車検不要で初めて購入するバイクとしても選ばれる250ccクラスのバイクは、老若男女にいつの時代も人気がある。この記事では、月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2022」(250クラス・126cc~250cc)の結果をお伝えする。
まとめ:オートバイ編集部

諸元の並び順
 
●エンジン形式 ●総排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●車両重量 ●シート高 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後

第10位

ホンダ「フォルツァ」

画像: Honda FORZA ●水冷4ストOHC4バルブ単気筒●249cc●23PS/7750rpm●2.4kgf-m/6250rpm●186kg●780mm●11L●120/70-15・140/70-14 税込価格:65万8900円

Honda FORZA

●水冷4ストOHC4バルブ単気筒●249cc●23PS/7750rpm●2.4kgf-m/6250rpm●186kg●780mm●11L●120/70-15・140/70-14

税込価格:65万8900円

充実装備の本格ビッグスクーター

いまや国内向け現行モデルでは希少な250ccスクーター・フォルツァが250クラスの10位にランクイン。初代まで続いたゆったりしたスタイルを一転、2018年からは背筋を伸ばして乗るアップライトなヨーロピアンスタイルとなった。現行型は2021年3月に登場。環境性能を磨いた「eSP+」エンジンを採用、フレームもラジエター搭載位置を変更した新作となっている。

第9位

ホンダ「CB250R」

画像: Honda CB250R ●水冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●27PS/9500rpm●2.3kgf-m/7750rpm●144kg●795mm●10L●110/70R17・150/60R17 税込価格:56万4300円

Honda CB250R

●水冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●27PS/9500rpm●2.3kgf-m/7750rpm●144kg●795mm●10L●110/70R17・150/60R17

税込価格:56万4300円

完成度を高めた新型登場

スタイリッシュなネオスポーツカフェシリーズの一員、CB250Rが250クラスの9位に。もともと扱いやすく軽快な走りで定評があったが、2022年7月のモデルチェンジで倒立フロントフォークがショーワ製のSFF-BPタイプにグレードアップされ、さらにアシスト&スリッパークラッチも標準装備。スポーティさに磨きを掛けている。

第8位

スズキ「ジクサーSF 250」

画像: SUZUKI GIXXER SF 250 ●油冷4ストOHC4バルブ単気筒●249cc●26PS/9000rpm●2.2kgf-m/7300rpm●158kg●800mm●12L●110/70R17・150/60R17 税込価格:48万1800円

SUZUKI GIXXER SF 250

●油冷4ストOHC4バルブ単気筒●249cc●26PS/9000rpm●2.2kgf-m/7300rpm●158kg●800mm●12L●110/70R17・150/60R17

税込価格:48万1800円

油冷エンジンを搭載したフルカウルスポーツ

ライトウェイトスポーツ、ジクサー250のフルカウル版であるジクサーSF250。スリムなボディに似合うスポーティなデザインのフルカウルに、軽量コンパクトで力強い249cc油冷シングルエンジンを搭載。軽快な走りに加えて、税込50万円を切る、戦略的な価格設定の魅力もあって、2022年のジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー「250クラス」で8位入賞。

第7位

スズキ「GSX250R ABS」

画像: SUZUKI GSX250R ABS ●水冷4ストOHC2バルブ並列2気筒●248cc●24PS/8000rpm●2.2kgf-m/6500rpm●181kg●790mm●15L●110/80-17・140/70-17 税込価格:56万9800円(トリトンブルーメタリックは58万1900円)

SUZUKI GSX250R ABS

●水冷4ストOHC2バルブ並列2気筒●248cc●24PS/8000rpm●2.2kgf-m/6500rpm●181kg●790mm●15L●110/80-17・140/70-17

税込価格:56万9800円(トリトンブルーメタリックは58万1900円)

爽快ツインが生む快適な走り

スーパースポーツ風デザインのフルカウルボディながら、非常に扱いやすく快適な乗り味や、優れた燃費性能を備えるGSX250R。最高出力など、スペックで勝る250ccスーパースポーツのライバルたちを抑えてクラス7位となったのは、数値以上にスポーティで、かつ快適な乗り心地が魅力の核として光っているからだろう。

第6位

ホンダ「レブル250 Sエディション」

画像: Honda Rebel 250 S Edition ●水冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●26PS/9500rpm●2.2kgf-m/7750rpm●171kg●690mm●11L●130/90-16・150/80-16 税込価格:63万8000円

Honda Rebel 250 S Edition

●水冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●26PS/9500rpm●2.2kgf-m/7750rpm●171kg●690mm●11L●130/90-16・150/80-16

税込価格:63万8000円

カスタム感たっぷりのSエディション

このクラスのベストセラー、レブル250に設定されているアクセサリーパッケージ装着車・レブル250Sエディションが「250クラス」6位に入った。スタンダードモデル同様のスタイリッシュさや使い勝手の良さはそのままながら、ヘッドライトカウルやダイヤモンドステッチを採用した上質な仕上げのシートを装着して個性をさらに際立たせている。

第5位

スズキ「Vストローム250」

画像: SUZUKI V-Strom250 ABS ●水冷4ストOHC2バルブ並列2気筒●248cc●24PS/8000rpm●2.2kgf-m/6500rpm●189kg●800mm●17L●110/80-17・140/70-17 税込価格:61万3800円

SUZUKI V-Strom250 ABS

●水冷4ストOHC2バルブ並列2気筒●248cc●24PS/8000rpm●2.2kgf-m/6500rpm●189kg●800mm●17L●110/80-17・140/70-17

税込価格:61万3800円

使い勝手に優れた傑作ツアラー

タフなイメージを感じさせるスタイリングが特徴である250アドベンチャー、Vストローム250がクラス5位にランクイン。インパクトのある、存在感抜群のスタイリングに加え、1クラス上の安定感の高さとタンデムも含めた優れた快適性、ロングツーリングにピッタリの利便性がツアラーとして高く評価されている、旅に誘う1台だ。

第4位

ホンダ「CBR250RR」

画像: Honda CBR250RR ●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●249cc●41PS/13000rpm●2.5kgf-m/11000rpm●168kg●790mm●14L●110/70R17・140/70R17 税込価格:82万1700円〈グランプリレッド(ストライプ)は85万4700円〉

Honda CBR250RR

●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●249cc●41PS/13000rpm●2.5kgf-m/11000rpm●168kg●790mm●14L●110/70R17・140/70R17

税込価格:82万1700円〈グランプリレッド(ストライプ)は85万4700円〉

250cc・2気筒最強のパフォーマンス!

「RR」の名に恥じない本格スーパースポーツであるCBR250RRが250ccクラスの4位にランクイン。250cc2気筒エンジンを持つモデルでは最も力強い最高出力41PSを発揮し、ライディングモードも備えるなど、2気筒最強のパフォーマンスの注目度は抜群。250ccとは思えない存在感とスポーティさを感じさせる斬新なスタイリングもあって、強力なライバルであるZX-25Rが登場してもなお、高い人気を集め続けている。

画像: スポーツ走行には欠かせない、シフトアップ/ダウン対応クイックシフターが現行型からオプションで用意されるようになった。

スポーツ走行には欠かせない、シフトアップ/ダウン対応クイックシフターが現行型からオプションで用意されるようになった。

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