月刊『オートバイ』の恒例企画、その年の人気ナンバーワンバイクを読者投票で決める「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」。今回はその中から排気量751cc以上の「ビッグクラス」でトップ10に輝いたバイクを紹介します!
まとめ:オートバイ編集部

第4位

ホンダ「CBR1000RR-R ファイアーブレード」

画像: Honda CBR1000RR-R FIREBLADE / SP ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●999cc●218PS/14500rpm●11.5kg-m/12500rpm●201kg●830mm●16L●120/70ZR17・200/55ZR17 税込価格:242万円 / 278万3000円(SP)

Honda CBR1000RR-R FIREBLADE / SP

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●999cc●218PS/14500rpm●11.5kg-m/12500rpm●201kg●830mm●16L●120/70ZR17・200/55ZR17

税込価格:242万円 / 278万3000円(SP)

レースで勝つためだけにあらゆる最新技術を投入

2020年デビューした国産リッタースーパースポーツの最新モデル、CBR1000RR-R ファイアーブレードと、その上級グレードである「SP」が、今回のバイクオブザイヤー・BIGクラスで、スーパースポーツとしては最上位の4位に食い込んだ。

画像: 第4位

レースで勝利することだけを目指し、MotoGPマシン・RC213Ⅴ譲りの最新技術を惜しみなく投入して開発されただけに、218PSもの大パワーを発揮する直4エンジンやフレーム、サスペンション、さらにカウルにビルトインされた、ダクト形状のウイングレットといった、ありとあらゆる部分が最新鋭。メカニズムのすべてはサーキットでの速さのためだけに造られており、見る者に凄みすら感じさせる。

言ってみれば、RR-Rはホンダの勝つための「執念」が詰まったモデル。これだけの意気込みを感じさせるバイクは、現在の国産車にはそうそうないだろう。

画像: 剛性バランスに優れるΦ41mmのショーワ製BPFフォーク。車体姿勢セッティングの自由度も高い。

剛性バランスに優れるΦ41mmのショーワ製BPFフォーク。車体姿勢セッティングの自由度も高い。

画像: ユニットプロリンクを採用したリアサスに、内部構造を最適化したスイングアームの組み合わせ。

ユニットプロリンクを採用したリアサスに、内部構造を最適化したスイングアームの組み合わせ。

画像: 最新の空力性能と機能美を合わせ持つスタイリング。

最新の空力性能と機能美を合わせ持つスタイリング。

画像: 高機能な電子制御システムの状態を表示するため、メーターにフルカラーTFT液晶を採用。

高機能な電子制御システムの状態を表示するため、メーターにフルカラーTFT液晶を採用。

第3位

カワサキ「Z900RS」

画像: Kawasaki Z900RS ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●948cc●111PS/8500rpm●10.0kg-m/6500rpm●215kg●800mm●17L●120/70ZR17・180/55ZR17 税込価格:138万6000円

Kawasaki Z900RS

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●948cc●111PS/8500rpm●10.0kg-m/6500rpm●215kg●800mm●17L●120/70ZR17・180/55ZR17

税込価格:138万6000円

あらゆるライダーの心に響くフォルムと走り

Z900RSは2018年モデルとして登場して以降、毎年ボディカラーの他は大きな改良は受けていないが、デビュー以降ずっと安定した人気をキープしている。今年のバイクオブザイヤー・BIGクラスでも、ハヤブサ、レブル1100という注目のニューカマーに続く3位に輝いた。

その絶大な人気の理由は、やはり「現代のZ1」というべき、往年の空冷Zを思わせるレトロな雰囲気の、かつ洗練されたスタイリングにある。一方で、メカ部分はZ900というスポーツネイキッドをベースとして最新技術で固め、想像以上にシャープなフットワークを楽しませてくれる。

カラーリングも、毎年ごとに歴代Z1のボディカラーを再現したものをラインアップ。昔を懐かしむライダーから、Z1を知らない若者まで、幅広い層を取り込んでいる。

画像: Z900をベースにした948cc水冷直4エンジン。低中速域での力強さと扱いやすさを両立している。

Z900をベースにした948cc水冷直4エンジン。低中速域での力強さと扱いやすさを両立している。

画像: 往年のZ1のタンク形状を見事に再現。2022年モデルのカラーは1975年モデルのZ1がモチーフ。

往年のZ1のタンク形状を見事に再現。2022年モデルのカラーは1975年モデルのZ1がモチーフ。

画像: テールカウルにもLEDテールランプにも、Z1をオマージュしたデザインが採用された。

テールカウルにもLEDテールランプにも、Z1をオマージュしたデザインが採用された。

画像: 上級機種となる「Z900RS SE」も発表された。2022年春頃の発売を予定している。 www.autoby.jp

上級機種となる「Z900RS SE」も発表された。2022年春頃の発売を予定している。

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