ポジション系を先に展開しマフラーは予約受付中

2021年2月に発表、国内でも4月から販売を始めた第3世代スズキ・ハヤブサ。ケイファクトリーは、集中的な採寸作業やパーツ形状検討等を行い、その発売からわずか1週間でこの形=ほぼフルカスタムと言える第3世代ハヤブサ・カスタムを製作した。前述のような自社開発パーツのそれぞれを見せるだけでなく、この車両を1台のカスタムマシンとして見た時の魅力も一緒に作り込もうと、前後サスペンションやカーボン製フロントフェンダーなども備えているのも特徴となっている。

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その後、この車両に装着されたパーツ群は同社ホームページを見ても分かるように、続々と市販に移されている。その中でもハヤブサファン、カスタムファンのどちらも気になるのが「チタン フルエキゾーストマフラー 2本出し(ヘキサゴンサイレンサー) JMCA認証」だろう。いち早く世に現れた姿は、ノーマルに同じ左右出しのレイアウトを採り、車体にマッチした迫力を醸し出しつつ同時にスリムなシルエットを作り出し、ゴールド仕上げの高質さとともに垂涎のパーツとなっていた。

同社によれば7月時点で既に加速騒音試験はクリア、排ガス試験もクリア後に夏には発売の予定だったが、コロナ禍により認証試験が延期されているため、8月末時点では予約受付を行っている状態。試験再開後には納期等も決まり、それは同社HPでも随時発表予定。ストリートでこのマフラーが楽しめるのももう間近というわけだ。

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既に販売されているパーツとしては、「トップブリッジセット(ハンドルバー付き)」と「ライディングステップ」といったポジション系に注目したい。前者はハンドルバーとクランプもセットになっていて、垂れ角は0~8度(ノーマルは8度)、絞り角も10度の調整が可能。削り出しのトップブリッジもMotoGPスタイルの肉抜きデザインが魅力的だ。ライディングステップは4ポジションで操作性も高めてくれ、ベースプレートのフレームとの一体感も好感が持てるデザインという点もいい。

ほかにも、チェンジシャフトホルダーやフロントスプロケットカバー、ラジエーターコアガードなど、機能面を的確にサポートするパーツも販売中。マフラー等同様、こちらも要注目だ。

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「トップブリッジセット(ハンドルバー付き)」はダイレクトな操作感を生み、視覚的な軽快感も見せる肉抜きデザインの削り出しトップブリッジに、210mm長のセパレートタイプハンドルバーと、アルミ削り出しのハンドルバークランプをセットとしている。垂れ角は0~8度、絞り角10度の調整が可能。垂れ角8°の時にノーマルより6mmバーが低くなる設定。バーエンドキャップは付属しない。

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NC削り出しによるトップブリッジのフォークオフセットは純正値に同じだ。新型ビレットバーエンドやレバーガードもケイファクトリーによる。

「ライディングステップ」は超ジュラルミン高精度削り出し。バー位置はノーマルから各アップ×バック(mm)で①15×5 ②15×15 ③25×5 ④25×15の4パターンを選択可能。バーからのペダル位置も前後5mm移動可能。写真のゴールドは「カラーオーダー」の例だ。

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フロントフォークはオーリンズ倒立に換装され、フロントフェンダーはマジカルレーシング製のカーボンパーツに換装。アクスル部にはジュラコン削り出し/K-FACTORYロゴ入りの本体+アルミ製ベースの「フロントアクスルスライダー」もさりげなく装着されている。

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アルミ削り出しの「オイルフィラーキャップ Cタイプ]の左右ボルトはケイファクトリー・ステンレスエンジンボルト(ヒート)を装着する。

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アルミ7075材(超々ジュラルミン)で高強度化と軽量化を図った「リンクロッド」は純正リンクロッドと交換するだけのボルトオン設計で、ロッド長がノーマルに対し-6~+18mmまで変更可能。車高の調整ができる。従来型でも第3世代でも使えるパーツだ。

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「フロントスプロケットカバー」もアルミ削り出しにより車体左側に精悍なイメージを作る。その前側に付く「クラッチレリーズ」もケイファクトリー製。カバー下側にはチェンジシャフトの支持部を追加してシフト操作を的確にする「チェンジシャフトホルダー」も装備する。

このチタン フルエキゾーストマフラーは、写真のようにノーマルタンデムステップの装着もOK。もちろん、ノーマルステップでも装着可能。

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「ラジエターコアガード&オイルクーラーガードセット」はステンレス製エッチング加工・高精度ハニカムメッシュ。写真ではRタイプを装着している。

取材協力:ケイファクトリー

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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