1932年の誕生以来、伝統を紡いできたロイヤルエンフィールド「ブリット」が、ついに650cc並列2気筒エンジンを獲得した。手描きのピンストライプやピーシューター・サイレンサーなど、往年の意匠を色濃く残しながら力強い走りを手に入れた「ブリット650」の魅力を紹介する。

ロイヤルエンフィールド「ブリット650」各部装備・ディテール解説

巨大な空冷エンジンが車体の中で一際高い存在感を放つ。タンク、サイドカバー、フレームなど、各部が丸みを帯びたデザインで、優しい雰囲気も魅力。カラーはキャノンブラックでこれは大砲がモチーフ。もう一色のバトルシップブルーは、海軍戦艦の船体色をイメージ。ロイヤルエンフィールドが軍隊と深い関わりを持つことがそのネーミングから伝わってくる。

画像1: ロイヤルエンフィールド「ブリット650」各部装備・ディテール解説

灯火類は全てLED。ヘッドライト上部のバイザーとポジションランプであるタイガーアイがクラシックな雰囲気をつくり出す。

画像2: ロイヤルエンフィールド「ブリット650」各部装備・ディテール解説

タンク、サイドカバー、フェンダーのゴールドラインはハンドペイント。同じ一族が何世代にも渡って作業を施す。このディテールへのこだわりがロイヤルエンフィールドのクラフトマンシップだ。

画像3: ロイヤルエンフィールド「ブリット650」各部装備・ディテール解説

やや角張った形状のリアフェンダーはクラシック650とは異なるブリット650の特徴。テールランプやウインカーは丸みを帯びたクラシカルな雰囲気。

画像4: ロイヤルエンフィールド「ブリット650」各部装備・ディテール解説

ライダー部分とパッセンジャー部分が一体となったシート。かなり厚みがあり、乗り心地も良い。クラシックはライダーとパッセンジャーが別体となったシートを採用する。

アルミ鋳造のヘッドライトケースがメーターパネルになったコクピットまわり。キーシリンダーやメーターリングなど、細部にもメッキパーツを使う。メーター右サイドはスマホのアプリと同期させることで使用できる簡易ナビのトリッパー。

画像5: ロイヤルエンフィールド「ブリット650」各部装備・ディテール解説

今となっては希少な空冷パラレルツインエンジン。最高出力は47ps/7250rpm、最大トルクは52.3Nm/5650rpm。見た目はクラシックだが、中身は今時の270度クランクを採用する。クランクケースはクリア塗装を施していないアルミ地肌仕上げ。磨く楽しさも堪能したい。

画像6: ロイヤルエンフィールド「ブリット650」各部装備・ディテール解説

豆鉄砲に似ていることからピーシューターと名付けられたメッキサイレンサー。イギリスでは産業革命時代、工場で働く人々を定時に起こすために、この豆鉄砲を使って窓ガラスを撃つという仕事が存在。そのためピーシューターはイギリスではとても親しみのあるものなのだという。

画像7: ロイヤルエンフィールド「ブリット650」各部装備・ディテール解説

フロントタイヤは19インチ。これが昔ながらの穏やかなステア特性を披露。ブレーキも扱いやすい特性。タイヤはインドのMRF製を履く。

画像8: ロイヤルエンフィールド「ブリット650」各部装備・ディテール解説

リアタイヤは18インチ。リアサスペンションはオーソドックスな2本ショック。インドではスピードブレーカー(スピードを強制的に落とさせる10cmほどのコンクリートのギャップ)があったり、3人乗りも珍しくないため、若干ハードな設定だ。

豊富な純正アクセサリーで“自分仕様”を楽しむ

画像11: 【国内初試乗】ロイヤルエンフィールド「ブリット650」インプレ|由緒正しき空冷ツインが生み出す走りの味わい深さ
画像12: 【国内初試乗】ロイヤルエンフィールド「ブリット650」インプレ|由緒正しき空冷ツインが生み出す走りの味わい深さ

クルーザーにモダンな印象を与える、軽量かつ洗練されたデザインの「SILVER AIRFLY]エンジンガード(2万9800円)。 29mmスチールチューブを精密に加工し、車体との一体感を追求。LEDフォグライトは5万4800円。

画像13: 【国内初試乗】ロイヤルエンフィールド「ブリット650」インプレ|由緒正しき空冷ツインが生み出す走りの味わい深さ

フロントタイヤからの泥・飛び石、段差への接触など、走行中のさまざまなダメージからエンジンを保護するアルミニウムサンプガード(1万9800円)。プレス成形されたアルミプレートはブラシ仕上げと硬質アルマイト処理により、高い耐久性と上質な質感を両立。

画像14: 【国内初試乗】ロイヤルエンフィールド「ブリット650」インプレ|由緒正しき空冷ツインが生み出す走りの味わい深さ

ハイパロン(Hypalon)素材とrPET(再生ポリエチレンテレフタレート)、そして高品質なデュラフレックス(Duraflex)製ファスナーで構築されたモダンソフトパニア(左右1ペア)は5万4800円。各パニアは14.5Lの容量を持ち、3kgの積載が可能。ふっとエグはデラックスタイプで1万8800円。

画像15: 【国内初試乗】ロイヤルエンフィールド「ブリット650」インプレ|由緒正しき空冷ツインが生み出す走りの味わい深さ

鍛造アルミニウム製ステムを精密切削した、質感の高い「ブラックラウンドミラー」は左右セットで2万4800円。ミラーボディにはロイヤルエンフィールドのロゴも刻まれ、プレミアム感を高めている。

ロイヤルエンフィールド「ブリット650」主なスペック・燃費・価格

全長×全幅×全高2290×835×1135mm
ホイールベース1480mm
最低地上高154mm
シート高825mm
車両重量242kg
エンジン形式空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒
総排気量648cc
ボア×ストローク78×67.8mm
圧縮比9.5
最高出力34.6kW(47PS)/7250rpm
最大トルク52.3Nm/5650rpm
燃料タンク容量14.8L
変速機形式常時噛合式6段リターン
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmシングルディスク・Φ300mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)100/90-19 57H・140/70 R18 67H
乗車定員2名
製造地インド
メーカー希望価格98万100円~99万5500円(消費税10%込)

おすすめ関連記事

This article is a sponsored article by
''.