月刊オートバイをはじめ、二輪雑誌等で幅広く活躍するフォトグラファー若林浩志氏の連載がスタート! 自身の愛車「スーパーカブ90」のカスタムやツーリングなど、カブライフを今後展開していきます。
初回はいきなり、雪中キャンプツーリングです!
編集部注:雪中キャンプや雪道走行は非常に危険です。専門の知識や経験のない方はお控えください。

2日目、渋温泉に向かう。

さて、雪を堪能できたことで正直ほぼ満足してしまったのですが、予約した以上渋温泉にも行かねば。

とはいえ、朝もまだ雪が降ってて、その先の道程を思うと心がポキポキ。雪の長野を走りまくります。内緒ですが、途中のクロネコで荷物の半分ほどを家に郵送しました。

雪積もってても割と普通に走れるんですが、峠道を越えるときは、日陰が微妙に凍結してたりしてヒヤヒヤしました。凍ってるだけに。さすがのスノータイヤも凍結には無力ですね。

渋温泉は松本市より積雪が多そうなのでびびってましたが、長野市あたりで雪がすっかりなくなってドライ路面。後で聞いたら松本周辺だけに雪が降ってたそうな。

画像: 2日目、渋温泉に向かう。

ドライになると、それまでの雪道走行の反動でめちゃ快適に感じますね。ノンストレスで初の湯に到着。今年は雪が少ないそうで、宿の女将も嘆いてました。

本来なら地獄谷に猿を見に行きたかったのですが、全然雪がないし、またカブに乗るのが面倒なので敢えてのスルー。猿スルー。渋温泉街を散策したり温泉に入ったり。源泉が近いのか、すごい熱い。あと温泉感がすごい。普通のお湯では無いぞこれ、って感じ。アルカリを感じる。今回二度目ですが、個人的には最高の温泉街と思っております。

3日目、帰路は約300キロ。

画像1: 3日目、帰路は約300キロ。

久々の布団は良いですね。思い切りリフレッシュしたので、そそくさと帰路につきます。帰りが遅くなると寒いししんどいからね。

とはいえ、帰りは峠とかも避けてR19でさくさく行きます。
路肩に多少の残雪はあるものの、路面は実にグッドコンディション。
雨もふらないし、今回はほんと天気に恵まれました。

画像2: 3日目、帰路は約300キロ。

長野市も松本市も、市街地のまわりを抜けるルートがあるので、渋滞にもあわないし、まったく苦労なし。木曽路の道の駅で休憩して、愛知入って、すや併設の甘味処 榧に寄って、瀬戸ぬけてー。

画像3: 3日目、帰路は約300キロ。

瀬戸まで来るとさすがに渋滞を避けられないかな、と思ったらさすがグーグルマップ。攻めまくって渋滞回避しまくり。途中でダートに入ったときはびびったけど。

走っててふと気づいたんですけど、当初は微妙な印象だったダンロップ スノータイヤS106ですが、なんか走りやすくなってる。皮がむけたせい?

なんなら普通に快適に走れます。オフロードもいける街乗りタイヤって感じ。これめっちゃコスパ良いですわ。

家も近くなってきたけど、帰宅すると荷物を片付けたり干したりでしんどそうなので、最後にコメダでゆっくりと珈琲タイム。キャンプ仲間にしてカブ仲間が遠くにいくのは寂しいものです。

しんみりしつつ、またのキャンプを約束して解散。現地集合で大東温泉カブミーティングでも誘うかな。しかし一人で御前崎手前までいくのイヤだな…。

写真・文:若林浩志

編集部注:雪中キャンプや雪道走行は非常に危険です。専門の知識や経験のない方はお控えください。

若林さんが特に危機感を覚えたというのが、積雪による酸欠のおそれ、だったそうです。下の図のように対応されたそう。

画像: イラスト:若林浩志

イラスト:若林浩志

とはいえ、もう一度お伝えします。雪中キャンプや雪道走行は非常に危険です。専門の知識や経験のない方はお控えください。

若林浩志/プロフィール

愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。

公式サイト

公式ブログ「want to keep it secret wife.」

This article is a sponsored article by
''.