街中&ツーリングからドラッグレースまで
「オーナー・藤平さんは、最初ふらっとお店に来られて、この車両を中古で購入したんです。それから当店によく来るお客さんたちと意気投合して、“JD-STER(ドラッグレース)に出よう”と考えて体験走行にいらしてくれたんです。すると“面白くて”と、JD-STERに出ているまわりの車両も見ながら、車両に手を入れてきてるんです」とレッドモーター・中村さんの言うヤマハTRX850。その内容は…。
「YZF750用スイングアームや前後オーリンズサスが入って、ブレーキまわりも強化しています。エンジンはアフターマーケットのカムがないのでピストンも含めてこれからやっていく予定ですが、FCRキャブレターも、ドラッグレースで標準のエアシフターも装着予定。マフラーもアフター品はもうほぼないですから、テールテーパー管をワンオフして、プロドラッグサイレンサーをドッキングしたんですよ」という感じで、必要な部分はきっちり作られる。今後の見通しもすっきりとしていて、既にかなり走りそうである。
「今も乗りやすくていい感じのストリート&ツーリング仕様。やりたいことは山のようにありますけど、藤平さんと相談しながらいろいろと進めることになるでしょう」(中村さん)
登場25年を経て、今やパーツも車両もレアとなったTRX。今ならではの工夫やノウハウも加えつつ、どう変わるかも楽しみだ。
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Detailed Description 詳細説明
取材協力:レッドモーター
まとめ:ヘリテイジ&レジェンズ
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