10月24日(木)に開幕する東京モーターショー2019。今年はどんな驚きがあるのか、楽しみですね! webオートバイでは開幕直前特別企画として、過去のショーで注目を浴びたコンセプトモデルをご紹介していきます!
カワサキ J (2013年)
ライダーと「対話」できるAIオートバイ
![画像: ライダーと「対話」できるAIオートバイ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/10/17/64d3f92d2f6020e071e21bbffa74905728389eec_xlarge.jpg)
2013年にカワサキが公開した電動三輪ビークル「J」は、低く長いフォルムにフロント2輪リア1輪という構成。
2003年に姿を現したカワサキ初のコンセプトモデル「ZZR-X」のちょうど10年後に公開されたが、この両モデルには関連性があるようだ。
![画像: ZZR-X(2003年)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/10/17/072994537e25b59025c06ad258eef1b0700824a3_xlarge.jpg)
ZZR-X(2003年)
両モデルとも走行モードによって「変形」することがキーワードで、ZZR-Xは走行モードが可変であり、10年後のJではAIがライダー心理や心身コンディションや交通状況を判断解析し、瞬時に最適なライディングポジションや走行モードに適応させる、というものに進化。
J公開の3年後には、カワサキが「人口知能技術を活用したモーターサイクルの開発に着手した」と発表されているので、近い将来さらに進んだ形が見られるかもしれない。
前2輪は「アタック」モードでオートバイ的に幅を狭め、「アップライト」モードで3輪となり、ポジションも起き上がってくる。
文:中村浩史/写真:赤松 孝