モト・グッツィから、新世代の幕開けを告げる新型500ccロードスター「The Trip(ザ・トリップ)」が登場した。ブランドの代名詞である縦置きVツインとは異なり、新開発の48馬力・水冷並列2気筒エンジンを搭載。装備重量180kgという軽量な車体に、電子制御やスマートフォン連携機能などを盛り込んだ意欲作だ。

まとめ:webオートバイ編集部
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水冷並列2気筒エンジンを搭載した新世代ロードスター

画像: Moto Guzzi The Trip 2027年モデル(欧州仕様) エンジン形式:水冷4ストローク並列2気筒 シート高:790mm 車両重量:180kg

Moto Guzzi
The Trip
2027年モデル(欧州仕様)

エンジン形式:水冷4ストローク並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:180kg

モト・グッツィの新たなエントリー・ミドルレンジを担うモデルとしてベールを脱いだ「The Trip」。最大の特徴は、同クラスで唯一となる水冷並列2気筒(パラレルツイン)エンジンを心臓部に採用した点だ。

欧州A2ライセンスに適合する最高出力48HP(約35kW)を発揮し、最大トルクは43.5Nm/6,500rpmを発生。その最大トルクの82%をわずか3,000rpmから引き出せる設定となっており、低回転域からの力強いレスポンスと扱いやすさを両立している。270度クランクを採用することで、リニアなパワーフィールと低振動を実現した。

装備重量180kgの軽量シャシーと充実の電子制御

画像1: 装備重量180kgの軽量シャシーと充実の電子制御

車体はイタリアンモーターサイクルの伝統を受け継ぐ鋼管トレリスフレームを採用。装備重量は180kgに抑えられており、現行のモト・グッツィのラインナップの中でも群を抜いて軽量な仕上がりとなっている。シート高は標準で790mmに設定され、オプションでローシート(770mm)やハイシート(820mm)も用意される。

足まわりにはインナーチューブ径41mmの正立フロントフォークと、サイドマウントのモノショック(ともにプリロード調整可能)を装備。ブレーキはフロントにΦ320mmシングルディスクとラジアルマウントキャリパー、リアにΦ220mmディスクを組み合わせ、前後独立制御のデュアルチャンネルABSを備える。

画像2: 装備重量180kgの軽量シャシーと充実の電子制御

電子制御面では、ライド・バイ・ワイヤを採用し、「Road」「Sport」「Rain」の3つのライディングモードを搭載。各モードに連動してトラクションコントロールやエンジン特性が最適化される。コックピットには円形の3.6インチTFTカラーディスプレイを備え、スマートフォン連携によるピクトグラムナビゲーションにも対応する。

無駄を削ぎ落としたモダンクラシカルなデザイン

スタイリングは余計な装飾を削ぎ落としたミニマルなデザインを採用。クラス最大級となる15Lの金属製燃料タンクや、ブランドの象徴である「鷲」のモチーフを現代的に解釈したフルLEDヘッドライトが個性を放つ。

カラーリングは、都会的な「ブラック・メトロポリス」、自然と調和する「グリーン・グローブ」、スポーティな「レッド・ビート」の3色を展開。さらに初期導入を記念した特別仕様車「The Opening」も用意される。

扱いやすいサイズ感と本格的な走行性能を兼ね備えた「The Trip」。大型二輪ビギナーからベテランのリターンライダーまで幅広い層に受け入れられそうな1台だけに、日本市場への早期導入に期待がかかる。

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