ライディングジャケットに抵抗があるバイク乗りは昔から一定数いるものだ。「好きな服を着てバイクに乗りたい」と考えるのは当然のこと。好きな服がバイク用のものではない、という人にぴったりなインナープロテクターがヘンリービギンズから販売されている。「HPPE 耐切創インナープロテクター」の魅力を詳しく紹介しよう。
文:太田安治/写真:南孝幸/モデル:国友愛佳

ヘンリービギンズ「HPPE 耐切創インナープロテクター」をテスト&レポート

画像: Henlybegins HBP-018 HPPE 耐切創インナープロテクター カラー:ブラック サイズ:S、M、L、XL メーカー希望小売価格:税込2万1780円

Henlybegins HBP-018 HPPE 耐切創インナープロテクター

カラー:ブラック
サイズ:S、M、L、XL
メーカー希望小売価格:税込2万1780円

手持ちのカジュアルウエアがライダー用プロテクションウエアに変わる!

ライディングウエアは快適さと実用機能、ファッション性を重視して作られてきたが、ライダー意識の変化によって保護性能の高さが求められるようになった。

ジャケットを例に取れば肩や背中のプロテクター装備は常識で、胸部プロテクターの採用も増えている。だが、バイクに乗る=ライディングウエア着用と凝り固まることはない。お気に入りの革ジャンやカジュアルジャケット、コートを着たいなら、簡単に保護性能を付与できる「インナープロテクター」着用という方法がある

ヘンリービギンズの新製品は、刃物のように鋭利なものが当たっても切れにくく、本革素材と同等以上の「耐切創繊維」のHPPEマテリアルを腕の外側と背中全面に使用。肩、肘、背中、胸部には通常時は柔らかく、衝撃を受けると瞬間的に硬化するドイツ・SAS-TEC製のプロテクターを内蔵。インナー着用でも総合的な保護性能はプロテクターをフル装備したライディングジャケットと比べても互角以上

アパレル系ジャケットと組み合わせることを考慮して既存のインナープロテクターよりプロテクターの張り出しが少なく全体にスリムな作りなので革ジャンやショートコートの下に着た際にシルエットが崩れないことも特徴。ファッション性と高い保護性能を同時に求めるライダーも納得させる仕上がりになっている。

画像: グレーの部分が耐切創繊維で、前面の黒い部分はフィット性が高いストレッチ素材。体にフィットするのでプロテクター類の重さは感じない。

グレーの部分が耐切創繊維で、前面の黒い部分はフィット性が高いストレッチ素材。体にフィットするのでプロテクター類の重さは感じない。

画像: プロテクターは全て取り外せるので家庭での洗濯も簡単。胸プロテクターは通風孔を多く設けて夏場の快適性も確保している。

プロテクターは全て取り外せるので家庭での洗濯も簡単。胸プロテクターは通風孔を多く設けて夏場の快適性も確保している。

画像: デイトナではインナープロテクターの上にTシャツを重ね、舗装路面でライダーを引きずるテストまで行っている。Tシャツはご覧のとおりだが、インナーへのダメージは皆無だ。

デイトナではインナープロテクターの上にTシャツを重ね、舗装路面でライダーを引きずるテストまで行っている。Tシャツはご覧のとおりだが、インナーへのダメージは皆無だ。

太田安治の欲張りリクエスト 
 
夏場の休憩時はアウターを脱ぎたくなるので、この製品を単体で着ていても違和感がないようなデザイン性が欲しい。色を切り替えるとか、胸や背中にロゴを入れるだけでもカジュアル感が出ると思う。

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