まとめ:松本正雅
▶▶▶写真はこちら|ホンダ「CBR1000RR-R ファイアブレードSP」ジョン・マクギネス30周年記念車
1996年の参戦マシンをモチーフにした特別色、現地価格は800万円オーバー

HONDA
CBR1000RR-R FIREBLADE SP
ジョン・マクギネス30周年記念車
ホンダUKは、ジョン・マクギネス選手のマン島TT参戦30周年を記念した限定モデル「CBR1000RR-R Fireblade SP JM 30th Anniversary」を発表した。製作されるのはわずか15台で、価格は3万7730英ポンド(約819万8503円)。購入は招待制となる。

John Mc Guiness MBE
ジョン・マクギネス選手とホンダ・ファイアブレードは、マン島TTの歴史を語るうえで欠かせない組み合わせだ。マクギネス選手はマン島TTで史上初となる平均速度130mph超のラップを記録したほか、長年にわたり圧倒的な強さを発揮。2015年のシニアTTでも印象的な勝利を飾っている。

HONDA
CBR1000RR-R FIREBLADE(マン島TT 2026年出場車)
参戦30周年を迎えた2026年、ホンダ・レーシングUKは、マクギネス選手が初めてマン島TTに出場した1996年のマシンをオマージュしたカラーリングを採用。その記念すべきスーパーバイクを、公道走行可能な仕様として再現したのが今回の限定車である。
2026年シニアTT参戦車のカラーリングを忠実に再現
ベースとなるのは「CBR1000RR-R ファイアブレードSP」。車体には、マクギネス選手が2026年のシニアTTで駆ったマシンを再現したフルレースレプリカカラーが施される。

HONDA
RS250R(1996)
デザインのルーツとなったのは、マクギネス選手が1996年に使用したホンダ「RS250」だ。長年にわたりマクギネス選手を支えてきたポール・バード・モータースポーツのグラフィックを取り入れるとともに、当時の軽量クラスで使用されていたグリーンのゼッケンベースを再現。鮮やかなレッドを基調とした車体に、30年のキャリアを象徴する特別な意匠が盛り込まれた。





車体にはシリアルナンバー入りのヘッドストックプレートを装着。ホンダ純正アクセサリーとして、トールスクリーン、シートカウル、HRCオイルフィラーキャップも備わる。


さらに、GB Racing製エンジンカバーセットやEvotech製ラジエターガード、ブレーキレバーガード、パドックスタンド用ボビンを採用。タイヤはメッツラー製に交換され、標準装着タイヤもスペアとして付属する。
搭載されるエンジンは、排気量999ccの水冷直列4気筒。左右のシリンダーで独立したスロットルボディを採用し、最高出力は214bhpを発揮する。
車体にはMotoGPマシン「RC213V」の公道仕様車「RC213V-S」から技術を受け継いだスイングアームを採用。HRCが開発したエアロダイナミクス、6軸IMU、アクラポビッチと共同開発したチタン製エキゾーストなども備え、ファイアブレードSP本来の高いパフォーマンスを楽しめる。
マクギネス選手とTTコースを走る特別な納車体験も用意
この限定モデルの特別さは、車両だけにとどまらない。購入者はマン島で開催される限定納車イベントに招待され、ジョン・マクギネス選手本人とのミート&グリートに参加できる。

希望者には、マクギネス選手とともに全長37¾マイルのTTコースを走行する機会も用意される。自身の限定車でロードレース界の英雄を追い、数々の伝説が生まれた公道コースを1周できるという、まさに一生に一度の体験だ。
このほか、購入者の希望サイズで用意されるマクギネス選手の直筆サイン入りKYT「KX-1」限定レプリカヘルメット、30周年記念ロゴ入りGee-Tech製リアパドックスタンド、専用ガレージマットも付属する。

販売台数はわずか15台。現時点で日本への導入については発表されていないが、マクギネス選手とファイアブレードが築いた30年の歴史を凝縮した、極めて希少なコレクターズモデルとなる。
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