ホンダ「レブル1100」「レブル1100DCT」各部装備・ディテール解説
![画像: Honda Rebel 1100/Rebel 1100 Dual Clutch Transmission 総排気量:1082cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 シート高:700mm 車両重量:223kg(DCTは233kg) 発売日:2021年3月11日(MTは5月13日) メーカー希望小売価格:税込110万円(DCTは121万円)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/d63cb1e6e1ab0d4a1672510375eacb2a06073f8d_xlarge.jpg)
Honda Rebel 1100/Rebel 1100 Dual Clutch Transmission
総排気量:1082cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:700mm
車両重量:223kg(DCTは233kg)
発売日:2021年3月11日(MTは5月13日)
メーカー希望小売価格:税込110万円(DCTは121万円)
スタイリング
![画像: ユニカムエンジンで1100と分かるが、写真で見るとスケール感を間違えてしまいそうなほどコンパクト。全長は250のわずか35mm増だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/5546b912db87ad3e7a8ea39359ad1328732932e9_xlarge.jpg)
ユニカムエンジンで1100と分かるが、写真で見るとスケール感を間違えてしまいそうなほどコンパクト。全長は250のわずか35mm増だ。
![画像: レブルシリーズの特徴である、くびれを持たせたナロースタイルのフレームを踏襲。シート高はわずか700mmに抑えられている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/22251e6587652db649acd319f399144116f03276_xlarge.jpg)
レブルシリーズの特徴である、くびれを持たせたナロースタイルのフレームを踏襲。シート高はわずか700mmに抑えられている。
車幅は850(DCTは830)mm。スリムさが際立つ。ハンドルバーは左右巾を抑えたタイプで、一見スポーツバイクのようでもある。
カテゴリー上はレブルがボバーであることを思い出させるアングル。スリムな車体ゆえに、取り回しに苦労することもなさそう。
各部装備
![画像: 2020年型のレブル250/500でフルLED化された、異形の4灯ヘッドライトを1100でも採用。ウインカーはドーナツ状に点灯する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/a16ba8b924673a3bceeba13d20bf075156c4ab14_xlarge.jpg)
2020年型のレブル250/500でフルLED化された、異形の4灯ヘッドライトを1100でも採用。ウインカーはドーナツ状に点灯する。
![画像: メーターは反転表示の液晶タイプで、ライディングモードや燃料計、ギアポジション、タコメーターを表示。写真はナイトモード。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/19db30cc29c2848f8ca817cd44be8c4146929130_xlarge.jpg)
メーターは反転表示の液晶タイプで、ライディングモードや燃料計、ギアポジション、タコメーターを表示。写真はナイトモード。
![画像: レブル250よりも2L増量の13Lの燃料タンクはフランジレス製法で高級感も演出。ニーグリップ部をダーク調にした2トーン仕上げだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/f7074fb527eb435e0d808209c3aef9361709b91c_xlarge.jpg)
レブル250よりも2L増量の13Lの燃料タンクはフランジレス製法で高級感も演出。ニーグリップ部をダーク調にした2トーン仕上げだ。
![画像: レブル250と同様のサドルタイプのシート。加速時にはライダーをホールドし、ツーリングでも快適なクッション性を持たせている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/945cec333362d9c7416602b5e33b7b44a0df785b_xlarge.jpg)
レブル250と同様のサドルタイプのシート。加速時にはライダーをホールドし、ツーリングでも快適なクッション性を持たせている。
![画像: シート下にはスマホの充電などに使えるUSBソケットを用意。ETC2.0も標準装備され、装備面も充実している。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/5d2e3a99555db6b16383ce38ddbed9f8a6d000a0_xlarge.jpg)
シート下にはスマホの充電などに使えるUSBソケットを用意。ETC2.0も標準装備され、装備面も充実している。
![画像: 弟分と同様、テールランプはオーバルデザインのLED。ウインカーとの一体型なので交換もしやすく、カスタムに向いた構造だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/4ab3d7083db1734c322db2d37efe0d0ffddf8c9b_xlarge.jpg)
弟分と同様、テールランプはオーバルデザインのLED。ウインカーとの一体型なので交換もしやすく、カスタムに向いた構造だ。
![画像: クルーザーらしいスタート時の「儀式」を表現する意味合いもあって、イグニッションスイッチは車体左サイドにマウント。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/9407dd77b30e4e95b8f3ad8236c925fea2d25aff_xlarge.jpg)
クルーザーらしいスタート時の「儀式」を表現する意味合いもあって、イグニッションスイッチは車体左サイドにマウント。
