月刊『オートバイ』で毎年開催している「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」。この企画は読者のみなさまの投票によって、その年の人気ナンバーワン車種を決めるというお祭りです。果たして2022年、もっとも人気を集めた機種は何だったのか? 排気量関係なし「総合クラス」の結果を発表します!
まとめ:オートバイ編集部

諸元の並び順
 
●エンジン形式 ●総排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●車両重量 ●シート高 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後

第10位

カワサキ「Z650RS/50th Anniversary」

画像: Kawasaki Z650RS/50th Anniversary ●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●649cc●68PS/8000rpm●6.4kgf-m/6700rpm●188(50thは190)kg●800mm●12L●120/70ZR17・160/60ZR17 税込価格:101万2000円/110万円(50th)

Kawasaki Z650RS/50th Anniversary

●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●649cc●68PS/8000rpm●6.4kgf-m/6700rpm●188(50thは190)kg●800mm●12L●120/70ZR17・160/60ZR17

税込価格:101万2000円/110万円(50th)

往年の名車ザッパーを想わせるミドルRS

2022年4月にデビューしたZ650RSが10位にランクイン。バランスの良いミドルネイキッドとして知られるZ650をベースに、往年のZ風の古典的で男っぽいネイキッドスタイルを与えるという基本構成はZ900RSと同様。魅力的なスタイルで、扱いやすく軽快な走りを楽しめることが多くの支持の理由だろう。

第9位

スズキ「KATANA」

画像: SUZUKI KATANA ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998cc●150PS/11000rpm●10.7kgf-m/9250rpm●215kg●825mm●12L●120/70ZR17・190/50ZR17 税込価格:160万6000円

SUZUKI KATANA

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998cc●150PS/11000rpm●10.7kgf-m/9250rpm●215kg●825mm●12L●120/70ZR17・190/50ZR17

税込価格:160万6000円

電子制御スロットル採用で熟成度もアップ!

2019年、現代に蘇って一大センセーションを巻き起こしたカタナ。2022年2月の初のモデルチェンジでは、その唯一無二の魅力的なスタイリングを変えることなく、新型GSX-S1000に準ずる最新スペックの電子制御デバイスを取り入れることで、豪快な走りをより安全に楽しめるようになるなど完成度を大幅にアップ。9位にランクイン。

第8位

ホンダ「CBR1000RR-R FIREBLADE/SP/SP 30th Anniversary」

画像: Honda CBR1000RR-R FIREBLADE/SP/SP 30th Anniversary ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●999cc●218PS/14500rpm●11.5kgf-m/12500rpm●201kg●830mm●16L●120/70ZR17・200/55ZR17 税込価格:242万/278万3000円(SP)/283万8000円(30th)

Honda CBR1000RR-R FIREBLADE/SP/SP 30th Anniversary

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●999cc●218PS/14500rpm●11.5kgf-m/12500rpm●201kg●830mm●16L●120/70ZR17・200/55ZR17

税込価格:242万/278万3000円(SP)/283万8000円(30th)

ハイテク満載の史上最強CBR

CBRシリーズの最高峰にして、2022年の鈴鹿8耐ウイニングマシンでもあるCBR1000RR-Rが、総合8位に輝いた。車体やエンジンはもちろん、高機能な電子制御デバイス、ウイングレットを採用したカウルデザインなど、全身に満載された最新技術で実現した公道を走れるレーシングマシンというべき存在。その超高性能への憧れが得票を集めた。

第7位

ホンダ「クロスカブ110」

画像: Honda CROSS CUB110 ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●109cc●8.0PS/7500rpm●0.9kgf-m/5500rpm●107kg●784mm●4.1L●80/90-17・80/90-17 税込価格:36万3000円/37万4000円

Honda CROSS CUB110

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●109cc●8.0PS/7500rpm●0.9kgf-m/5500rpm●107kg●784mm●4.1L●80/90-17・80/90-17

