月刊『オートバイ』の恒例企画、その年の人気ナンバーワンバイクを読者投票で決める「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」は、2020年で42回目を迎えました。今回はその中から排気量126cc~250ccの「250ccクラス」でトップ10に輝いたバイクを紹介します!

第1位

ホンダ レブル250/レブル250 Sエディション

メーカー希望小売価格(税込):59万9500円/63万8000円

画像1: 第1位

【主なスペック】 
全長×全幅×全高:2205×820×1090㎜
ホイールベース:1490㎜
最低地上高:150㎜
シート高:690㎜
装備重量:170㎏
エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
ボア×ストローク:76.0×55.0㎜
排気量:249㏄
最高出力:26PS/9500rpm
最大トルク:2.2㎏-m/7750rpm
変速機形式:6速リターン
燃料タンク容量:11L
キャスター角:28°
トレール量:110㎜
タイヤサイズ前・後:130/90-16・150/80-16

大ヒットのレブル! 2020年モデルでその魅力をさらにアップ

250クラスで堂々の1位に輝いたのはレブル250。各メーカーが多数のモデルを投入する激戦区にあって大人気を博し、ショップでもなかなかの売れ行きだという。2020年3月19日には、マイナーチェンジを受けた新型がリリース。アシスト&スリッパークラッチの採用や灯火類をLED化するなど、令和のバイクにふさわしい装備となった。

画像2: 第1位

大ヒットの理由のひとつが、優れた足つき性と取り回しの良さ。700mmを切る低いシートと高めにセットされたハンドルの組み合わせは、女性やビギナーでも安心して取り回せる余裕を生んでいる。170kgという軽量スリムな車体や、リラックスしたライディングポジションも大きな理由だ。

さらに、CBR250R譲りのパワフルな水冷シングル。単気筒らしからぬスムーズな吹け上がりとパワー感は、スポーツバイクでなくとも軽快なフットワークの走りを楽しめるのだと教えてくれる。

画像3: 第1位

ムダを省いた、スッキリしたルックスも魅力だ。もともとのスタイルはボバー発祥ではあるが、シンプルで飾り気のない、ベーシックなフォルムは街にも旅先にも溶け込んでくれる。ビギナーからベテランまで、あらゆる層のライダーの心をつかんでいるレブル250は、オートバイという乗り物の魅力の「原点」が詰まったモデルなのだ。

画像: マイナーチェンジを受けた現行モデルは、ブラックアウトされたライトケースに4眼インナーレンズ式LEDライトを採用。ヘッドライトの低さもクルーザーらしい。

マイナーチェンジを受けた現行モデルは、ブラックアウトされたライトケースに4眼インナーレンズ式LEDライトを採用。ヘッドライトの低さもクルーザーらしい。

画像: CRF250LやCBR250Rと共通の水冷DOHC4バルブ単気筒だが、このレブルからCB250Rにかけてフィーリングが大きく変化。低回転からトルクが厚く、高回転への伸びがよく、常用回転域で歯切れのいいパワーを味わえるようになった。

CRF250LやCBR250Rと共通の水冷DOHC4バルブ単気筒だが、このレブルからCB250Rにかけてフィーリングが大きく変化。低回転からトルクが厚く、高回転への伸びがよく、常用回転域で歯切れのいいパワーを味わえるようになった。

画像: 前後タイヤは16インチ。フロントは90扁平の130サイズということもあって、動きが穏やかでクッション性もいい。ブレーキは真円ローター+2ピストンキャリパーの組み合わせ。

前後タイヤは16インチ。フロントは90扁平の130サイズということもあって、動きが穏やかでクッション性もいい。ブレーキは真円ローター+2ピストンキャリパーの組み合わせ。

画像: スイングアームはφ45㎜スチール丸パイプ製。リア2本サスはプリロード調整が可能で、タンデムや荷物積載にも対応できる。外部ヘルメットホルダーつきなのはうれしい。

スイングアームはφ45㎜スチール丸パイプ製。リア2本サスはプリロード調整が可能で、タンデムや荷物積載にも対応できる。外部ヘルメットホルダーつきなのはうれしい。

まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、森 浩輔、柴田直行

※このランキングは月刊『オートバイ』2020年10月号で発表したものになります(投票期間は2020年6月1日~8月15日)。もちろん2021年も開催します。今回は発表前でエントリーから漏れていたカワサキ・ニンジャZX-25Rがどこまで順位を伸ばせるかにも注目です!

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