ホンダ「CRF1100L アフリカツイン」各部装備・ディテール解説

画像: 印象的なフロントマスクを形作るデュアルヘッドライトは、小型のウインカーも含めて光源にLEDを採用している。スタンダードなアフリカツインでスクリーンが固定式のショートスクリーンとされているのは、オフロードでのスタンディング走行で、前後の体重移動をする場合に邪魔にならないよう配慮したためだ。

印象的なフロントマスクを形作るデュアルヘッドライトは、小型のウインカーも含めて光源にLEDを採用している。スタンダードなアフリカツインでスクリーンが固定式のショートスクリーンとされているのは、オフロードでのスタンディング走行で、前後の体重移動をする場合に邪魔にならないよう配慮したためだ。

画像: 従来型では998㏄だった水冷並列ツインエンジンだが、現行モデルに搭載されるにあたって大きく改良を受けている。ストロークを伸ばして排気量を1082㏄まで拡大し、新しいシリンダーヘッドなどと合わせてパワーアップして余裕ある力強い走りを実現。しかも、各部の材質の見直しによって-2.5㎏(通常ミッションモデル)もの軽量化も達成された。

従来型では998㏄だった水冷並列ツインエンジンだが、現行モデルに搭載されるにあたって大きく改良を受けている。ストロークを伸ばして排気量を1082㏄まで拡大し、新しいシリンダーヘッドなどと合わせてパワーアップして余裕ある力強い走りを実現。しかも、各部の材質の見直しによって-2.5㎏(通常ミッションモデル)もの軽量化も達成された。

画像: 通常の6速リターン式のマニュアルトランスミッションに加えて、奇数段・偶数段の2組のミッションを交互に切り替えスムーズで素早い変速を実現、自動変速モードも備えるDCTを採用したモデルを従来モデル同様に設定。しかしDCTの制御に慣性センサー・IMUを活用することで、より自然なフィーリングを得られるように大きく進化している。

通常の6速リターン式のマニュアルトランスミッションに加えて、奇数段・偶数段の2組のミッションを交互に切り替えスムーズで素早い変速を実現、自動変速モードも備えるDCTを採用したモデルを従来モデル同様に設定。しかしDCTの制御に慣性センサー・IMUを活用することで、より自然なフィーリングを得られるように大きく進化している。

画像: エンジンの排気量アップとパワーアップに合わせ、扱いやすいパワー特性、快適なサウンド、パルス感を両立させた軽量なマフラーを開発。リアブレーキはφ256㎜のシングルディスク&1ポッドキャリパー。オフロード走行での走りやすさのため、ライディングモードがオフロードまたはユーザーモードの場合、リアのABSをキャンセルできる。

エンジンの排気量アップとパワーアップに合わせ、扱いやすいパワー特性、快適なサウンド、パルス感を両立させた軽量なマフラーを開発。リアブレーキはφ256㎜のシングルディスク&1ポッドキャリパー。オフロード走行での走りやすさのため、ライディングモードがオフロードまたはユーザーモードの場合、リアのABSをキャンセルできる。

画像: 従来モデルのものより約0.5㎏軽量になったアルミ製スイングアームを採用。リアサスペンションもレイアウトをセンター配置に変更し、メインフレームとの締結部にピロボールを採用するなどの大幅な改良を受た。180㎜というアクスルのトラベル量と合わせて、オフロード走破性とオンロードの快適性を両立させている。

従来モデルのものより約0.5㎏軽量になったアルミ製スイングアームを採用。リアサスペンションもレイアウトをセンター配置に変更し、メインフレームとの締結部にピロボールを採用するなどの大幅な改良を受た。180㎜というアクスルのトラベル量と合わせて、オフロード走破性とオンロードの快適性を両立させている。

オフロードでの走破性とオンロードの快適さを両立するため、185㎜という長いストロークを備え、減衰力のセッティングを最適化した倒立フロントフォークを採用。フロントブレーキはラジアルマウントの4ポッドキャリパーに、φ310㎜ダブルディスクを組み合わせ、オンロード、オフロードにモードを切り替えられる選択式ABSを装備。

画像: 燃料タンクは容量18Lを確保。ホールド性にも配慮した形状により、ライダーと車体の一体感を高めている。

燃料タンクは容量18Lを確保。ホールド性にも配慮した形状により、ライダーと車体の一体感を高めている。

画像: ハンドルバーはテーパータイプのものが装着されていて、ワイドでフラットな形状とあわせてオフロード走行でも優れたコントロール性をもたらす。寒冷地での走行も快適なグリップヒーターは標準装備。

ハンドルバーはテーパータイプのものが装着されていて、ワイドでフラットな形状とあわせてオフロード走行でも優れたコントロール性をもたらす。寒冷地での走行も快適なグリップヒーターは標準装備。

画像: オフロード走行で前後への積極的な体重移動をするような、アグレッシブな走りにも対応したスリムでフラットなデザインのシート。ライダーの体格に合わせてシート高を2段階(810/830㎜)に調整が可能。

オフロード走行で前後への積極的な体重移動をするような、アグレッシブな走りにも対応したスリムでフラットなデザインのシート。ライダーの体格に合わせてシート高を2段階(810/830㎜)に調整が可能。

画像: 別体化したアルミ製リアフレームの採用もあって、オフロード車的にスリムにまとめられたテール周り。コンパクトなテールランプだが、LEDの採用により優れた被視認性を実現。

別体化したアルミ製リアフレームの採用もあって、オフロード車的にスリムにまとめられたテール周り。コンパクトなテールランプだが、LEDの採用により優れた被視認性を実現。

画像: 液晶メーターの右下方、ウインカーの根元の後ろにはUSB充電ポートも備えている。

液晶メーターの右下方、ウインカーの根元の後ろにはUSB充電ポートも備えている。

画像: さらにメーター左下方にはシガーソケットタイプの12V電源ポートまで用意されていて、さまざまなアクセサリーに給電が可能だ。

さらにメーター左下方にはシガーソケットタイプの12V電源ポートまで用意されていて、さまざまなアクセサリーに給電が可能だ。

6.5インチのタッチパネルを採用した多機能液晶メーター。明るく見やすいTFT液晶パネルによって視認性も良好。エンジン回転数重視のBRONZE、すべての情報を均一に表示するGOLD、速度計メインで半円グラフの回転計を組み合わせるSILVERという、3パターンの画面表示を選択できる。iPhoneをケーブルで接続、電話帳や音楽プレイリスト、マップアなどの情報が乗車しながら利用可能なApple CarPlayにも対応する。

ホンダ「CRF1100L アフリカツイン」主なスペックと価格

全長×全幅×全高:2310×960×1355㎜
ホイールベース:1560㎜
シート高:830㎜(ローポジション・810㎜)
車両重量 226㎏(DCT仕様・236㎏)
エンジン形式:水冷4ストローク並列2気筒OHC(ユニカム)4バルブ
総排気量:1082㏄
ボア×ストローク:92×81.4㎜
最高出力:102PS/7500rpm
最大トルク:10.7kgf・m/6250rpm
燃料供給方式:FI
燃料タンク容量:18L
変速機形式:6速リターン(DCT仕様・電子式6段変速)
タイヤサイズ前・後:90/90-21・150/70R18
税込価格:161万7000円(DCT仕様・172万7000円)

文:濱矢文夫、小松信夫、アドベンチャーズ編集部/写真:松川 忍

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