ネオクラシックに続いてお届けする、2019年注目のカテゴリーがミドルスポーツクラス。特にスポーツNKは、爽快な走りが楽しめて実用性も高く、しかも価格も魅力的という狙い目のモデルがひしめくクラス。早速、気になる4機種を乗り比べながら、それぞれの魅力を比較していこう。

俊敏な走りが魅力のミドルZ

KAWASAKI Z650

画像: 最高出力:68PS/8000rpm 最大トルク:6.6㎏-m/6500rpm 価格:78万6240円

最高出力:68PS/8000rpm
最大トルク:6.6㎏-m/6500rpm
価格:78万6240円

排気量650〜700㏄程度のミドルクラスは以前から日本人の体格や日本の交通事情に適していると言われていたが、大型バイク崇拝意識が薄れてきた現在、ミドルクラスは確実に存在感を増している。

Z650は06年に発売されたERー6nをルーツとする、ミドルネイキッドの王道を行くモデルだ。

649㏄の並列2気筒エンジンは180度クランクを採用し、中回転域から軽々と回ってトップエンドまで一気に伸びていく特性が魅力。

画像: スペックの数値こそ68PSだが、熟成を重ねたパラレルツインエンジンは、数値以上にパワフルで爽快なフィーリングが光る。

スペックの数値こそ68PSだが、熟成を重ねたパラレルツインエンジンは、数値以上にパワフルで爽快なフィーリングが光る。

ERー6n時代は中回転以下でずぼらなスロットル操作をするとギクシャクする神経質さがあったが、16年のフルモデルチェンジでZ650となってからは実際に多用する低中回転域での力強さ、スムーズさが格段に増してビギナーにも優しい特性になった。

市街地やツーリングシーンでの乗りやすさがZ650最大の魅力だが、それを支えているのが一新された車体とサスペンションセッティング。

画像: Zシリーズの「Sugomiデザイン」を踏襲するスタイリングはエッジの効いた独特なもの。他車にはない個性と存在感を持っている。

Zシリーズの「Sugomiデザイン」を踏襲するスタイリングはエッジの効いた独特なもの。他車にはない個性と存在感を持っている。

細めのスチールパイプを組み合わせたフレームは公道走行の速度域に合わせた剛性で、素直で軽快なハンドリングを示す。

前後サスペンションは乗り心地を重視したソフトめの設定だが、しっかりダンピングが効いているので峠道を駆け回ってもしなやかに動いて高い接地性を保つ。

大型バイクからのダウンサイジングでも何ら不満のない動力性能を持ち、小排気量からのステップアップでも手強すぎない。

今後さらに人気になりそうな一台だ。

SPECIFICAITON
全長×全幅×全高 2055×775×1080㎜
ホイールベース 1410㎜
最低地上高 130㎜
シート高 790㎜
車両重量 187㎏
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量 649㏄
ボア×ストローク 83×60㎜
圧縮比 10.8
最高出力 68PS/8000rp
最大トルク 6.6㎏-m/6500rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 15L
キャスター角/トレール量 24度/100㎜
変速機形式 6速リターン
ブレーキ形式 前・後 φ300㎜ダブルディスク・φ220㎜ディスク
タイヤサイズ 前・後 120/70ZR17・160/60ZR17

RIDING POSITION 身長:176㎝ 体重:62㎏

画像: RIDING POSITION  身長:176㎝  体重:62㎏

車体がコンパクトなので窮屈そうに見えるが、実際はアップライトな上半身と着座位置自由度の高さでポジションにはゆとりがある。

フレームもエンジンもスリムなので足着き性はシート高790㎜という数値以上に良好。

DETAILS

画像4: DETAILS

車体もしなやかなら、サスもしなやかで、それが独特の軽快なハンドリングを生んでいる。

アップライトなライポジも加わって、ツーリングも快適。

峠道では意外なほど機敏な動きができ、ソフトな足まわりを使いこなすテクニックさえあれば、かなりいいペースで走れる。

エンジンは中域から粘りと吹けにコシのある加速ができ、街中やツーリングなどで使い勝手がいい。

よほどの速度で競走でもしない限り、他車とのパワー差は感じない。

PHOTO:赤松 孝、南 孝幸、森 浩輔 TEXT:宮崎敬一郎、太田安治

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