ライター
アプリリアの快速ネイキッド・SHIVERが 900にスケールアップしてリニューアル!
ユーロ4対応に合わせてゆとりのパワーに進化
ミラノショーで大きな存在感を示していたイタリア車勢。
そんなイタリアンブランドのひとつ、アプリリアも
新作を発表しています。そのひとつが、日本でも発売されている
SHIVERの新作、900です。
スチールトラスとアルミプレートを組み合わせた
スリムでコンパクトなハイブリッドフレームに、95HPの
DOHCVツインを搭載、軽快なフットワークが自慢だった
SHIVER750ですが、今回はエンジンを新設計。排気量を
896.1ccに拡大し、パワーにゆとりを持たせるとともに、
厳しい排ガス規制・ユーロ4もクリア。スペックですが、
パワーは95.2HPと...
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国内仕様も変わるのでしょうか? CRF250L・欧州仕様がアップデート
現行型ユーザーが欲しがりそうな装備を標準搭載!
ミラノショーでCRF250ラリーが登場し、その話題で持ち切りですが、
ベースモデルであるCRF250Lもこっそり(ではないのですが)
アップデートを果たしていました。写真がその欧州仕様・2017モデルです。
一見してカラーリング以外ドコが違うの? という方も
おられると思いますので、今度は後ろから見てみましょう。
これで分かる方もいらっしゃると思います。
そう、ラリーと同じく、新作のテールランプをLも採用しました。
これ以外にも、実はラリー同様、吸排気系を見直すことで
パワーが約24.76PSに若干アップしているのです。
しかも今回からAB...
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ハスクバーナもEICMAで意欲作を発表! VITPILEN401/SVARTPILEN401
390DUKEをベースにハスクバーナらしい個性を演出
今回のEICMAではKTMのスモールデュークシリーズがモデルチェンジしましたが、
そのKTM傘下にあるハスクバーナでも、ユニークなロードスポーツが
発表されました。それがVITPILEN(ビットピーレン)401、SVARTPILEN(スバートピーレン)401
というネーミングの2モデルです。
すでにコンセプトモデルは2014年のEICMAで発表済みの両モデル、
今回は市販間近のプロトタイプとしての出品でした。ベースとなったのはKTMの
390DUKEで、これをベースにスウェーデン語で「白い矢」という意味の
ビットピーレンと、同じくスウ...
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EICMA2016速報! KTM編 スモールデュークが大幅進化! 390/250/125 DUKE
インパクトのある「ファミリーフェイス」に一新
キビキビした走りとスタイリッシュなフォルムで
日本でも人気の高い「スモールデューク」シリーズこと、
390DUKE、125DUKE、そして200DUKE。近年では250DUKEも
ラインアップに加わり、幅広いユーザーから支持されているモデルです。
そんなスモールデュークシリーズが生まれ変わりました。
DUKEシリーズのフラッグシップ、1290スーパーデュークのイメージもある
新しいスタイリングは、インパクトあるマスクと尖ったシュラウドが特徴。
以前本誌でもテスト中の姿をスクープした写真を掲載しましたが、
ほぼそのまま登場した感じです。
日本に...
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EICMA2016で衝撃のデビュー! KTM 790DUKE
パラレルツイン新エンジン搭載でヤマハのMTを追撃!
インターモトではアドベンチャーシリーズを一新したKTMですが、
ミラノショーではデュークファミリーを刷新してきました。
中でも、今回の出展で注目を浴びたのがこの790DUKEです。
搭載されているエンジンは全面新設計のパラレルツイン。排気量はその名前からだと
790ccかと思われますが、これまでのDUKEファミリーは
トップモデルの1290以外は全てシングルだっただけに、このパラレルツインの
ポテンシャルに期待が高まっています。ちなみにこの新エンジン、
名前は「LC8c」と言うそうで、最後の「c」は「コンパクト」の意味らしいです。
すで...
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EICMA2016速報! BMW編 その2 大注目! R nineT にUrban G/S登場!
一世を風靡した名車をトリビュート!
前回のインターモトでハーフカウルの「レーサー」が大評判だった
BMWのRnineTシリーズに、さらなる魅力的なモデルが登場しました!
その名も「R nineT Urban G/S」。
「G/S」という文字に反応する方はかなりの通。そう、このマシンは
1980年登場のアドベンチャーの元祖、R80G/Sの
トリビュートモデルなのです。
スタイリングは往年のR80G/Sをモチーフとしたもので、
クラシカルな魅力にあふれたもの。飽きの来ないスタイルに、
グッと来た方も多いと思います。
基本的なメカニズムは先に登場したRnineT スクランブラーに準じていますが...