![画像: MT車](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/eac22dd1902733f18c256d0204af01e7f4a1942f_xlarge.jpg)
MT車
![画像: DCT車 スイッチボックスは共通だが、DCTにはシフトボタンとパーキングブレーキが追加されている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/85492e33149a0b5fa8d960c70fe2212e40d3c4d1_xlarge.jpg)
DCT車
スイッチボックスは共通だが、DCTにはシフトボタンとパーキングブレーキが追加されている。
![画像: スロットルバイワイヤを採用。写真のDCT車はモードスイッチのほか、クルーズコントロールと速度調整のスイッチも備わる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/1acb11c35f725e306e5d6d5089d63815ea395f3b_xlarge.jpg)
スロットルバイワイヤを採用。写真のDCT車はモードスイッチのほか、クルーズコントロールと速度調整のスイッチも備わる。
メカニズム
![画像: エンジンは、アフリカツイン用をベースにした、ユニカム4バルブユニットを搭載。パワフルでコンパクトな、レブルにぴったりのユニットだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/f2d84b39333def2976cd61c60d4f48fa3210de80_xlarge.jpg)
エンジンは、アフリカツイン用をベースにした、ユニカム4バルブユニットを搭載。パワフルでコンパクトな、レブルにぴったりのユニットだ。
![画像: こちらはマニュアル車のエンジン。クランクケース内蔵オイルタンク式ドライサンプ構造を採用し、マスの集中に貢献している。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/964ea8332c22bfb7ec1c2a0165c4156a784a2b83_xlarge.jpg)
こちらはマニュアル車のエンジン。クランクケース内蔵オイルタンク式ドライサンプ構造を採用し、マスの集中に貢献している。
![画像: 35mm径のスチールパイプを使用したダイヤモンドフレーム。エンジンを強度部材とすることで、ムダのないパイプワークを実現。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/63f8252c9dcfaa374810ff12211103bdf4f86844_xlarge.jpg)
35mm径のスチールパイプを使用したダイヤモンドフレーム。エンジンを強度部材とすることで、ムダのないパイプワークを実現。
![画像: ブレーキにはスポーツバイク顔負けのモノブロックのラジアルマウントキャリパーを採用、フォークには酸化チタンコートを施す。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/51d4e94d377ac5d22a957356732048eef73a2d54_xlarge.jpg)
ブレーキにはスポーツバイク顔負けのモノブロックのラジアルマウントキャリパーを採用、フォークには酸化チタンコートを施す。
![画像: スイングアームは50mm径のスチール丸パイプ。ショックユニットはスポーティな分離加圧式ビギーバックタイプとしている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/ac51ba1cff47b225fbd5506399455078a9796e54_xlarge.jpg)
スイングアームは50mm径のスチール丸パイプ。ショックユニットはスポーティな分離加圧式ビギーバックタイプとしている。
ライディングモードは全4種類!
![画像: スポーツ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/488c132dedc336d4a1d391d668efca933562e4fb_xlarge.jpg)
スポーツ
![画像: レイン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/fc4cc73cdb6d58a2084b4d02dfce1cf883a9b620_xlarge.jpg)
レイン
![画像: スタンダード](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/cebf7d46cc0cd1ae4002525ee9c2b30ba7daa006_xlarge.jpg)
スタンダード
![画像: ユーザー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/03/08/6989875b2c73fc38efa284fec99755df763ef091_xlarge.jpg)
ユーザー
走行シーンに合わせた4種類のライディングモードを採用。パワー、トラクションコントロール(HSTC)、エンジンブレーキ、DCT(シフトスケジュール)の4つのパラメーターを、モードに応じて変化させる。モードはスタンダード、豪快な走りを楽しめるスポーツ、スロットルレスポンスを穏やかにしたレイン、好みのセッティングをメモリーできるユーザーの4種類。
「レブル1100」「レブル1100 DCT」主なスペック&価格
※《 》内はDCT仕様車
全長×全幅×全高 | 2240×850《830》×1115mm |
ホイールベース | 1520mm |
最低地上高 | 120mm |
シート高 | 700mm |
車両重量 | 223《233》kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒270°クランク |
総排気量 | 1082cc |
ボア×ストローク | 92×81.4mm |
圧縮比 | 10.1 |
最高出力 | 64kW(87PS)/7000rpm |
最大トルク | 98N・m(10.0kgf・m)/4750rpm |
燃料タンク容量 | 13L |
変速機形式 | 6速リターン《6速DCT》 |
キャスター角 | 28゜ |
トレール量 | 110mm |
タイヤサイズ(前・後) | 130/70B 18M/C・180/65B 16M/C |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