2024年春のモーターサイクルショーでタイムレス・レトロを謳いデビューした、キジマが製作したGB350CとMEGURO S1の2台のショー用デモバイク。そこから1年の間に装着されたパーツは次々と市販化され、2026年の東京モーターサイクルショーでも改めて2台はその姿を見せた。詳細と今後の展開を紹介する。
※本企画はHeritage&Legends 2026年6号に掲載された記事を再編集したものです。

レッグシールドの早期市販化はファンの声の大きさ次第

キジマによるGB350CとMEGURO S1の2台は2025年はまだ、2台のアイコンとなったフェンダープレートやレッグシールドは開発中だったが、この春の2026年のショーではフェンダープレートは新製品として発売され、レッグシールドも発売予定価格までが発表された。また、両車に『哀愁』と『浪漫』というサブテーマが設けられたのも新たな試み。詳細を同社開発部の西澤さんに聞いた。

画像: レッグシールドの早期市販化はファンの声の大きさ次第

「まず後者のサブテーマですが、当初は両車で『タイムレス・レトロ』をテーマにクラシックな雰囲気の中に時代を越えて愛されるスタイルを目指しました。若い方々も受け入れやすい昭和レトロを想起させるものでしたが評価は上々。一方で今回の『哀愁』と『浪漫』は当時を知る50歳代以上の皆さんに刺さるワード。さらに広い世代へ訴求したいという施策です。

当初発表した開発パーツはほぼ市販化を済ませ、残るのはレッグシールドでしたが、製造コストや販売ニーズ面から時間を掛けて製品化を慎重に重ねてきました。その中で熱狂的に支持してくださる方の声などが高まってきて、今回このタイミングで発売が決定ということになりました」(西澤さん)

ユーザーの声が市販化を促すというのも同社ならではことだが、レッグシールドの発売時期が決まるのはまだこれから。さらなるファンのプッシュこそが、両車の『タイムレス・レトロ』の、早期の完成に導くことにもなるのだ。

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『浪漫』は往時への想いから旅への憧れまで包むワードだ。

■GB350C[浪漫]

画像: ■GB350C[浪漫]

画像1: キジマが提案するレトロスタイルパーツ群が進化!’60年代風レトロカスタムがまとう雰囲気は現代の街中でも便利な機能性も内包する?!【Heritage&Legends】
かつて街中で普通に見かけたビジネスバイクをモチーフに設えられたレッグシールドも印象的な、GB350Cカスタム。すべてのパーツの当時風デザインに目が行きがちだが、各パーツがそれぞれに高い機能を持つことにも着目したい。街中からツーリングまで、その長所は存分に発揮される。

画像2: キジマが提案するレトロスタイルパーツ群が進化!’60年代風レトロカスタムがまとう雰囲気は現代の街中でも便利な機能性も内包する?!【Heritage&Legends】
スクリーンKITクリア(2万2000円)と共に装着されるヘッドライトバイザー(6050円)は往時風を醸す。GBとMEGUROの両車それぞれ専用品のレッグシールドは黒/白(素地・予価6万6000円)のほか2万2000円UPで人気純正色も揃う予定だ。

画像3: キジマが提案するレトロスタイルパーツ群が進化!’60年代風レトロカスタムがまとう雰囲気は現代の街中でも便利な機能性も内包する?!【Heritage&Legends】
左右フィン付きカバーセット(4万1800円)はアルミビレット製だ。

画像4: キジマが提案するレトロスタイルパーツ群が進化!’60年代風レトロカスタムがまとう雰囲気は現代の街中でも便利な機能性も内包する?!【Heritage&Legends】
バッグサポート(左右各1万2100円)にはK3サイドバッグとETCステー(3850円)を介してETCレザーケース(7700円)を装着する。

画像5: キジマが提案するレトロスタイルパーツ群が進化!’60年代風レトロカスタムがまとう雰囲気は現代の街中でも便利な機能性も内包する?!【Heritage&Legends】
リヤのクラシックレザーツールバッグ(1万8150円)やフェンダーフラップ(1430円)も良いアクセントになるものだ。

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醸し出す懐かしさは『哀愁』。一方で機能は現代的にまとめる

■MEGURO S1/W230[哀愁]

画像1: ■MEGURO S1/W230[哀愁]

画像6: キジマが提案するレトロスタイルパーツ群が進化!’60年代風レトロカスタムがまとう雰囲気は現代の街中でも便利な機能性も内包する?!【Heritage&Legends】
このMEGURO S1がGBに比べよりレトロ感を彷彿せるのは多用されるメッキパーツによるところもあるだろう。装着されるキジマ製品群もそんな同車の雰囲気をより増幅させる。フロントウィンカー下に装備する小型のフォグランプキットは専用ステーも同梱し、現代的な機能と安全性を加えるものだ。

画像2: ■MEGURO S1/W230[哀愁]

画像7: キジマが提案するレトロスタイルパーツ群が進化!’60年代風レトロカスタムがまとう雰囲気は現代の街中でも便利な機能性も内包する?!【Heritage&Legends】
専用スクリーンKITは2万4200円。ウィンカー下にLEDフォグランプキットスモールフォグ(白発光:3万9600円/黄発行光:4万1800円)も設置してある。

画像8: キジマが提案するレトロスタイルパーツ群が進化!’60年代風レトロカスタムがまとう雰囲気は現代の街中でも便利な機能性も内包する?!【Heritage&Legends】
フェンダープレートはMEGRO S1用が8800円、前出のGB350C用は9350円。純正バルブ使用のクラシックウィンカーは3300円(2個セット)だ。

画像3: ■MEGURO S1/W230[哀愁]
画像4: ■MEGURO S1/W230[哀愁]

タンデムグリップ(黒:1万5400円/メッキ:1万7600円)も装備。専用のバッグサポート(左右各6600円)が装着されるほか、専用ヘルメットロック(4400円)も見える。キジマ製品は全て簡単なハンドツールで装着できるボルトオン設計も魅力ポイント。

取材協力:キジマ

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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