1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
スズキGSX-R750 1988 年3 月
レースのノウハウを取り入れたフレームは約60%の剛性アップを果たし、車体を400クラスなみにコンパクト化することに成功。油冷インライン4はショートストローク化され、レッドゾーンは1万3000回転からとなり、リッターマシンにも劣らないパワーを獲得。合わせて足まわりもポテンシャルアップ。
スズキGSX-R400SP 1988 年3 月
当時国内で激しく戦われていた、400cc市販車を使用したSP400クラスのレースでの戦闘力向上を目指したレース用ベースモデル。クロスミッション、シングルシートカウル、フルアジャスタブルの前後サスなど、改造範囲の狭いSPレース参戦を前提に、レース用の装備を標準装備する。
ホンダ NX125 1988 年 3月
AX-1の弟分に当たるデュアルパーパス。セル・スターターを装備し、日常域でレスポンス性に優れた空冷エンジンをダイヤモンドフレームに搭載。
ホンダ CBR750 1988 年 4月
13度前傾シリンダー、カムギヤトレーンを採用したエンジンを、スチール製ツインチューブと組み合わせたモデル。
ホンダ CD250U 1988 年 4月
レブルと共通の粘りのある空冷ツインを搭載したビジネスモデル。大型リアキャリアを装備したシングルシートバージョンもラインアップ。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)