BMWが新型「C400X」「C400GT」を2021年7月16日に発売！ モデルチェンジで完成度を高めた350ccスクーター

BMW新型「C400X」「C400GT」の特徴

7月16日から全国正規ディーラーで発売開始

2012年からBMWのスクーターであるCシリーズのラインナップに、シティコミュータに最適なモデルとして加わった、ミドルサイズスクーターである両モデル。

「BMW C400X」は都市での素早い移動をするだけでなく、アーバン・モビリティを積極的に楽しむためのモデルという位置付け。

「BMW C400GT」は、基本的なメカニズムをXと共用しながら、長距離ツーリングでの快適性を重視した装備を与えられたグランツーリスモバージョンとして開発された。

今回登場する新型では、その基本的なコンセプトは受け継ぎながら、細部の改良によって熟成が進められた。従来モデルと同様の350cc水冷単気筒エンジンはシリンダーヘッドや触媒コンバーターなど、多岐にわたって改良を施し、よりスムーズかつ繊細なスロットルレスポンスを実現させ、さらにアイドリング安定性も向上。排ガス規制ユーロ5にも対応させている。

そしてエンジンの駆動効率を高めるためCVTを用いた駆動系の改良や、ねじれ剛性を高めたスイングアームも装備。

車体を見ると新しいフロントブレーキキャリパーを採用することで、ブレーキのレスポンスを向上させ、左右対称のブレーキフィールを実現した。また、安全装置として標準装備されていたオートマチック・スタビリティ・コントロール（ASC）は、新たにオートマチック・ラディアス・キャリブレーション機能を採用。

これまでは、タイヤ交換時などに手動で調整が必要だったが、新型は自動調整されるのでメインテナンス性が向上。機能的にも従来よりも俊敏なレスポンスとなり、ウェット路面など滑りやすい状況におけるコントロール性を向上させた。

機能面では大容量のシート下の収納スペースの内部照明を、これまでの側面から照らすのではなく、上方からの照明に変更。

さらに従来から装備されていた12Vの電源ソケットにプラスして、新たにフロントの蓋付き小物入れにUSB充電ポートも装備されて利便性を大幅に向上。また、日本仕様ではETC 2.0車載器も標準装備されている。

BMW新型「C400X」のカラーバリエーション・価格

「BMW C400X」のボディカラーは3色を設定。ブラック・ストーム・メタリック×レーシング・ブルー・メタリック、ブラック・ストーム・メタリック 2、グラナイト・グレー・メタリック。税込価格は、87万円～となる。

BMW新型「C400GT」のカラーバリエーション・価格

「BMW C400GT」も3色の設定。ブラック・ストーム・メタリック 2、アルピン・ホワイト、カリスト・グレー・メタリックがラインナップされている。税込価格は93万円～。

BMW新型「C400X」の主なスペック

【写真27枚】BMW「C400X」2021年モデル27

BMW新型「C400GT」の主なスペック

【写真26枚】BMW「C400GT」2021年モデル26

まとめ：小松信夫

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