より安全で扱いやすいオートバイへ8インチホイール採用で『大きく』進化

日本はもちろん、アメリカでも大人気となったZ50M。

その愛らしいスタイルを活かしながら、より安全で扱いやすいオートバイに進化させるためにフルモデルチェンジ、1969年にデビューしたのがZ50A。

5インチという小径ホイールを8インチにまで大径化、やや車体が大柄に。

さらに前後リジッドだったサスも、フロントフォークのみスプリングを装着。リアブレーキもペダルから左レバー操作に。

画像: より安全で扱いやすいオートバイへ8インチホイール採用で『大きく』進化

●エンジン形式:空冷4ストロークOHC単気筒
●最高出力:2.6PS/7000rpm
●最大トルク:0.3kg-m/5000rpm
●車両重量:55kg
●燃料タンク:2.5L
●サスペンション(前・後):テレスコピック・リジッド
●タイヤサイズ(前後ともに):3.50-8
●価格:6万3000円(当時)

合わせてフレームも改良された結果、走行安定性は格段に向上した。

さらにウインカー装備に合わせてバッテリーも搭載。マフラーの取り回しも変更、エンジン最高出力は2.6PSとわずかにアップ。

折りたたみハンドル、横倒し搭載対応の燃料系はそのままだが、シート折りたたみ機構は廃止されている。

画像: スーパーカブC50ベースのOHC単気筒で、遠心クラッチ3速ミッションを装備するエンジンはZ50Mと基本的に同じ。吸排気系の改良により、Z50Mよりわずかにパワー アップした。

スーパーカブC50ベースのOHC単気筒で、遠心クラッチ3速ミッションを装備するエンジンはZ50Mと基本的に同じ。吸排気系の改良により、Z50Mよりわずかにパワー アップした。

画像: スプリングのみで本格的なオイルダンパーを備えない(簡素なグリスダンパーを用いている)、シンプルなテレスコピックフォークだが、リジッ ドサスとは大違い。8インチ化されたホイールと合わせて安定性は高まった。

スプリングのみで本格的なオイルダンパーを備えない(簡素なグリスダンパーを用いている)、シンプルなテレスコピックフォークだが、リジッ ドサスとは大違い。8インチ化されたホイールと合わせて安定性は高まった。

文:小松信夫

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