文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
【装備比較】ヤマハ「SR400ファイナルエディション」・ホンダ「GB350」
![画像: 【装備比較】ヤマハ「SR400ファイナルエディション」・ホンダ「GB350」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/543630ae39859659e41b321312cdb98972a882f4_xlarge.jpg)
YAMAHA SR400 FINAL EDOTION(写真左)
総排気量:399cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
シート高:790mm
車両重量:175kg
発売日:2021年3月15日(月)
税込価格:60万5000円
Honda GB350(写真右)
総排気量:348cc
エンジン形式:空冷4ストOHC単気筒
シート高:800mm
車両重量:180kg
発売日:2021年4月22日(木)
税込価格:55万円
スタイリング比較
![画像1: SR400 FINAL EDITION](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/ecd09fe2a9ead2539d67d03d5d76abc3cdde6051_xlarge.jpg)
SR400 FINAL EDITION
![画像1: GB350](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/3b8976c4930e6cdea34082207cdc0a5e498e006d_xlarge.jpg)
GB350
タンクやサイドカバーにボリュームを持たせ、ハンドルも幅広タイプとすることで車体を大きく見せ、存在感をアピールしているのがGB。一方のSRはプレーンでスリムなボディがシングルスポーツらしさを感じさせる。クロームパーツはSRの方が多く、豪華さで言えばSR。GBはブラック仕上げのスポーティ路線だ。
エンジン比較
![画像2: SR400 FINAL EDITION](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/6ba6fe2a1d81e807f2ed07f5774f12432250671d_xlarge.jpg)
SR400 FINAL EDITION
![画像2: GB350](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/3407a95b4b9326f75d32ead11642e1ae6e20d08e_xlarge.jpg)
GB350
ブラック仕上げのシリンダーでフィンを切削仕上げとしたGBのエンジンはモダンなルックス。左右のカバーもメッキ仕上げとして、FIユニットにはカバーまで添えた「見せる」エンジンだ。対するSRはアルミの素材感を感じさせる古風なもの。始動方式もGBがセル、SRがキックと対照的。
足回り比較
![画像3: SR400 FINAL EDITION](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/54be4abf2f80a0b962ab8e4aed30d98bc53a5e4a_xlarge.jpg)
SR400 FINAL EDITION
![画像3: GB350](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/da531f37d35ef650e614e9bc4b9ad43b7e628734_xlarge.jpg)
GB350
130サイズのタイヤにキャストホイール、しっかりしたフォーク、310mmのディスクを備えたGBに対して、SRは90サイズのタイヤ、298mm径のブレーキ、スポークホイールを装備。確かな手応えとしっかり感のGBに対し、SRはしなやかで優しい手応。ここでも両者のキャラクターは対照的だ。
マフラー比較
![画像4: SR400 FINAL EDITION](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/f37fe1f622a130c686efc3713e78e653f1b3aeb1_xlarge.jpg)
SR400 FINAL EDITION
![画像4: GB350](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/64dd8d9e244cdcb596736062ca282dd9a3a6ac00_xlarge.jpg)
GB350
マフラーはどちらも手が込んだもの。SRは中空二重管のエキパイを複雑な工程で曲げたものだし、GBは入念なサウンドチューニングが施されたサイレンサーを装備する。仕上げは上品なクロームメッキのSRに対し、GBはスポーティなメガホンタイプ。サイレンサー角はGBの方がアップになっている。
メーター比較
![画像5: SR400 FINAL EDITION](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/4e667e65e3f8b3c549f3f65da30611bac90e7172_xlarge.jpg)
SR400 FINAL EDITION
![画像5: GB350](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/51683449cb28c9cd23c358d87d043c8a5000b0c2_xlarge.jpg)
GB350
設計年代の違いが如実に出ているのがメーター。GBはまさに最新モデルで、デジタル液晶パネルにはギアポジションや燃料計を配置、トルクコントロールのHSTCまで備えるが、対するSRは全てアナログで、スピード、タコ、トリップというシンプルでクラシックな内容。実用性はどちらも十分だ。
ユーティリティ比較
SR400 FINAL EDITION
![画像1: ヤマハ「SR400」とホンダ「GB350」の装備を比較! 空冷単気筒は同じでも各部にはそれぞれの特徴が見て取れる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/fa53eba6cd51e6c42473491b9ac97b95282d8c2a_xlarge.jpg)
![画像2: ヤマハ「SR400」とホンダ「GB350」の装備を比較! 空冷単気筒は同じでも各部にはそれぞれの特徴が見て取れる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/b791b41dfde57d44d0c7b1624c16acfc1859f354_xlarge.jpg)
GB350
![画像3: ヤマハ「SR400」とホンダ「GB350」の装備を比較! 空冷単気筒は同じでも各部にはそれぞれの特徴が見て取れる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/881267207bbee4cdb209555d5deacbe3df73586c_xlarge.jpg)
![画像4: ヤマハ「SR400」とホンダ「GB350」の装備を比較! 空冷単気筒は同じでも各部にはそれぞれの特徴が見て取れる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/06/07/d636f314d0553a3ffbd55414cf42daf73e4978f8_xlarge.jpg)
ありがたいことに、GB、SRともにヘルメットホルダーは標準装備。グラブバーもテールまで回り込んだ形状のものを両車とも装備するなど、使い勝手はどちらも上々だ。荷掛けフックに関しても両車とも完備していて、配慮の行き届いた造りになっている。シート形状はGBの方が「今風」なものになっている。