量:937cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 シート高:810mm 車両重量:186kg

Ducati MONSTER SP

総排気量:937cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
シート高:810mm
車両重量:186kg

そんな「モンスター」には、これまでスタンダードな「モンスター」、上級版の「モンスター+」が存在していた。そして現行「モンスター」3つ目の新たなバリエーションである「モンスターSP」が、9月15日に開催された「ドゥカティワールドプレミア2023・エピソード2」で2023年モデルとして姿を現した。

画像1: ドゥカティ「モンスターSP」の特徴

スタンダードモデルの持ち味であった、スポーティなライディングを磨き上げるだけでなく、さまざまな意味でよりアグレッシブな存在となることを目指した「モンスターSP」。MotoGPを戦うドゥカティ・デスモセディチを想わせる、赤と黒を組み合わせたSP専用のカラーリング&グラフィックの採用でスポーティさを強調した特別な存在であることをアピール。

もちろん走りをグレードアップするために、メカニズム面でも各部に改良の手は及んでいる。フロントフォークは、スポーツランのためにセッティングされた動作性に優れるオーリンズ製のNIX30倒立フォーク。フロントブレーキもブレンボ製のハイグレードなStylemaキャリパーで強化。

画像2: ドゥカティ「モンスターSP」の特徴

さらにリアサスペンションもオーリンズ製に変更。もちろんフロントフォークもリアサスもフルアジャスタブルが可能な仕様だ。またステアリングダンパーも標準で装備された。装着されるタイヤもピレリのディアブロ・ロッソlllから、新しい世代のロッソIVに変更。これらの足回りの改良によって、「モンスターSP」はより軽快で安定感の高いハンドリングを得た。

画像3: ドゥカティ「モンスターSP」の特徴

111hpという最高出力などテスタストレッタ 11° エンジン自体のスペックや、シフトダウン・アップの双方に対応するクイックシフター、完成度の高いスリッパークラッチといった装備も、スタンダードな「モンスター」と同様。スタンダードモデルのサイレンサーに代わって、レーシーな雰囲気満点のテルミニョーニ製サイレンサーを標準装備する。

画像4: ドゥカティ「モンスターSP」の特徴

しかし「モンスターSP」では「スポーツ」「ロード」に新しい「ウェット」を加えた専用ライディングモードを搭載。さらにSPに合わせた設定のローンチコントロールやウィリーコントロールも備えるなど、最新の電子制御デバイスによって高い精度でライディングを支援。

画像5: ドゥカティ「モンスターSP」の特徴

タンデムシート下に積まれているバッテリーは、スタンダードモデルが採用している一般的なものより1.7kg軽量なリチウムイオンタイプを採用。その他のパーツも軽量化を進めた結果、「モンスターSP」の装備重量はスタンダードな「モンスター」よりも2kg軽量に仕上がった。

画像6: ドゥカティ「モンスターSP」の特徴

このように走りに重きを置いた魅力的な存在であるニューモデルの「モンスターSP」。日本導入が気になるところだが、現時点ではその時期や価格などに関する具体的なアナウンスはない。

ドゥカティ「モンスターSP」公式動画

画像: Ducati World Première 2023 Episode 2 | Monster SP | Mad for fun www.youtube.com

Ducati World Première 2023 Episode 2 | Monster SP | Mad for fun

www.youtube.com

ドゥカティ「モンスターSP」の主なスペック

ホイールベース1472mm
シート高810mm
キャスター角23°
トレール87mm
車両重量186kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
総排気量937cc
ボア×ストローク94×67.5mm
圧縮比13.3
最高出力111ps/9250rpm
最大トルク9.5kg・m/6500rpm
変速機形式6速リターン
燃料タンク容量14L
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・180/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ245mmディスク

まとめ:小松信夫

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