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EICMA2016速報! BMW編 BMWからもコンパクトGSが! G310GS登場
GSシリーズの末弟はG310ベースで誕生!
スズキからV-ストローム250、カワサキからベルシスXと、
今回のミラノショーでは250アドベンチャーが次々登場しましたが、
アドベンチャーのご本家、BMWも黙ってはいませんでした。
まるで対抗するかのように今回のミラノショーで発表したモデル、
それがこのG310GSです。
日本でも発売が待たれている、G310シリーズの2作目となる
このGSは、先に発表されたロードスターのG310R譲りのエンジンを持つ
アドベンチャースタイルのロードスポーツ。313ccのDOHCエンジンは
欧州仕様で34bhpを発揮。これをスチールトラスフレームに搭載、
足回...
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EICMA2016速報! トライアンフ編 モダンクラシック最新作・ストリートスクランブラー登場
ストリートツインベースのワイルドなスクランブラー
インターモトで登場したストリートカップが早くも日本で大反響を
呼んでいるトライアンフですが、ミラノショーでさらなる「次の一手」が
登場しました。それがこのストリートスクランブラーです。
その名の通り、昨年発表されたストリートツインのバリエーションモデルですが、
ストリートカップ同様、専用パーツをふんだんに採用して
それぞれのキャラクターに合ったチューニングが施されています。
まず、車体関係はスクランブラー専用セッティングが施され、
リアショックには全長の長いものを採用。ワイドなハンドルバー、
フロント19インチ、リア17インチのメッツラー...
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EICMA2016速報! ヤマハ編 その3 新型テネレのプロトタイプ? T7コンセプト
かねてから噂になっていたMT-07エンジンのミドルテネレ
ミラノショー速報、ヤマハ編のトリを飾るのは
T7コンセプト。かねてから噂になっていた、ミドルクラスの
テネレのプロトタイプとも言うべきコンセプトモデルです。
XT660に代わる、ミドルテネレの存在がクローズアップされ出したのは
今年の前半。MT-07のエンジンを専用フレームに搭載した
テスト車の存在も欧州でスクープされ、本誌もその写真を
掲載しましたが、実車のデビューは相当先、と言われていただけに、
このコンセプトの登場は、待ち望んでいるファンには朗報となる1台です。
欧州では「テネレ700」の名前で市販車がデビューするのでは、
...
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EICMA2016速報! ヤマハ編 その2 名ブランドとのコラボ! XSR900アバルト
イタリアを代表する名チューナーとのダブルネーム!
ヤマハの初公開モデル、続いてはXSR900です。
なんと、今回ミラノで公開されたカフェレーサーは、その名も「XSR900アバルト」。
スポーツカーファンなら一度は聞いたことのある、
イタリアを代表する名門チューナーとのコラボモデルです。
現在はフィアットの一部門でありますが、アバルトと言えば
小排気量のマシンチューニングを得意とし、歴史に残る
スポーツモデルを多数制作した名チューナー。
その名前を冠しただけあって、カスタム内容も実に凝っています。
このアバルトは、XSR900をベースにシングルシート化したマシンで
独特の形状を持つビキニカ...
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EICMA2016速報! ヤマハ編 ATスポーツの雄・TMAXが大幅進化!
最新技術を惜しみなく投入して走りをさらに追求!
ヤマハらしさが詰まった、スクーターの枠を超えたATスポーツ、
と言えばTMAX。そのTMAXが今回フルモデルチェンジを受け、
EICMA(ミラノショー)で発表されました。
新型TMAXは、なんと今までにはなかった複数グレードを用意。
装備のレベルに応じて、スタンダード、SX、そして最上級のDX
という3グレードのラインアップとなっています。
早速その詳細を見ていきましょう。
アルミシャシー採用でなんと9kgもの軽量化!
本格スポーツモデル顔負けの走りを得意とするTMAXですが、
今回はその走りの向上に加え、最新技術の投入によって
扱いやすさ...
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EICMA2016速報! ホンダ編 その4 CBR650FとCB650Fが熟成進化!
高回転域のパワー向上とサスの進化で走りが向上!
ミドルクラスで根強い人気を誇る、オールマイティに使えるネイキッド、
CB650Fが2017年型で更なる熟成が図られました。
新型はエンジンに手直しを受け、吸排気系の改良により
パワーが3KW(約4PS)アップ。主に5000回転以上での伸びが向上しているそうです。
スタイリングも見直され、今回はフェイスリフトを受けました。
最大の特徴はこのLEDヘッドライトの採用。
足回りも、ショーワのデュアルベンディングバルブ(SDBV)を
フロントフォークに搭載し、パフォーマンスを向上させています。
進化の内容としては、NC750シリーズが受けたものと同...