ホンダの250ccスクーター「フォルツァ」は2000年に初代モデルが誕生。時代に合わせ進化を遂げてきたロングセラーモデルだ。現行モデルは2021年3月に発売。このフォルツァを日常的に約1カ月間使用して感じたことをお伝えする。
文:山口銀次郎/写真:西野鉄兵

ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説

画像1: ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説

フェイスデザイン

ヘッドライトにはLEDランプを採用し、その上に別れたレンズ内には導光ライトを採用したデイライトを配置する。フロントターンシグナルはバックミラーに内蔵されている。


電動スクリーン

スクリーンは、180mmもの可動領域を有する無段階タイプ。左側スイッチボックスのボタン操作にて簡単に調整可能となっている。可動速度もスピーディで、ボタン操作とタイムラグを感じさせない。


画像2: ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説

メーター

メーターパネルには、アナログ回転式速度計と回転計を左右に配置し、センター上面にはモノクロ液晶のインジケーターを配置。センター下部にはワーニングランプなど装備。センターインジケータには、トリップや燃料計のほか、走行状況と燃料残量を計算した航続可能距離を表示。


画像3: ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説

エンジン

現行フォルツァは2018年にニューモデルとしてデビューし、2021年には環境性能に優れパワフルな特性を両立した「eSP+エンジン」を採用。最高出力は23PS/7750rpm・最大トルクは2.4kgf・m/6,250rpm。


画像4: ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説

フロント足まわり

15インチホイールに、Φ256mmの大径ディスクと片押し2ポットキャリパーの組み合わせのブレーキシステムをセット。前輪後輪ともにABSブレーキシステムを導入している。


画像5: ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説

リア足まわり

リアホイールは14インチを採用し、リアブレーキにもABSを装備。滑りやすい路面や加速時などにスリップを抑制し、適正なパワーデリバリーを行うHondaセレクタブルトルクコントロールを採用。任意でon&off切り替えが可能となっている。


画像6: ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説

給油口

燃料給油口はセンターフレーム部分に。イグニッションスイッチ脇のボタンでオープン操作が可能なフューエルリッドを設ける。


画像7: ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説

イグニッション

スマートキーシステムのため、イグニッション操作やハンドルロックはフロントカバーインナー右側の回転ノブタイプのスイッチで行う。イグニッションスイッチ脇には、フューエルリッド&シートの解鍵のスイッチが配置される。


画像8: ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説

フロアボード

フロアボードは前後長を確保し、フロントせり上がり部分も有効的に使用出来るデザインとなる。タンデムステップは、折りたたみ式バーを採用。


画像9: ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説

シート

締まるところは締まり、ゆったりと幅を持たせるところは幅を持たせた、メリハリのあるグラマラスなシート。荷物など積載時に邪魔にならない、シート上面とフラットな設定となるグラブバーは、後端がグリップ部分になるためホールドしやすくなっている。


シート下収納スペース

シート下ラゲッジスペースは、フルフェイスヘルメットが2個収納可能な大容量48Lを確保。収納する荷物を分けるのに便利な取り外し可能なセパレートプレートを装備。


画像10: ホンダ「フォルツァ」各部装備・ディテール解説

テールランプ

スタイリッシュかつ意匠に凝ったテールランプ&ターンシグナルには、LEDランプを採用。ABSが作動するような急制動時には、後続車へ注意を促すためにターンシグナルが高速点滅を行うエマージェンシーストップシグナルを採用。

ホンダ「フォルツァ」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2145×750×1360mm
ホイールベース1510mm
最低地上高145mm
シート高780mm
車両重量186kg
エンジン形式水冷4ストOHC4バルブ単気筒
総排気量249cc
ボア×ストローク67.0×70.7mm
圧縮比10.2
最高出力17kW(23PS)/7750rpm
最大トルク24N・m(2.4kgf・m)/6250rpm
燃料タンク容量11L
変速機形式無段変速式(Vマチック)
タイヤサイズ(前・後)120/70-15・140/70-14
ブレーキ形式(前・後)ディスク・ディスク
メーカー希望小売価格65万8900円(消費税10%込)
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文:山口銀次郎/写真:西野鉄兵

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