K-FACTORY(ケイファクトリー)がカスタムしたカワサキ「Z900RS」
ユーザー要望も採り入れながら進化するデモ車
発表から2年半以上が経ったが依然根強い人気のZ900RS。多くの車両を見かけるし、多くのアフターパーツがリリースされてきた。その先頭にいると言えるのが、ケイファクトリーだ。
写真はその自社パーツやBSTカーボンホイール、マジカルレーシング・カーボンハンドルバー等を装着した、同社のデモ車。
![画像1: ユーザー要望も採り入れながら進化するデモ車](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/11/a13c0d609660c983073f51ed5a716fee4f2f1db6_xlarge.jpg)
「何でもできるバイク」(ケイファクトリー代表/桑原さん)としての可能性を投影する提案車とも言え、写真の状態でサスはフロントフォークがオーリンズ正立RWU、リヤはノーマルのホリゾンタルバックリンクでなく、あえてのツインショック仕様。
当初驚きを持たれたが「ネイキッドにはこのスタイル」はカスタムにはありの考え方として受け入れられ、上下のショックアダプターも市販に移された。
またアルミテールカバーはカウルそのものを換えることなくテール部分をロングに見せて全体のシルエットを引き締め、フェンダーレスキットも当初のシルバーのみから、ユーザー要望でブラックを設定するなど、市場動向も見つつの提案は続く。
![画像2: ユーザー要望も採り入れながら進化するデモ車](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/11/075017db1b7ea5a0e8398f01003f056b93624c63_xlarge.jpg)
マフラーもレトロと現代をミックスしたZ900RSに合うヘキサゴンサイレンサーを持ったチタン製CLR-RG+が新作されたし、スイングアームも日の字から90×30㎜超々ジュラルミンによるビッグサイズ新型目の字に。ラジエーターサイドカバーも立体形状のタイプ2になった。
つまり時勢とともに進化し、ユーザーフィードバックを行う見本としても注目できる1台なのだ。
▶▶▶ヘリテイジ&レジェンズが取材した最新のカスタム・バイクはこちら!
K-FACTORY Z900RS 詳細説明
![画像1: K-FACTORY Z900RS 詳細説明](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/11/762723ed33775534c221c69d0ae0ee48c19b66d9_xlarge.jpg)
![画像2: K-FACTORY Z900RS 詳細説明](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/11/ca6b62176a197f7a8bc7693106dcb3fcc7e591ff_xlarge.jpg)
Z900RS用レバーガード(左右兼用/8500円)やブレーキレバーはケイファクトリー製削り出し。カーボン製テーパーハンドルバーはマジカルレーシング製。自社パーツだけでなく、協力メーカーのパーツも積極的に使って車両全体のカスタム感を広げているのも、ケイファクトリーのデモ車の特徴だ。
フロントフォークは純正のφ41mm倒立からφ43mm正立のオーリンズRWUに換えられているが、そのためにケイファクトリー製「Φ43正立フォーク用トリプルツリー(Z900RS用)」(17万円)が使われている。総削り出しでフォークオフセットは[34→]32mm、フォークピッチは210mm。ハンドルクランプの上面にはM6のサービスホールが2カ所あり、各種ガジェットの固定に使える設定となっている。
![画像: ラジエーターは前側にセンター部を密なメッシュ、両側を通風性を考慮した密度としたハニカムメッシュコアガード(写真のロゴ入りは1万7000円+税、ロゴなし1万5000円+税)、サイドには立体形状のラジエーターサイドカバー タイプⅡ(ポリッシュ。ブラックもあり、ともに1万2000円+税)を装着。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/11/61c91a195d2b48d0103b73acde11cc6a4632b4cd_xlarge.jpg)
ラジエーターは前側にセンター部を密なメッシュ、両側を通風性を考慮した密度としたハニカムメッシュコアガード(写真のロゴ入りは1万7000円+税、ロゴなし1万5000円+税)、サイドには立体形状のラジエーターサイドカバー タイプⅡ(ポリッシュ。ブラックもあり、ともに1万2000円+税)を装着。
![画像: テールには純正テールをすっと長く見せる効果があるアルミテールカバー、フェンダーレスキットも装着。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/11/2d1ef70ae5a9fba7f92736fd82f107440b83642b_xlarge.jpg)
テールには純正テールをすっと長く見せる効果があるアルミテールカバー、フェンダーレスキットも装着。
![画像: ステップは4ポジション式のライディングステップキット(5万8000円+税)、エンジンハンガーやチェンジシャフトホルダー付きフロントスプロケットカバー(2万6000円+税)も、ケイファクトリーが得意とする削り出し製品。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/11/7feb54b23c734cfdf9aba4ba78212c8e243dc817_xlarge.jpg)
ステップは4ポジション式のライディングステップキット(5万8000円+税)、エンジンハンガーやチェンジシャフトホルダー付きフロントスプロケットカバー(2万6000円+税)も、ケイファクトリーが得意とする削り出し製品。
![画像: 新作CLR-RG+フルエキ:ヘキサゴンマフラーJMCA認証はフルチタンで近接89dB/加速82dB。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/11/db3701ad8ba7dc833b6ddd4297614fda88ec5042_xlarge.jpg)
新作CLR-RG+フルエキ:ヘキサゴンマフラーJMCA認証はフルチタンで近接89dB/加速82dB。
![画像: ホイールはBSTカーボンでスイングアームはビッグサイズ新型目の字(18万5000円+税)。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/11/5fd8a745ece1d8373b88c0ab6359899ffd591245_xlarge.jpg)
ホイールはBSTカーボンでスイングアームはビッグサイズ新型目の字(18万5000円+税)。
![画像: アクスル部ほかのスライダーも用意している。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/11/5efdd1fa2f6b81142f9c0f2b05d9f4b7d650c20e_xlarge.jpg)
アクスル部ほかのスライダーも用意している。