フラッグシップスポーツにふさわしいハイエンド外装

多彩なバイク関連パーツやウェアからさまざまなものを吟味し扱う、大型の2輪用品店として身近な存在のナップス。オリジナルの『NAPs Sports』ブランドでオリジナルの高質パーツを開発・展開するという顔も持っていて、同ブランドが第1弾として’22年秋に発表したのがHayabusa用フルドライカーボンボディKITだ。このKITには2タイプの設定があり、ひとつは「フルドライカーボンボディ・Hayabusaマット塗装キット(217万8000円、税込み/以下同)」。こちらの装着車は4月10日のこの欄で紹介している。

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今回紹介するのは、「SUZUKI Hayabusa 2021年~MODEL NAPs Sports フルドライカーボンボディHayabusaクリア塗装KIT」(209万円)を装着した車両だ。キットとして以外にも、ノーマルのHayabusaに外装KITを装着したコンプリートとしての販売もあり、こちらは乗り出し価格439万円(マット塗装キットの装着コンプリートは447万8000円)で販売される。コンプリート車ならすぐに走り出せるという魅力もある。

ところでこのクリア塗装車、発表当初は外装以外はノーマルだったが、今回はいくつかの手が加えられた。前述のクリア塗装キット・コンプリート車を購入してカスタムした例(パーツ代や工賃は別途)と考えるといいだろう。前後のホイールを履き替えフロントブレーキキャリパーをブルーボディのベルリンガーに。排気系もカーボンエンド/ヒートガードを持つヨシムラ機械曲R-11Sqチタンサイクロン2本出しにするなどだ。こうして見ると、この外装キットがカスタムにもなじみが良いと分かる。ノーマル形状をベースに質を上げたことがこういう具合に効いてくるような感じだ。外装KITを購入した向きにもどう手を入れるかという参考になる。

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ナップス戦略事業部の飯田さんによれば「Z900RS(このHPでは’26年2月9日に紹介した車両)でも展開しているカスタム“YOKOHAMA STYLE”(ナップスが本社を置く横浜市にちなんでの名称)のHayabusa版です。外装キット以外は発展途上ではありますが、次のカスタムを提案したいというものです」とのこと。

両車ともNaps Sportsのドライカーボン外装を軸にしていて、Z900RSは人気モデルとしての選択。Hayabusaはブランド第1弾パーツ(外装KIT)としてのハイエンドモデルという視点で選ばれている点も軸足が明確だ。

なお、ナップススポーツではそのZ900RS用から、優れたパートナーメーカーとのコラボレートによって限定生産パーツを用意し、ユーザーに特別感を提供する“別注パーツ”の展開を始めている。“to the next”コンセプトによって世界中のライダーにより良いもの、特別感あるものを提供し、従来からの「ナップスが理想とする「究極の『走る』、『止まる』、『曲がる』、『魅せる』を最高の組み合わせ(Best of Breed)で実現する」を追う。この“別注パーツ”も今後どんどん進めていくので注目してほしいとのことで、Hayabusa適合品にも期待が高まる。

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純正のミラーステーやヘッドライト、アクセントパーツ(写真のレッド部分)などとのチリ合わせは純正並みにきっちりと行われる。

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カウルインナーパネルの凹凸も純正同様で、Hayabusa純正にドライカーボン仕様があったらこうなっているはずだという楽しみも味わえる作りこみ。

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燃料タンクの造形も純正に準じる。きれいなカーボンの織り込みは跨がれば常にライダーの視界に入ってくるわけだ。

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隼ロゴをレリーフ化するなど巧みなオリジナルデザインを加えたサイドカウルを筆頭とした構成パーツ自体は、マット塗装もクリア塗装も同じドライカーボン。つやありかつやなしかが両車の違いで、それは写真からもくみ取れる。

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シートカウルサイドのラインは純正を踏襲しながらわずかにアレンジして全体の一体感を上げる。純正で別売りアクセサリーとなるタンデムシートカバーも用意され、その前端にナップススポーツのロゴマークが付くのもわかるだろう。テール下にはアクティブ・フェンダーレスキット(ナンバーホルダー)が備わる。

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エンジンまわりとのクリアランス、フレームとの接合部なども純正のようにぴったり。カウルのサイドフィン形状が好きならば、それも購入理由になるはずだ。

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燃料タンクの中央を走るセンターラインにはNAPs Sportsのロゴがマーキングされる凝りよう。

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ステップはHayabusaノーマル。フルエキゾーストのマフラーは、ヨシムラ機械曲 R-11Sq Rチタンサイクロン2本出し 政府認証で、写真ではこれもアクセントとなるカーボン製ヒートガードが見える。

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フロントフェンダーは純正形状のドライカーボン製。フロントキャリパーはベルリンガー4R01-BLに換装し、前後ホイールにはゲイルスピードTYPE-Rの純正同寸(3.50-17/6.00-17)を履く。

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ホイールは同じ銘柄を使いつつフロントにブラック、リヤにゴールドと色違いを履くのは“YOKOHAMA STYLE”としての遊び心の提案。リヤショックはナイトロンR3を使う。タイヤはブリヂストンS23でサイズは純正に同じフロント120/70ZR17、リヤ190/50ZR17だ。

取材協力:ナップススポーツ

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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