クラッチレバーはあるが、操作するもしないもライダー次第。一方でギアチェンジは必ずライダーが行う仕組みがEクラッチだ。コンパクトなシステムで後付けが容易なこともあり、CBR400Rから400㏄クラスのモデルにも搭載された。今回はCBR400Rの魅力も再確認しつつ、試乗レポートする。
ホンダ「CBR400R E-Clutch」各部装備・ディテール解説


スポーティでありながら、どこかホンダの歴史も感じさせるグランプリレッド。マットブラックの単色は8万9100円安い99万9000円。





表示を多彩に変更できる5インチカラーTFTメーターは、スマホ連携のHonda RoadSyncによりナビ表示などにも対応。Eクラッチは感度を3段階で調整可能なうえ、システムのON/OFFも選択できる。ただし切り替えには7回ものスイッチ操作が必要で、さらに電源オフで自動的にONへ復帰してしまう点は扱いづらさを感じた。


車体右側に追加されるEクラッチユニットはブラックアウトされ、目立たない。わずかに幅は広がるものの足つきへの影響はほぼない。転倒時にユニットを保護するためだろうか、下部には翼のようなパーツが配置されている。

ギアチェンジはクイックシフターとEクラッチが協調して常にスムーズ。ただしシステムをオフにするとクイックシフターも連動してオフになるのは惜しい。



フロントは倒立フォークながらしなやか。ダブルディスクは効き、コントロール性ともに良好。リアはプリロード調整のみ。出荷時設定は柔らかめのため、好みに合わせて調整したい。

シートは平面となる部分が広く、座り心地も良好。スリムなタンクをキュッとニーグリップすると一体感がさらに増す。ヘルメットはタンデムシートに挟み込んでロックする。
ホンダ「CBR400R E-Clutch」主なスペック・燃費・製造国・価格
| 全長×全幅×全高 | 2080×760×1145mm |
| ホイールベース | 1410mm |
| 最低地上高 | 130mm |
| シート高 | 785mm |
| 車両重量 | 195kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
| 総排気量 | 399cc |
| ボア×ストローク | 67.0×56.6mm |
| 圧縮比 | 11.0 |
| 最高出力 | 34kW(46PS)/9000rpm |
| 最大トルク | 38N・m(3.9kgf・m)/7500rpm |
| 燃料タンク容量 | 17L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | 25°30′ |
| トレール量 | 102mm |
| ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W) |
| 燃料消費率 WMTCモード値 | 28.1km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
| 製造国 | 日本 |
| メーカー希望小売価格 | 99万9900円~108万9000円(消費税10%込) |
おすすめ関連記事





