まとめ:オートバイ編集部
第1位
スズキ「ハヤブサ」

SUZUKI Hayabusa
総排気量:1339cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:800mm
車両重量:264kg
税込価格:215万6000円
「ビッグバイクらしさ」の理想を体現した1台
ビッグバイクの魅力といえば、大排気量を活かした余裕のある動力性能と、存在感を感じさせる堂々たるスタイルに集約されるだろう。2022年のバイク・オブ・ザ・イヤーのビッグクラス、2年連続で堂々のトップとなったハヤブサが多くのライダーから支持されているのも、ハヤブサの特徴であり魅力の源であり、モデルチェンジでさらに進化した圧倒的な高速性能と個性的な空力スタイルが、まさにビッグバイクらしさを体現しているからにほかならない。
2021年だけトップだったなら、久々のモデルチェンジで注目された、ということになるところだが、デビューから1年以上経っても人気は衰えるどころかさらに加速。同じく熱烈なファンの多いZ900RSを引き離してのクラス2連覇は、ハヤブサ人気の盤石さを現していると言えそうだ。

従来モデルをベースにリファインすることで完成度を高めた、高い剛性としなやかさを両立させるアルミツインスパーフレーム。

標準装備されているクイックシフターはシフトアップ、ダウンの両方に対応する高機能なもの。

フロントフォークはKYB製でΦ43mmの倒立タイプ。フロントブレーキはΦ320mmローター。

リアサスもKYB製、超高速走行から街乗りまでを幅広くカバーするセッティング。
主なスペック・価格
| 全長×全幅×全高 | 2180×735×1165mm |
| ホイールベース | 1480mm |
| 最低地上高 | 125mm |
| シート高 | 800mm |
| 車両重量 | 264kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
| 総排気量 | 1339cc |
| ボア×ストローク | 81.0×65.0mm |
| 圧縮比 | 12.5 |
| 最高出力 | 138kW(188PS)/9700rpm |
| 最大トルク | 149N・m(15.2kgf・m)/7000rpm |
| 燃料タンク容量 | 20L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | 23゜ |
| トレール量 | 90mm |
| タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・190/50ZR17M/C(73W) |
| ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
| メーカー希望小売価格 | 215万6000円(消費税10%込) |
まとめ
一度は乗ってみたいライダーの憧れが結実!
各社のトップモデルたちがしのぎを削るBIGクラスは、事実上の「フラッグシップ決定戦」。投票するライダーたちにとって、このクラスのバイクに投票することは「一度は乗ってみたい」憧れのバイクに対する一票を投じる、という意味も持っている。

スズキ・ハヤブサ
連覇を飾ったハヤブサ、2位のZ900RSも、いずれもデビュー以来人気を博し続ける大ヒットモデル。どちらも一度は乗りたい、というライダーの羨望のまなざしを集めるモデルであることは間違いなさそうだ。

カワサキ・Z900RS SE
注目は初登場ながら3位にランクインしたホーク11。ニューモデルに対する興味から、新車が上位にランクインするのは人気投票の常だが、ホーク11はメーカーのホンダ自身が「上がりのバイク」と表現するように、飽きが来ない、長く楽しめる1台として開発されているモデル。2023年以降の順位に注目だ。
ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2022
ビッグクラスBEST10
| 順位 | メーカー | 車名 | POINT |
|---|---|---|---|
| 1 | SUZUKI | Hayabusa | 6295 |
| 2 | Kawasaki | Z900RS | 4424 |
| 3 | Honda | HAWK11 | 3695 |
| 4 | SUZUKI | KATANA | 3440 |
| 5 | Honda | CBR1000RR-R FIREBLADE | 2106 |
| 6 | Honda | Gold Wing Tour | 1823 |
| 6 | Honda | CB1300 SUPER FOUR | 1823 |
| 8 | Honda | Rebel1100 | 1647 |
| 9 | YAMAHA | XSR900 | 1498 |
| 9 | Kawasaki | Ninja H2 CARBON | 1498 |
まとめ:オートバイ編集部
※このランキングは、月刊『オートバイ』2022年10月号で発表したものになります(投票期間は2022年6月1日~7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。




