GSX-R1000譲りの強心臓が自慢のスポーツネイキッド・GSX-S1000のカウル付きモデル「F」が、シリーズのモデルチェンジにあたり大幅進化。新たに「GT」となって生まれ変わった。ネイキッド版のS1000同様、インパクト十分の大胆なスタイリングが目を惹く一台だ!
文:ゴーグル編集部/写真:松川 忍

スズキ「GSX-S1000GT」各部装備・ディテール解説

画像: 内部構造を見直したエアクリーナーボックスや電子スロットルによって、吸気抵抗の大幅な削減を実現。特徴的な吸気音の響きは残された。クラッチは単なるスリッパークラッチではなく、より高度なクラッチアシストシステムを採用。双方向クイックシフトと合わせ機能性がアップ。

内部構造を見直したエアクリーナーボックスや電子スロットルによって、吸気抵抗の大幅な削減を実現。特徴的な吸気音の響きは残された。クラッチは単なるスリッパークラッチではなく、より高度なクラッチアシストシステムを採用。双方向クイックシフトと合わせ機能性がアップ。

画像: 排気系は4-2-1レイアウトこそGSX-S1000Fと同じだが完全に新設計。快適なツーリングに合わせたサウンドと優れた環境性能を備える。

排気系は4-2-1レイアウトこそGSX-S1000Fと同じだが完全に新設計。快適なツーリングに合わせたサウンドと優れた環境性能を備える。

画像: シャープなノーズ先端にV字状のポジションランプが埋め込まれ、その左右にモノフォーカスLEDヘッドライトをマウント。ネイキッドのGSX-S1000はフロント左右にウイングが装着されていたが、GTではダクトウイング風になった。

シャープなノーズ先端にV字状のポジションランプが埋め込まれ、その左右にモノフォーカスLEDヘッドライトをマウント。ネイキッドのGSX-S1000はフロント左右にウイングが装着されていたが、GTではダクトウイング風になった。

画像: 防風効果を最大限に発揮するコンパクトなスクリーン。側面上部の小さな折り目は、ライダーの肩部を風から保護する効果があるという。オプションでさらなる快適さをもたらす防風性能を備える標準スクリーンより70mm大きなツーリングスクリーンが用意される予定となっている。

防風効果を最大限に発揮するコンパクトなスクリーン。側面上部の小さな折り目は、ライダーの肩部を風から保護する効果があるという。オプションでさらなる快適さをもたらす防風性能を備える標準スクリーンより70mm大きなツーリングスクリーンが用意される予定となっている。

画像: クラッチレバーを操作しなくても、スムーズにシフトアップ・ダウンができる双方向クイックシフトシステムを装備している。双方向クイックシフトシステムで、各部のセンサーなどの情報をもとにECMがスロットルバルブを制御し、スムーズな変速操作を可能にする。

クラッチレバーを操作しなくても、スムーズにシフトアップ・ダウンができる双方向クイックシフトシステムを装備している。双方向クイックシフトシステムで、各部のセンサーなどの情報をもとにECMがスロットルバルブを制御し、スムーズな変速操作を可能にする。

画像: ハンドルバーは前モデルのFに対し幅が23mm広がり、グリップが14mm手前となったことで操作性が向上している。TFTカラー液晶メーターの左側には、スマートフォンなどの機器へ給電・充電するためのUSBコネクターが設けられている。

ハンドルバーは前モデルのFに対し幅が23mm広がり、グリップが14mm手前となったことで操作性が向上している。TFTカラー液晶メーターの左側には、スマートフォンなどの機器へ給電・充電するためのUSBコネクターが設けられている。

画像: ハイグレードなブレンボのラジアルマウントモノブロックキャリパー。Φ43mm倒立フロントフォークはKYB製。KYB製の倒立フロントフォークは伸び側・圧側それぞれの減衰力、スプリングプリロード調整できるフルアジャスタブルタイプ。

ハイグレードなブレンボのラジアルマウントモノブロックキャリパー。Φ43mm倒立フロントフォークはKYB製。KYB製の倒立フロントフォークは伸び側・圧側それぞれの減衰力、スプリングプリロード調整できるフルアジャスタブルタイプ。

画像: GSX-R1000譲りの強度の高いアルミ製スイングアームを採用。洗練された快適な乗り味と、スポーティな走りを両立させるには欠かせない。リンク式のリアサスは圧側減衰力とスプリングプリロードを調整可能。

GSX-R1000譲りの強度の高いアルミ製スイングアームを採用。洗練された快適な乗り味と、スポーティな走りを両立させるには欠かせない。リンク式のリアサスは圧側減衰力とスプリングプリロードを調整可能。

画像: シートはライダー側、タンデム側共に長距離走行での快適さを重視。グリップ性の高い表皮、実用的なグラブバーが特徴。メインフレームはGSX-S1000と共通だが、タンデムやサイドケース装着に対応させるため、シートレールは専用のものが用意された。

シートはライダー側、タンデム側共に長距離走行での快適さを重視。グリップ性の高い表皮、実用的なグラブバーが特徴。メインフレームはGSX-S1000と共通だが、タンデムやサイドケース装着に対応させるため、シートレールは専用のものが用意された。

画像: リアコンビネーションランプと新しいデザインのウインカーには、高い視認性と長寿命を両立するLEDを使用している。標準装着タイヤはダンロップのロードスポーツ2。

リアコンビネーションランプと新しいデザインのウインカーには、高い視認性と長寿命を両立するLEDを使用している。標準装着タイヤはダンロップのロードスポーツ2。

画像: 【動画】Say hello to the new GSX-S1000GT! www.youtube.com

【動画】Say hello to the new GSX-S1000GT!

www.youtube.com

スズキ「GSX-S1000GT」主なスペック

全長×全幅×全高2140×825×1215mm
ホイールベース1460mm
最低地上高140mm
シート高810mm
車両重量226kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量999cc
ボア×ストローク73.4×59.0mm
圧縮比12.2
最高出力152PS/11000rpm
最大トルク10.8kg-m/9500rpm
燃料タンク容量19L
変速機形式6速リターン
キャスター角25゜
トレール量100mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・190/50ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmダブルディスク・Φ220mmディスク

文:ゴーグル編集部/写真:松川 忍

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