BMW 「F 900 XR」各部装備・ディテール解説

画像: 機能性の中にS 1000 XRとも共通したアグレッシブな雰囲気も漂わせた、デュアルヘッドライトが目立つフロントマスク。ハイービーム、ロービーム、アダプティブ・コーナリングライトが一体になったヘッドライトはフルLEDで、コンパクトなウインカーもLEDだ。

機能性の中にS 1000 XRとも共通したアグレッシブな雰囲気も漂わせた、デュアルヘッドライトが目立つフロントマスク。ハイービーム、ロービーム、アダプティブ・コーナリングライトが一体になったヘッドライトはフルLEDで、コンパクトなウインカーもLEDだ。

画像: 水冷並列2気筒エンジンは270度クランクを採用したF 850 GS用をベースに、排気量を853ccから895ccまで拡大するなど各部に改良を加えたもの。不等間隔爆発ならではの鼓動感はそのままに、最高出力は10PSまでパワーアップし、トルクバンドもよりワイドに。カウンターバランサーも備えていてスムーズなフィーリングで振動も少ない。

水冷並列2気筒エンジンは270度クランクを採用したF 850 GS用をベースに、排気量を853ccから895ccまで拡大するなど各部に改良を加えたもの。不等間隔爆発ならではの鼓動感はそのままに、最高出力は10PSまでパワーアップし、トルクバンドもよりワイドに。カウンターバランサーも備えていてスムーズなフィーリングで振動も少ない。

画像: ボディの下部にチャンバーを備える排気システムを採用し、コンパクトなサイレンサーと合わせマス集中化を図ることで軽快なハンドリングを実現。リアブレーキはΦ265mmローターにシングルピストンキャリパーを組み合わせる。タイヤはミシュランのオールラウンドタイヤ・ROAD 5が標準装着される。

ボディの下部にチャンバーを備える排気システムを採用し、コンパクトなサイレンサーと合わせマス集中化を図ることで軽快なハンドリングを実現。リアブレーキはΦ265mmローターにシングルピストンキャリパーを組み合わせる。タイヤはミシュランのオールラウンドタイヤ・ROAD 5が標準装着される。

画像: 長距離・高速でのツーリングで高い防風効果をもたらす、快適な走りには欠かせないスクリーン。こちらはポジション1。

長距離・高速でのツーリングで高い防風効果をもたらす、快適な走りには欠かせないスクリーン。こちらはポジション1。

画像: 片手だけでできるレバーの操作によって高さと角度を2段階に調整可能という機能的デザインだ。乗り手によって異なる好みや、季節・天候といった状況に合わせることが可能。こちらはポジション2。

片手だけでできるレバーの操作によって高さと角度を2段階に調整可能という機能的デザインだ。乗り手によって異なる好みや、季節・天候といった状況に合わせることが可能。こちらはポジション2。

倒立フォークはアドベンチャーモデルらしく、双子モデルでベーシックなロードスポーツであるF 900 Rよりも35mm長いストローク量を与えられている。フロントブレーキはΦ320mmローターにブレンボ製4ポットラジアルマウントキャリパーの組み合わせ。ベースグレード以外にはABSプロが標準装備される。

画像: スチール製ブリッジフレームとアルミ製の両持ちスイングアームを組み合わせた、優れたバランスを備える軽量コンパクトな車体の根幹を成す部分はF 900 Rと共通だ。荷物の搭載やメンテナンスに役立つセンタースタンドを装着しているのはF 900 XR の特徴。

スチール製ブリッジフレームとアルミ製の両持ちスイングアームを組み合わせた、優れたバランスを備える軽量コンパクトな車体の根幹を成す部分はF 900 Rと共通だ。荷物の搭載やメンテナンスに役立つセンタースタンドを装着しているのはF 900 XR の特徴。

画像: リンクレス構造のリアサスもフロントフォークと同様、F 900 Rよりも30mm長いストローク量となっている。写真の車両はプレミアムラインのため、電子制御サスペンションのダイナミックESAが装備されていて、ライディングモードとの連動でセッティングが自動的に最適化される。