税込価格:36万3000円/37万4000円

フロントブレーキのディスク化で走行性能も向上

2022年4月のモデルチェンジで、キャストホイール&ディスクブレーキ化、新型エンジン搭載などを受けたクロスカブ110が総合7位に。CT125・ハンターカブとキャラクターや用途は近いが、モダンで機能的なスタイル、優れた燃費、キャストホイール採用、抑えられた価格などで注目されている。

第6位

ホンダ「ホーク11」

画像: Honda HAWK11 ●水冷4ストOHC4バルブ並列2気筒●1082cc●102PS/7500rpm●10.6kgf-m/6250rpm●214kg●820mm●14L●120/70ZR17・180/55R17 税込価格:139万7000円

Honda HAWK11

●水冷4ストOHC4バルブ並列2気筒●1082cc●102PS/7500rpm●10.6kgf-m/6250rpm●214kg●820mm●14L●120/70ZR17・180/55R17

税込価格:139万7000円

2022年のニューモデル、個性あふれるツインスポーツ

ホンダ製2気筒スポーツに冠される伝統の車名「ホーク」を現代に復活させたニューモデル、ホーク11は登場からまだ間もないのに6位に顔を見せた。やはり注目を集めたのは、流麗なロケットカウルに象徴されるクラシカルなテイストと、洗練されたモダンなディテールやメカニズムを巧みに一体化させたその独特なスタイルだろう。

第5位

カワサキ「ZX-25R/SE/KRT EDITION」

画像: Kawasaki ZX-25R/SE/KRT EDITION ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●249cc●45PS/15500rpm●2.1kgf-m/13000rpm●183(SE、KRTは184)kg●785mm●15L●110/70R17・150/60R17 税込価格:84万7000円/93万5000円(SE・KRT)

Kawasaki ZX-25R/SE/KRT EDITION

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●249cc●45PS/15500rpm●2.1kgf-m/13000rpm●183(SE、KRTは184)kg●785mm●15L●110/70R17・150/60R17

税込価格:84万7000円/93万5000円(SE・KRT)

250ccクラス唯一の4気筒エンジンが吼える!

2021年は総合クラス2位だったニンジャZX-25R。今年の総合クラスでも昨年よりランクダウンしたとはいえ、多くの大排気量モデルを押しのけて総合クラス250cc最上位の5位となり、その注目度の高さを証明。現行250cc唯一の直4エンジンとそのパワフルさ、ニンジャの名に恥じない走りとフルカウルボディの存在感が人気の源泉。

第4位

ホンダ「CT125・ハンターカブ」

画像: Honda CT125 HUNTER CUB ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●124cc●8.8PS/7000rpm●1.1kgf-m/4500rpm●120kg●800mm●5.3L●80/90-17・80/90-17 税込価格:44万円

Honda CT125 HUNTER CUB

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●124cc●8.8PS/7000rpm●1.1kgf-m/4500rpm●120kg●800mm●5.3L●80/90-17・80/90-17

税込価格:44万円

タフに遊べる頼れる相棒

CT125・ハンターカブは2020年夏のデビュー。かつてのCT110譲りなレトロでタフなアウトドアテイスト満点のスタイルと、スーパーカブ系ベースらしい高い実用性、信頼性から注目を集めてあっという間に大人気となり、昨年も125ccながら5位。そして今年は4位にランクアップ。

街乗りからツーリングまでをこなす、質実なだけではない「遊べるカブ」の完成形として、いまやすっかり定番モデルになったといえるだろう。

画像: アップマフラーをはじめスタイルはルーツとなったCT110そのまま。PGM-FI仕様の125ccエンジン、前後ディスクブレーキなど中身は現代的だ。

アップマフラーをはじめスタイルはルーツとなったCT110そのまま。PGM-FI仕様の125ccエンジン、前後ディスクブレーキなど中身は現代的だ。

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