目指すはロードゴーイングマシン! オートファブリカTYPE11

画像: ヤマハ「XSR900 ABS」(国内・2020年モデル)

ヤマハ「XSR900 ABS」(国内・2020年モデル)

欧州から数々のカスタムアイデアを発信するヤマハモーターヨーロッパの取り組みから、ヤマハXSR900を素材としたデモバイクを紹介する第2回目。

今回はイギリスのオートファブリカが製作した車両の変遷についてご覧いただこう。

AUTO FABRICA TYPE11 Prototype1 XSR900

流線型デザインに現代の外装処理をプラス

画像1: 流線型デザインに現代の外装処理をプラス

イギリスのオートファブリカによる“TYPE11”は、技術と設計の境界を探るプロジェクトとしてスタート。新しく魅力的なバイクを作るための試作車という意味も持たされた。

このプロトタイプ1はXSR900にアルミハンドメイドのカウル/タンクをミニマルデザインで装着し、実走もした。

画像2: 流線型デザインに現代の外装処理をプラス

AUTO FABRICA TYPE11 Prototype2 XSR900

ロードゴーイングマシンとして煮詰める

画像1: ロードゴーイングマシンとして煮詰める

プロトタイプ1の製作を受けて、タイプ2では公道を走れるように各部をさらにブラッシュアップ。灯火類を装備しつつ、古典と前衛を組み合わせたデザインを完成した。

前後オーリンズサスやBSTカーボンホイール等を組み合わせている。メーターはタンクカバー上に移設、シートはアルカンターラ。この進化型がごく少数限定で市販されるという。

画像2: ロードゴーイングマシンとして煮詰める
画像3: ロードゴーイングマシンとして煮詰める
画像4: ロードゴーイングマシンとして煮詰める

AUTO FABRICA TYPE11 Prototype3 XS750

往年の3気筒マシンにもコンセプトを投影

画像: 往年の3気筒マシンにもコンセプトを投影

上のふたつの車両と同時に製作進行していたのが、このオートファブリカTYPE11プロトタイプ3。タイプ2で取り入れられた古典的デザインの実証として、元祖ヤマハ3気筒の空冷車、ヤマハXS750(日本国内モデルの呼称ではGX750)をべースに、流線型デザインをアルミハンドメイドで追究し、プロジェクトの進行に寄与させた。

取材協力:ヤマハモーターヨーロッパ

記事協力:ヘリテイジ&レジェンズ

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