ヤマハは、超高回転型の水冷4気筒599ccエンジンを搭載した「YZF-R6 レースベース車」を予約期間限定の受注生産で2027年2月26日に発売すると発表した。今回のオーダーをもって生産終了が宣言されている。

まとめ:ヨ(オートバイ編集部)
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孤高の600ccスーパースポーツ、最後のレースベース車

『YZF-R1に勝つ!』をテーマとした1998年に初代モデルが登場し、2006年のフルモデルチェンジでサーキット志向を劇的に高めた新設計エンジン&新設計フレームに。現行モデルのベースとなったのは2017年モデルで、YZF-R1のデザインエッセンスを取り入れ、トラクションコントロールシステムやクイックシフターといった電子制御や足まわりが強化された。

公道向けの仕様は2020年モデルを最後に姿を消し、最後まで日本仕様は登場せず逆輸入車のみ流通するという孤高の存在だったYZF-R6。その後もレースベース車が販売され、600ccクラスで最強の座をほしいままにしてきたが、公道ユースには尖りすぎたキャラクター、そしてワールドスーパースポーツ選手権(WSSP)の主役が3気筒のYZF-R9に移っていったことで、ついに終焉のときを迎えることになった。

2027年2月26日発売予定の「YZF-R6 レースベース車」の予約受注をもって、生産終了が決まったのだ。第1次予約受付期間は2026年7月1日~7月31日で、車両とキットパーツの納期は2027年2月26日から順次。第2次予約受付期間は同8月1日~8月31日(納期は2027年4月下旬~)となっている。

今回のレースベース車は、2020年モデルの「YZF-R6(欧州仕様)」をベースに、レースなどサーキット用途に最適化したモデル。前述の電子デバイスに加え、「YZF-R1 レースベース車(2024年モデル)」と同型のフロントサスペンション&フロントブレーキなどを継続採用している。

従来モデルからの変更はなく、価格は137万5000円。レースユーザーやスポーツ走行の愛好家には、YZF-R6を新車で手に入れる最後のチャンスとなる。

画像: YAMAHA YZF-R6 レースベース車 2027年モデル 総排気量:599cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 発売日:2027年2月26日(金) 税込価格:137万5000円

YAMAHA
YZF-R6 レースベース車
2027年モデル

総排気量:599cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒

発売日:2027年2月26日(金)
税込価格:137万5000円

第1次予約受付期間:2026年7月1日(水)~7月31日(金)→車両・キットパーツ納期:2027年2月26日(金)から順次

第2次予約受付期間:2026年8月1日(土)~8月31日(月)→車両・キットパーツ納期:2027年4月下旬から順次

参考:YZF-R6(2020年モデル)

全長×全幅×全高2040×695×1115mm
ホイールベース1375mm
最低地上高130mm
シート高850mm
車両重量190kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量599cc
ボア×ストローク67.0×42.5mm
圧縮比13.1
最高出力87.1kW(118.4PS)/14500rpm
最大トルク61.7N・m(6.3kgf・m)/10500rpm
燃料タンク容量17L(無鉛プレミアムガソリン指定)
変速機形式常時噛合式6段リターン
ブレーキ形式(前・後)油圧式ダブルディスク・油圧式ディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W)
乗車定員2名
参考価格159万5000円(2020年モデル発売当時)

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