古くからレーダー探知機を開発・販売してきたデイトナ。ニューモデル「モトGPSレーザー」は、新型レーザー式オービスにも対応している!
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

デイトナ「モトGPSレーザー」をテスト&レポート

画像: DAYTONA MOTO GPS LASER メーカー希望小売価格:税込37,400円

DAYTONA MOTO GPS LASER

メーカー希望小売価格:税込37,400円

GPSとレーダー、レーザーをすべて受信して「うっかり違反」を防止

デイトナの「モトレーダー」シリーズはオービスの位置データとレーダー波、取締用無線の受信を総合的に活用した取り締まり探知アイテム。先に最新のレーザー光による速度計測にも対応したモトGPSレーダー5が発表されたが、そのアップデート版がモトGPSレーザーだ。僕自身、歴代のモトGPSシリーズを使い続けていて、確かな探知性能に加え、豊富な付加機能と自分の走り方に合わせて警告や表示を設定できることが気に入っている。

取り付けはM10ネジのミラー取り付け部に挟み込む別売バイク用ステーを使うのが手軽。カウルミラーの車両ならミラー取り付け穴付きのレバーホルダーを使う方法もある。本体とは別にレーザー受信ユニットを固定する必要があるが、別売のETCアンテナステーを使えば簡単だ。

2週間試用した段階でレーザー式移動オービスには遭遇できていないものの、固定式オービスはGPSデータとレーダー波受信で確実に反応する。警告は画面表示と付属のヘルメット用スピーカーからの音声および警報音だが、現実的にはヘルメット用インカムとBluetooth接続した方がスマートで聞き取りやすい。

取り締まり警告の他、現在の速度、標高、運転時間/距離、バンク角なども表示でき、ツーリングの楽しさを多角的に広げるガジェットとして仕上がっている。

画像: GPSデータを使った画面警告は最長2km手前から表示される。取締方法を識別して表示し、制限速度や現在の走行速度も報せてくれる。

GPSデータを使った画面警告は最長2km手前から表示される。取締方法を識別して表示し、制限速度や現在の走行速度も報せてくれる。

画像: オートバイ専用品らしい機能がバンク角表示。反応速度や正確さは今ひとつなので、あくまでも目安として楽しもう。

オートバイ専用品らしい機能がバンク角表示。反応速度や正確さは今ひとつなので、あくまでも目安として楽しもう。

画像: レーザー受信ユニットは正面に向けて地面と水平に固定。本体購入時にバイク用ステーとアンテナステーまたはカーステーを揃えておこう。

レーザー受信ユニットは正面に向けて地面と水平に固定。本体購入時にバイク用ステーとアンテナステーまたはカーステーを揃えておこう。

画像: 本体サイズは幅103mm×高さ57mm×厚さ24mmで重量116g。表示部は2.4インチのカラー液晶で、日中でも見やすい。もちろん防水構造だ。

本体サイズは幅103mm×高さ57mm×厚さ24mmで重量116g。表示部は2.4インチのカラー液晶で、日中でも見やすい。もちろん防水構造だ。

画像: 最新のバイク用レーダー探知機を使用レビュー|デイトナ「モトGPSレーザー」は驚くほど多機能だった!

テスター太田安治の欲張りリクエスト

内蔵バッテリー/スピーカーの廃止で本体が軽量化され、走行中の振動が減った。唯一面倒に感じたのがレーザー受信ユニットを別に固定する必要があること。せめてGPSアンテナ並みに小型化して欲しい。

画像: 【公式動画】バイク用_超高感度レーザー&レーダー探知機_MOTO GPS LASER_392 www.youtube.com

【公式動画】バイク用_超高感度レーザー&レーダー探知機_MOTO GPS LASER_392

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文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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