まずは野点の準備。
お外で抹茶を楽しむのが野点(のだて)なんですが、どうやら世の中的に需要が結構あるみたいなんですよ。なんでかというとモンベルやスノーピークから野点セット出てるのね。モンベルのはこんな感じ。スノーピークのは売ってるとこ見つからなかった。
で、モンベルの野点セット。実にかわいいんだけど、茶碗が樹脂製なのがちょっと気になる。登山向けということなんだろうけど、スーパーカブだったらそこまで重さにシビアにならなくても良いのよね。
というわけでコレ買ってみました。
有田焼の茶碗を、二個重ねて収納できるの。しかも安い。
で、さすがにカブで運ぶとなると振動対策しないと割れそう。でも、緩衝材とかだと目的地で紛失しそう。それは良くない。
なので、カメラ用品で定番のイージーラッパーを買いました。
これ、包むだけで布同士がひっつくので、すごく収納に便利なんですよ。で、野点セットの茶碗を包むならMサイズがベストマッチ。
ちなみにペンタックス仕様だと、なぜかやけに安い(2020年9月現在)。若林はこれ買った。お得ですぞ。
あと用意したのはこんな感じ。ほぼ手持ちのキャンプ用品です。
- グランドシート
- 折りたたみクッション(座布団代わり)
- ケトル
- カセットバーナー
- シェラカップ(計量カップ代わり)
- 水(軟水が良い気がする)
- お茶請け
んでこれらを愛用のIGAYA デイツーリングシートバッグに収納。実に収まりが良い。
目的地は渓流だ。
で、肝心の目的地。以前の林道ツーリングでも引率してくれたNOBさんに、渓流っぽいとこを引率してもらうことに。NOBさんに連れてってもらった林道ツーリングはこちら。
というわけで荷物とカブを車に積んで出発進行。
そう、今回は車に積んでNOBさん家の近くまでいくのです。我が家から高速インター4個分くらいあるし。なんといっても、おニューのハイブリッドランプ折り畳み式(180cm)を活用したい。活用したいのよ。
で、そんなこんなで高速使ってさくっと集合。
なお、出発直後にタイダウン緩んでて、締め直してたら遅刻した。でも大丈夫、事故するよりは遅刻のが全然マシだから!
ここから林道に向かうんですが、林道メンターNOBさんより注意が。
こういう緑色のところに気をつけて下さいね。濡れてると全くグリップしないので、転倒しやすいです。普通の苔と違ってわかりにくいので、これは特に注意が必要です。
ちなみに今回はさらに新兵器あるのよ。今までは林道やオフロードもアルパインスターのオンロード用ライディングブーツで走ってたんだけど、さすがに不安になってきたので、以前から目をつけていたFOXレーシングのボンバーブーツを導入したのよ。
さて、注意事項を忘れないように、いよいよ本番。出発レッツゴー。
やっほう快適、と思いきや。
こうなって
こうなって
こうなる。
もうね、土は前回で経験したけど、礫っていうのかな、石ゴロゴロしてるのめちゃ怖いね。
タイヤパンクしそうだし。ブーツ新調してて本当に良かったよ…。
で、以前にライテクオフロード編で学んだことを思い出して必死にがんばった。
思い出すのだ鈴木選手の教えを。イマージナリー鈴木選手を脳内に構築するのだ。
人はパニックになったり焦ったりすると手でつかもうとするんですよ。
そうならないように、足裏で体を支えて、パニックにならないよう心に余裕をもつことで、腕に力も入らずオフロードでもオンロードでも自然に乗ることが出来るようになりますよ。
~オフロードライテク編より~
そうですよね、腕の力を抜いて足裏!
ありがとう、イマージナリー鈴木先生!
あ、詳しくは下記をチェックしてね。頑張って作ったのよ。
林道から渓流に。
ちなみに林道をとことん走ると終着点はこんな感じ。右にあるのが登山道ですってよ。こんな深そうなとこに登山の人は入っていくのね。おっかねえ。
で、もちろんゲートを越えちゃいけないので、行き止まりを存分に堪能したら、ちょいと戻って本来の目的地に。
わお、なにこれ素敵。
さすが林道メンター。素晴らしいです。ではさっそく野点しちゃいますよ。
もちろんお茶にはお茶請けがあると良いよね。林道で疲れたし、買っといてほんと良かった。
お茶請けは、サービスエリアで購入した安永餅。好きなのよ、これ。
で、せっかくのロケーションなので探検探検。FOXのボンバーブーツは、ごついくせに足首もちゃんと動くので普通に散策できそう。なんだけど、さすがに新調したばっかで水に浸かるとかは避けたい。というわけでちょっと前にワークマンで買っといたのが、これ。
というわけで散策散策。
そして五七五。
野点ってお茶だけじゃなく俳句を同時に楽しむことも多いみたい。
というわけで我らも挑戦。
スーパーカブ 蕪でカブカブ ダイアリー
まずは若林。とにかくカブって言いたかったのと、とりあえずなんでもいいから季語になってれば良いという、浅ましさが透けて見えますな。そもそも蕪って季節違うし。
棚山の 急斜を落ちる 秋の水
続いてNOBさん。いきなり頼んだけど、なんか良い感じ。しかも現地を表してて素晴らしい。
俳句なのか川柳なのかよくわかってないけど、こういうのも新鮮で思いのほか楽しいね。
動画にまとめてみた
道中の模様はこんな感じ。足がパンパンになったよ。
今回のバイクはコチラ
というわけで林道はやっぱり楽しいね。何が良いって、なんか達成感的なものがあるのよね。NOBさんのおかげで景色も良いし、最高。次回はどこに行こうかなあ。
というか、たまには改造ネタをやりたいな。行灯をね、つけようかと。
スーパー・カブカブ・ダイアリーの過去記事・動画
若林浩志/プロフィール
愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。