VINS「DUECINQUANTA」ライディングポジション・足つき性
シート高:NA
ライダーの身長・体重:165cm・68kg


現代のバイクにはない異質な軽さに驚く。ポジションは腰高だが、前傾は思いの外キツくない。車体の上で動きやすく、積極的に乗りたくなる自由度の高さも魅力。前後サスペンションは跨ってもあまり沈まない。足つきはそれほど良くないが、車体が軽いため不安は皆無。
VINS「DUECINQUANTA」各部装備・ディテール解説

一つの部品に複数の役割を与えることで、部品点数を減らし、車体をシンプル化。F1や航空機などと共通する設計だ。試乗車はヴィンスがイタリアでナンバーを取得した際に使用されたプロトタイプ車で、ブルーとピンクのカラーリングは独創的な構造で知られたニュージーランドのオリジナルレーサー・ブリッテンをオマージュしたもの。市販車は好きなカラーを選択可能だが、オーダーしているオーナーの中にはこのカラーを希望する人もいるという。

オートクレーブを自社に持つヴィンス。ボディパーツだけでなく、スイングアームやフロントアームなど、多くにドライカーボン製パーツを採用する。パーツを軽くするだけでなく、設計で軽い車体を生み出している。

大きなラムエアダクトの中央に上下2灯式のLEDヘッドライトをマウント。その上には小ぶりなポジションランプが付く。ヘッドライトは上がハイ、下がロー。ミラーはバーエンドタイプ、グリップはdomina製のものが装着されていた。

シートはハニカム構造のゲルフォームを貼り付けたレーシーなタイプ。乗車定員は1名で、タンク部分からストッパーの部分までが一体のカーボンモノコックシャシーとなり、メンテナンスの際はテールカウルを着脱する構造。

メーターはカラーTFT。バーグラフタイプのタコメーターが元気よく上昇していく感覚は2ストロークならでは。電圧や外気温、オドメーターなどを表示可能で、タコメーターのスケールの「0」の次がいきなり「6」なのがこのマシンのキャラクターをよく表している。
