KTM「RC390」ライディングポジション・足つき性
シート高:824mm
ライダーの身長・体重:161cm・53kg
![画像1: KTM「RC390」ライディングポジション・足つき性](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/28/1f8066f350fe269f43705c6ae60d74eaab2133e9_xlarge.jpg)
従来型から燃料タンク後端が8mm後方に、シートが4mm高くなり、ライポジはわずかにレーシー傾向に振られたが、スーパースポーツとして上体の前傾度は強くない。身長161cmで両爪先が接地、足着き性も悪くない。
![画像2: KTM「RC390」ライディングポジション・足つき性](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/28/cdc37389652c5057ee6c1e20c6989871e75cb392_xlarge.jpg)
KTM「RC390」各部装備・ディテール解説
![画像: ヘッドライトと両サイドのポジションライトもLED化された。フロントマスク部と一体化したウィンドスクリーンもあって、フロントビューも斬新である。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/28/3a5cbaf0a595a115ead49aeef0c78e70b2361f3e_xlarge.jpg)
ヘッドライトと両サイドのポジションライトもLED化された。フロントマスク部と一体化したウィンドスクリーンもあって、フロントビューも斬新である。
![画像: 373cc水冷単気筒は基本を受け継ぐが、新しいライド・バイ・ワイヤシステムを採用し、ユーロ5準拠となる。最大トルク値は増強、最高出力は44PSと同じだが、実際は増強されている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/28/ac344b39b419a5212591b60d6a6777ee6ae642d9_xlarge.jpg)
373cc水冷単気筒は基本を受け継ぐが、新しいライド・バイ・ワイヤシステムを採用し、ユーロ5準拠となる。最大トルク値は増強、最高出力は44PSと同じだが、実際は増強されている。
![画像: リアフレームは別体式となった。メインフレームと合わせて1.5kg軽量化された。リアサスはリンクレスタイプで、WP製ショックはプリロードと伸び減衰が5段階調整式である。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/28/c359289ff29a14eb9f924f63d437e905dd8db031_xlarge.jpg)
リアフレームは別体式となった。メインフレームと合わせて1.5kg軽量化された。リアサスはリンクレスタイプで、WP製ショックはプリロードと伸び減衰が5段階調整式である。
![画像: Φ320mm径のフロントディスクは、インナーブラケットが廃され、960g軽量化された。対向4ピストン式ラジアルマウントキャリパーも含め、従来型と同じくBYBRE製である。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/28/29dd34177064c626abc3b37d8780da085f896563_xlarge.jpg)
Φ320mm径のフロントディスクは、インナーブラケットが廃され、960g軽量化された。対向4ピストン式ラジアルマウントキャリパーも含め、従来型と同じくBYBRE製である。
![画像: 前後ホイールは、従来型から3.4㎏(前後それぞれ1.7kg)も軽量化された。リアブレーキは従来型と同じく、Φ230mm径ディスクと片押し1ピストンキャリパーの組み合わせだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/28/fa8a28a88a1590694f3b243b59512f6a3c227265_xlarge.jpg)
前後ホイールは、従来型から3.4㎏(前後それぞれ1.7kg)も軽量化された。リアブレーキは従来型と同じく、Φ230mm径ディスクと片押し1ピストンキャリパーの組み合わせだ。
![画像: 新型のメーターにはTFTカラーディスプレイが採用された。左ハンドルスイッチでABSやトラコンの制御パネルにも切り換わる。また、周囲光によって明るさが自動的に調光される。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/28/847b2eed825bb1d8f4ee39573fcb908bcb0c4a70_xlarge.jpg)
新型のメーターにはTFTカラーディスプレイが採用された。左ハンドルスイッチでABSやトラコンの制御パネルにも切り換わる。また、周囲光によって明るさが自動的に調光される。
![画像: 前部に燃料タンクが置かれ、容量は9.5Lから13.7Lに容量アップ。カバーに被われた後部にはバッテリーや電子制御ユニット、電装品が収まっている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/28/e0387b35a873d2b85ae5764325ea39022545083c_xlarge.jpg)
前部に燃料タンクが置かれ、容量は9.5Lから13.7Lに容量アップ。カバーに被われた後部にはバッテリーや電子制御ユニット、電装品が収まっている。
![画像: ダブルシート式のシートは、ライダー、ピリオン側ともに厚みがあって快適だ。シート表皮も滑りにくい材質が選ばれ、軽量級とは思えない上質さである。シート高は4mm高い824mm。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/10/28/39719b7739bc6fe0027f90d98728ac2e9a2b10b4_xlarge.jpg)
ダブルシート式のシートは、ライダー、ピリオン側ともに厚みがあって快適だ。シート表皮も滑りにくい材質が選ばれ、軽量級とは思えない上質さである。シート高は4mm高い824mm。
KTM「RC390」主なスペック
全長×全幅×全高 | NA |
ホイールベース | 1343mm |
シート高 | 824mm |
車両重量 | 155kg(半乾燥) |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 373cc |
ボア×ストローク | 89×60mm |
圧縮比 | 12.6 |
最高出力 | 32kW(44PS)/9000rpm |
最大トルク | 37N・m(3.77kgf・m)/7000rpm |
燃料タンク容量 | 13.7L |
変速機形式 | 6速リターン |
ステアリングヘッド角 | 66.5゜ |
トレール量 | 84mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmディスク・Φ230mmディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70ZR17・150/60ZR17 |
文:和歌山利宏/まとめ:オートバイ編集部