「歴史」と「現在」、そして「未来」へ向けて

現存する世界最古のモーターサイクルブランドである「プジョーモトシクル」が、新しいブランドアイデンティティを採用することを発表した。

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「プジョー」の創業は1810年。当初は製鉄場で、今もプジョー製品を飾る「ライオン」マークの入った工具、コーヒーミルなどを製造するようになっていく。

3輪蒸気自動車「Type1」(1889)

その後自転車を手がけると、1889年のパリ万国博覧会で3輪の蒸気自動車を発表して自動車製造にも乗り出し、翌年にはガソリンエンジン車も開発。今や世界的な自動車ブランドとなっているのはご存知の通り。

画像: プジョー モーターサイクル1号車(1898)

プジョー モーターサイクル1号車(1898)

そして1898年には、第1回パリ・モーターショーで、ド・ディオン・ブートン・エンジンを搭載したプジョー初めてのモーターサイクルを発表。

画像: プジョー製Vツインエンジンを搭載したノートン(1907)

プジョー製Vツインエンジンを搭載したノートン(1907)

1907年のマン島TTの第1回大会では、プジョー製エンジンを搭載したノートンが勝利するなど、高い技術力もアピール。

画像: プジョーS57

プジョーS57

モーターサイクルのメーカーとしての評価も高まり、第2次世界大戦後もスタイリッシュなスクーター・S57などで人気となった。

画像: ジャンゴ 125 ABS 210周年リミテッドエディション

ジャンゴ 125 ABS 210周年リミテッドエディション

昨年秋には「プジョーモトシクル」から、創業210年を記念したモデルとして「ジャンゴ 125 ABS 210周年リミテッドエディション」が登場したのも記憶に新しい。

そして2021年2月25日、プジョーは新たなブランドアイデンティティを発表。これは、プジョーの「歴史」と「現在」、そして今後のヴィジョンである「未来」の3つを結びつけて現したもの。時代を越えて多文化に対応できる、洗練された「ライオン」のフォルムを中心に、新しいブランドアイデンティティを展開する。

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それにともなって二輪部門である「プジョーモトシクル」も、ロゴなどを新たなデザインへと刷新した。これに合わせ、今後はウェブサイトや店舗、各種製品など、さらに上質な製品とサービスを提供していくという。

まとめ:小松信夫

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