スクーターの枠を超え、ATスポーツというジャンルを切り拓いたヤマハのTMAXが、モデルチェンジを果たした。従来型を発展させた今度の新型は、インパクト十分のマスク採用に加え、装備も一層充実。MAXシリーズの旗艦にふさわしい仕上がりを見せている。
文:オートバイ編集部

ヤマハ「TMAX/TECH MAX」の特徴

画像: YAMAHA TMAX 総排気量:562cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:800mm 車両重量:218kg

YAMAHA TMAX

総排気量:562cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:800mm
車両重量:218kg

画像: YAMAHA TMAX Tech MAX 総排気量:562cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:800mm 車両重量:220kg

YAMAHA TMAX Tech MAX

総排気量:562cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:800mm
車両重量:220kg

精悍さと迫力アップの大胆フォルムにリニューアル!

スポーツバイク的な走りを楽しめるTMAXは、2001年の初代デビューから、走りを重視したコンセプトとスポーティなスタイル、そして通常のスクーターとは構造の異なるエンジンや駆動系などの基本的メカニズムを受け継いで、最新のデザインや技術を取り入れながら、20年に渡り進化を続けてきた。

そして2021年11月には、前回モデルチェンジされたばかりのTMAX560からわずか2年でモデルチェンジを敢行。EICMA2021でその全容が発表された。

今回はシリーズの伝統を受け継ぎながら、スーパースポーツ的な大胆な造形のLEDヘッドライトを備えたフロントマスクが目立つ、ダイナミックスなイメージのデザインを採用。従来モデルよりもスポーティなイメージが強調されている。

スポーティさと同時に贅沢な装備も一層充実

2022年モデルの新型TMAXは、シート形状やポジションなども大きく見直されていて、街乗りから高速道路を使った長距離移動といった幅広いシチュエーションで扱いやすく快適に走ることが可能。

装備類も充実し、スマホコネクトも可能でフルマップタイプのナビ機能も利用できる7インチカラーTFTメーターを搭載。USBポート内蔵の防水コンパートメント、電動フィラーキャップ、スマートキーなど、贅沢な内容を誇っている。

バランスの良いアルミ製フレームや足回り、パワフルな562ccパラツインエンジン、D-MODEやトラクションコントロールなど、キレのある走りを支えるメカニズムは従来モデルからさらに熟成。電動調整式スクリーン、グリップ&シートヒーター、クルーズコントロールなどの装備を備える上級版のTECH MAXも設定されている。

画像: ボディ中央に走るブーメラン形状のビームがTMAXの伝統。リアからの眺めはスクーターというよりスーパースポーツのようだ。

ボディ中央に走るブーメラン形状のビームがTMAXの伝統。リアからの眺めはスクーターというよりスーパースポーツのようだ。

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