カスタム熱狂時代の1990年代。その時代を色濃く感じさせるCB1000Fカスタム「CB1000F Rebellion」がTSR(TECHNICAL SPORTS RACING)から登場。新しさと懐かしさが交錯する、魅力あふれるその姿に迫る。

新しさの中に宿る『あの頃』──TSR CB1000F Rebellion

世界耐久選手権参戦10年目を迎えたTSRは、レースで培った技術を反映させたカスタムパーツを多数開発。ここで紹介するCB1000Fもそんな1台だ。

2025年の鈴鹿8耐で『Neo-Classic Rebellion CB1000F Concept Model(ネオクラシック レベリオン CB1000F コンセプトモデル)』を発表し、その後も加速的にパーツの開発と市販化を進めている。

TSR代表の酒匂好規さんは大のバイク好き、カスタム好き、旧車好きで、自分の『好き』をレベリオンに反映させた。

レベリオンのコンセプトは『あの頃を再構築する』こと。あの頃とは日本のカスタムシーンが盛り上がりを見せていた1990年代。もう一つ、レベリオンには反乱、反抗などといった意味があるが、これは現代の決まりきったスタイルや固定概念を打破し、新時代を築いていく意気込みの表れ。

「CB1000Fならあの頃に憧れていたカスタムができる。決まりきったスタイルではなく、TSRらしさを全面に出したスタイルを提案できると思いました」と酒匂さん。

そんな期待に応えるようにレベリオンは姿を変え、その進化は今も止まらない。カラーリングはホワイトをベースにしたスペンサートリコロールとされ、足まわりには豪華な機能パーツを奢る。そしてこだわりは細部に及ぶ。

画像: TSR代表の酒匂好規さん(右)と筆者(小川勤)。酒匂さんは、様々なアイデアをビジネスへ繋ぎ、レース運営はもちろん、レーシングコンストラクターとして市販カスタムパーツ開発を強化。一方でライダーとバイクの距離を縮める、ローダウンキットなども真摯に開発する。

TSR代表の酒匂好規さん(右)と筆者(小川勤)。酒匂さんは、様々なアイデアをビジネスへ繋ぎ、レース運営はもちろん、レーシングコンストラクターとして市販カスタムパーツ開発を強化。一方でライダーとバイクの距離を縮める、ローダウンキットなども真摯に開発する。

『CB-F』らしいディテールとスポーティさを再構築していく

レベリオンの発表と同時に人気を博したメーターカバーは、まるでスマートフォンのような液晶メーターを砲弾型風にできるアイテム。この小さなパーツ一つでCB1000Fのイメージは一転。ヘッドライトまわりが引き締まり、まさに『あの頃』を感じさせる。

ハンドルはバーハンドルからセパレートハンドルに変更されている。これが耐久レースで培われた、操作しやすく疲労しにくいポジションを実現。CB1000Fのハンドルはネイキッドの中でもかなり大柄なアップタイプだが、TSRのセパハン仕様に跨ると一気にスポーティな気分になれる。

また専用のアルミ削り出しトップブリッジは高級感も演出。常に視界に入るディテールだけにクオリティアップが嬉しい。

そのハンドルに合わせたステップも世界耐久選手権仕込み。セパレートハンドルにマッチするバック&アップしたステップ位置はもちろん、車体に寄せられたバイクをスリムに感じさせるポジションづくりもポイントだ。

細身のメガホンサイレンサーでもきちんと消音。足まわりもグレードアップ!

レベリオンのスタイル構築に欠かせない細身のブラックアウトされたマフラーは、アールズ・ギアと共同開発。AMAスーパーバイクで数々の栄光を掴んだメカニックであるマイク・ベラスコが手掛けたスペンサーのFがモチーフとなっており、フォルムだけでなく、マニアの感性をくすぐるサウンドを再現している。

「この細身のサイレンサーで消音するのはかなり大変でしたね」とアールズ・ギア代表の樋渡さん。もちろん現代の規制に対応させた車検対応品で、3.2kgの軽量化(製品重量は6.8kg)も実現している。

足まわりも豪華装備。古き良き時代を感じさせるホイールはビトーR&D製のマグ鍛JB1で、このデザインはTSRの専売。雰囲気だけでなく、大幅な軽量化を実現する。それに合わせるディスクもAMA時代のスーパーバイクの雰囲気。こちらはサンスター製で、もちろんTSRの専売デザイン。フロントディスクは、ノーマルはΦ310mmだが、TSR製はΦ320mm。板厚は、ノーマルは5.0mmだが、TSR製は5.5mmを採用。迫力のあるスタイルを得ると同時に、制動力もアップしている。

そして前後サスペンションはオーリンズ製に換装。リヤは若干車高をあげることで腰高にし、フロントはGセンス製オリジナルフォークをセットする。ハイグリップタイヤのブリヂストン製RS12がスポーティな走りを予感させる。

次回の記事では、実際に試乗したフィーリングをお届けしよう!