リンクレス構造のリアサスもフロントフォークと同様、F 900 Rよりも30mm長いストローク量となっている。写真の車両はプレミアムラインのため、電子制御サスペンションのダイナミックESAが装備されていて、ライディングモードとの連動でセッティングが自動的に最適化される。

画像: シフトアシスト・プロはオプション装備で、そのユニット本体はペダルとリンケージの間に見える。クイックシフター機能を実現するもので、クラッチを操作することなく、シフトペダルの操作のみでアップ&ダウンの変速操作を可能とする。スポーティな走りにも欠かせないが、ツーリングなどの快適性も高まる。

シフトアシスト・プロはオプション装備で、そのユニット本体はペダルとリンケージの間に見える。クイックシフター機能を実現するもので、クラッチを操作することなく、シフトペダルの操作のみでアップ&ダウンの変速操作を可能とする。スポーティな走りにも欠かせないが、ツーリングなどの快適性も高まる。

画像: 6.5インチという大きなサイズで優れた視認性も確保した、TFTフルカラー多機能液晶メーター。スポーツ走行向け表示など、盤面デザインを様々に選択可能。スマートフォンとBluetooth接続し、メーターとしての機能に加えてナビ、音楽、通話などの機能をメーター側で利用することもできる。手前に見えているのはオプションの専用ナビ。

6.5インチという大きなサイズで優れた視認性も確保した、TFTフルカラー多機能液晶メーター。スポーツ走行向け表示など、盤面デザインを様々に選択可能。スマートフォンとBluetooth接続し、メーターとしての機能に加えてナビ、音楽、通話などの機能をメーター側で利用することもできる。手前に見えているのはオプションの専用ナビ。

画像: ワイドで手前に引かれたハンドルバーによって、アップライトで快適なポジションを得ている。燃料タンクの容量は容量15.5L。量産2輪車初の樹脂製タンクを採用することで軽量化にも貢献。

ワイドで手前に引かれたハンドルバーによって、アップライトで快適なポジションを得ている。燃料タンクの容量は容量15.5L。量産2輪車初の樹脂製タンクを採用することで軽量化にも貢献。

画像: 前後長が長く余裕のあるサイズで、しっかりしたグリップバーと合わせてタンデムでも快適な造りの一体型シート。タンクにつながる前部が絞り込まれたシェイプになっていて、ライダーがマシンとの一体感を感じやすく足着きにも配慮。シート高はスタンダードでは825mmで、オプションとしてローシートやハイシートも用意。

前後長が長く余裕のあるサイズで、しっかりしたグリップバーと合わせてタンデムでも快適な造りの一体型シート。タンクにつながる前部が絞り込まれたシェイプになっていて、ライダーがマシンとの一体感を感じやすく足着きにも配慮。シート高はスタンダードでは825mmで、オプションとしてローシートやハイシートも用意。

画像: 軽快さを感じさせるショートな形状のシート後端から伸びた、ナンバープレートステーも兼ねたステーに装着されたコンパクトなテールランプやウインカーにもLEDが使用されている。

軽快さを感じさせるショートな形状のシート後端から伸びた、ナンバープレートステーも兼ねたステーに装着されたコンパクトなテールランプやウインカーにもLEDが使用されている。

BMW「F 900 XR」主なスペックと価格

全長×全幅×全高:2150×860×1320-1420mm
ホイールベース:1530mm
シート高:825mm
車両重量:219kg
エンジン形式:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
総排気量:894cc
ボア×ストローク:86×77mm
最高出力:105PS/8500rpm
最大トルク:9.3kg-m/6500rpm
燃料供給方式: FI
燃料タンク容量:15.5L
変速機形式:6速リターン
タイヤサイズ前・後:120/70ZR17・180/55ZR17
価格:114万8000円〜(税込)

文:小松信夫/アドベンチャーズ編集部 撮影:柴田直行 モデル:葉月美優

This article is a sponsored article by
''.