日本でも販売される可能性が大きいマイナーチェンジを遂げた新型CB650R・CBR650R
2020年10月1日に、ホンダの欧州法人「Honda Motor Europe Ltd.」が、CBR650RとCB650Rの2021年モデルを発表しました。
CBR650RとCB650Rは、エンジンやフレームなど基本コンポーネントを共有した兄弟車。エンジン形式は水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒、排気量は648㏄です。
日本では先代のCBR650FとCB650Fがフルモデルチェンジを遂げるかたちで、2019年3月15日に揃ってデビュー。その後カラー変更もなく現在までラインアップされています。
今回欧州で発表された新型は、2020年12月から順次適用される新たな排ガス規制「EURO5」に対応するためのマイナーチェンジという側面が大きくなっています。ECUや吸気タイミングの調整、サイレンサーの変更などが施されました。
ただそれだけではなく、ショーワ製の倒立フォークを新たにビッグピストンを搭載した「SFF-BP」に変更。さらにハンドルバーの取り付け位置の微調整、LCDディスプレイの視認性の向上などが図られています。
ユーティリティ面では、シート下にはUSBタイプCの充電ソケットが標準装備されたとのこと。外観では、サイドパネルとリアフェンダーの形状を変更。さらにグラフィックはいずれのカラーも新しいもので、まったくの新色も発表されました。
日本での販売に関するアナウンスはまだありませんが、ラインアップに残していく限りは「EURO5」への対応は必然となるため、この新型CB650R・CBR650Rが導入される可能性は高そうです!
欧州で発表されたホンダ「CB650R」「CB650R」2021年モデル
CBR650Rは2色、CB650Rは4色のバリエーションが発表されました。
CBR650R
CB650R
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まとめ:西野鉄兵