画像: TSR / CB1000F/NCR-ブレーキディスク-フロント320㎜(ラージサイズ)オフセットカラー付き)  価格/12万1000円

TSR / CB1000F/NCR-ブレーキディスク-フロント320㎜(ラージサイズ)オフセットカラー付き)
価格/12万1000円

画像: CB1000F/NCR-ブレーキディスク-リア  価格/3万8500円

CB1000F/NCR-ブレーキディスク-リア
価格/3万8500円

画像: 25-CB1000F マグネシウム鍛造ホイールセット(艶有り黒)  価格/59万4000円

25-CB1000F マグネシウム鍛造ホイールセット(艶有り黒)
価格/59万4000円

画像: 25-CB1000F マグネシウム鍛造ホイールセット(ゴールド)  価格/59万4000円

25-CB1000F マグネシウム鍛造ホイールセット(ゴールド)
価格/59万4000円

画像: F.C.C./TSR FLS クラッチキットSC77  価格/4万4000円

F.C.C./TSR FLS クラッチキットSC77
価格/4万4000円

画像: '25- CB1000F (SC94) TSR×DEGREE RADIATOR SILVER  価格/30万8000円  '25- CB1000F (SC94) TSR×DEGREE OIL COOLER SET SILVER  価格/23万1000円 '25- CB1000F (SC94) TSR×DEGREE RADIATOR HOSE SET BLUE  価格/1万9800円

'25- CB1000F (SC94) TSR×DEGREE RADIATOR SILVER
価格/30万8000円
'25- CB1000F (SC94) TSR×DEGREE OIL COOLER SET SILVER
価格/23万1000円

'25- CB1000F (SC94) TSR×DEGREE RADIATOR HOSE SET BLUE
価格/1万9800円

画像: TSR/アクションカメラマウント  価格/4万4000円

TSR/アクションカメラマウント
価格/4万4000円

10月31日BATTLAX FUN&RIDE MEETING With TSR
(鈴鹿ツインサーキットGコース)開催

画像: BATTLAX FUN&RIDE MEETING With TSR  ※参加お申し込み開始は8/31(月) 11:00〜

BATTLAX FUN&RIDE MEETING With TSR
※参加お申し込み開始は8/31(月) 11:00〜

BATTLAX FUN & RIDE MEETINGとTSR共催の走行会イベントが、10月31日(土)に鈴鹿ツインサーキット(Gコース)で開催される。今年は、”バイク初心者、サーキット初心者の皆様に限定“して普段のライディングのスキルアップはもちろん、今後サーキットでのフリー走行に挑戦してみたい方を対象に、しっかりと基礎練習ができるプログラムを展開!

開催日時:2026年10月31日(土)
受付時間:7:30~8:30
ブリーフィング:8:30~
走行:9:25~

【参加費用(走行料金・保険料・お弁当・お茶付き)】
※参加費用は当日ご参加時の装着タイヤによって異なります。
・全クラス 前後ブリヂストン : ¥15,000
・全クラス ブリヂストン+他社 : ¥16,500
・全クラス 前後共他社 : ¥17,500

【Gコース(ハーフコース)】
対象者:免許取りたて~初めてサーキットを走る方
インストラクター:宮城 光、中井直道(クエストサービス)
テーマ:サーキット走行の基本を習得する
レッスン内容:各種パイロンレッスンでライディングの基礎をしっかりと再確認した後、コース走行(フル先導)も実施します。
初心者の方でも気兼ねなくご参加いただけるように講師が分かりやすくレクチャーいたします。
走行内容:レッスン3テーマ(30分×2本/40分×1本)、 コース走行15分×2本(フル先導)
定員:50名

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画像: shop.tsrjp.com
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