幅広い機種に対応するカーボンパーツの新作

バイク用カーボン外装パーツでは国内第一人者と言えるマジカルレーシング。カーボン(CFRP=カーボン繊維強化プラスチック)だけでなくカーボン複合材やFRP(繊維強化プラスチック)にアクリル成型、ブルーミラーやスクリーンなど、多くの材料を元にした成形技術を駆使し、2/4輪から産業用まで多くの製品を手がけてもいる。

バイク用ではレースユースはもちろんのこと、「ストリートボディワーク」と名付けられた自製カーボン外装パーツを、またボディ自体が強度を持った中空ボディ兼フレームとなるカーボンモノコックミラー(レンズは視界深度が高いブルーミラー)や、機種によってはフルドライカーボン(ハブ除く)のBSTホイールもラインナップする。

そんな背景を持ったストリートボディワーク、2019年新作のヤマハ・ボルト用を装着した車両だ。

高速走行で効果が得られるアンダーカウルやバイザースクリーン、タンデムシートカバーにフェンダーレスキットがラインナップされるが、今回バイザースクリーンには「多目的プレート」が付属している。

これはスクリーン裏=ライダー側のメーター上に装着でき、加工によって多彩な用途に使える。
例えば強力面ファスナーを貼ることでスマートフォンを装着したり、デジタル油温計などの追加メーターを置くことも可能だ。

一方でタンデムシートカバーには小物入れスペースが設けられ、ボルトの元々のデザインを崩すことなく積載性も高めている。レインウェアや1泊程度の着替えも入るから、パッと思い立った時に気軽に泊まりのツーリングにも行けそう……。

カーボンという機能性素材の素性から離れて、そんなことさえ考えてしまいそうな作りとデザインなのである。

Detailed Description 詳細説明

ヘッドライトナセルとフロントフォーク部まで伸びて、強度を持たせたベースにスクリーンを組み合わせたバイザースクリーン。スクリーンはクリア/スモークと、写真のスーパーコートから、ベース部は写真の綾織りカーボン/平織りカーボンが選べるのだ。

バイザースクリーンにはこのような多目的プレートが付属し、ライダー側=メーター奥側に装着される。用途はオーナー次第だ。

多目的プレートにスマートフォンを縦置きした例。強力な面ファスナーを双方に張って留めてある。ナビアプリ等を使うにも向いているかも。

こちらは多目的プレートにスマートフォンを横置きした例だ。多目的プレートはこのサイズ感だから、追加メーターを置くなど、多彩なアイデアで活用できるだろう。

ミラーステーと共締めして使える汎用ETCセンサー台も用意されている。段付き構造としているため、プレート形状でも強度は十分という。

タンデムシートカバーは本来のタンデムシートを外した上で装着。FRP製ブラックのほか、平織りカーボン/綾織りカーボンが選べる。

タンデムシートカバーのフロント側に設けられた別体のリッド(蓋)はこのように外せて、シートカバー内部をさまざまに使えるのだ。

写真右側(テールライト下)はフェンダーレスキットで、CFRPの特徴を生かした立体成型で強度も持たせる。当然ながら軽い。

アンダーカウルはボルト・ノーマルマフラー対応品。製品はFRP白または黒、平織り/綾織りカーボンの4種が選択可能だ。

取材協力:マジカルレーシング

記事協力:ヘリテイジ&レジェンズ

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