欧州でポピュラーなスクーターは、フロントに大径のホイールを採用した「ハイホイール」タイプのモデル。ホンダのディオ110は、そんなハイホイールスタイルを採用したモデルで、安定感の高い走りと手頃な価格が魅力。その実力を試乗チェックしてみよう。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

ホンダ「Dio110」ライディングポジション・足つき性

シート高:760mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: ホンダ「Dio110」ライディングポジション・足つき性

フラットフロアで足元が広く、着材位置自由度の高いシートと併せてライディングポジションに窮屈さはない。前後14インチタイヤながらシート高は760mmと低めで、身長150cm台の小柄なライダーでも安心して乗れる。

ホンダ「Dio110」各部装備・ディテール解説

画像: エンジンはボア、ストロークを変更してロングストローク仕様とした新世代の空冷eSPユニット。圧縮比も高められた。

エンジンはボア、ストロークを変更してロングストローク仕様とした新世代の空冷eSPユニット。圧縮比も高められた。

画像: サイレンサーカバーは前モデルよりシャープな形状のものに変更された。サイレンサー自体も細身のシェイプとなっている。

サイレンサーカバーは前モデルよりシャープな形状のものに変更された。サイレンサー自体も細身のシェイプとなっている。

画像: キャストホイールは細身のスポークを持つ、スピード感のあるデザインに変更。フェンダー形状も新しいものとなっている。

キャストホイールは細身のスポークを持つ、スピード感のあるデザインに変更。フェンダー形状も新しいものとなっている。

画像: ライト形状やフロントカウルに大型のウインカーをビルトインする構造は前モデルを引き継ぐが、デザインは大きく洗練された。

ライト形状やフロントカウルに大型のウインカーをビルトインする構造は前モデルを引き継ぐが、デザインは大きく洗練された。

画像: 今回からメーターに液晶ディスプレイを追加。オドメーターと燃料計がデジタル表示となり、機能性も大きく高まった。

今回からメーターに液晶ディスプレイを追加。オドメーターと燃料計がデジタル表示となり、機能性も大きく高まった。

画像: スマートキーシステムを採用。キーフォブを携帯すれば、イグニッションのON/OFFと、シートの開閉が可能。

スマートキーシステムを採用。キーフォブを携帯すれば、イグニッションのON/OFFと、シートの開閉が可能。

画像: シートはフラットな形状でライディングポジションの自由度は高い。リアキャリアを兼ねたグラブバーも堅牢なもの。

シートはフラットな形状でライディングポジションの自由度は高い。リアキャリアを兼ねたグラブバーも堅牢なもの。

画像: トランクスペースは17.7リットルから18リットルへと拡大。形状にもよるが、フルフェイスヘルメットも1個収納可能。

トランクスペースは17.7リットルから18リットルへと拡大。形状にもよるが、フルフェイスヘルメットも1個収納可能。

ホンダ「Dio110」主なスペック・価格

全長×全幅×全高1870×685×1100mm
ホイールベース1255mm
最低地上高150mm
シート高760mm
車両重量96kg
エンジン形式空冷4ストSOHC単気筒
総排気量109cc
ボア×ストローク47.0×63.1mm
圧縮比10.0
最高出力6.4kW(8.7PS)/7500rpm
最大トルク9.0N・m(0.92kgf・m)/5750rpm
燃料タンク容量4.9L
変速機形式Vベルト無段変速
タイヤサイズ(前・後)80/90-14M/C 40P・90/90-14M/C 46P
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・ドラム
メーカー希望小売価格24万2000円~24万5300円(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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