文・写真:オートバイ編集部
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ホンダ「CB750 Four Mini」各部装備・ディテール解説
外装
本物のタンクを参考に型を起こし製作された外装。CB独特のフォルムを忠実に再現した仕上がりには、編集部も思わずため息。給油口は実車から流用し、シートも所有するCBと同形状でワンオフ製作(ちなみにこれが2作目)。テールランプは純正品をそのまま使用し、フェンダーも純正をベースにカットを重ねてミニマム化している。



一見すると本物と見紛うサイドカバー(写真下)。しかし純正と比較すると一回りコンパクトだ。こちらも型を起こしてFRPで成形。

リアショックカバー(写真下)も既製品では長さが足りず、一枚板から新たに巻き直して製作している。

足まわり
オーナー、そして製作陣ともに強いこだわりを持ったホイールは、750と同じハヤシレーシング仕様。サイズは3.00-14インチで、なんとアルミ削り出し製(製作後、鋳物風に見える加工を施している)というから驚きだ。


下2点の写真のように通常スポーク部に入るメーカー名の代わりに「TRUST LIGHT SUCCESS」と「MADE IN IBARAKI」の文字が刻まれている。


エンジンまわり
ヘッドカバーは純正品をタンク下の見えない部分でカットして使用。ヘッドおよびシリンダーのフィンは一枚一枚手作りで製作され、元のエンジンを囲うように装着されている。よく見ると、シリンダー奥にベースエンジンやプラグがわずかに確認できる。


腰下まわりも驚くほど忠実に再現。各カバー類の製作はもちろん、ボルト位置やサイズ感まで抜かりはない。シフト位置はAPE純正では前すぎるため、シフトロッドを新設し後方へ移設。

さらにシフトペダル用シャフトも新設し、実質的にバックステップ化されている。

4本出しエキゾーストが印象的なマフラー。一般的な「1本のみ実働、他はダミー」という構造ではなく、ヘッド排気ポートからエンジン幅に合わせた集合パイプを横方向に設置(下の写真のイエロー点線部)。そこから4本のエキゾーストパイプをレイアウトする1-4-1構造としている。


精巧に再現されたCBのエンジン。その中でも注目は移設されたキックシャフトだ。

下写真右のAPE純正と比較するとそのこだわりがよくわかる。トラストライトサクセスがこれまで手掛けたレプリカの中でも初となるキックのオフセットを採用。


純正キックシャフト部に新たにギアを追加し、シャフトを後方へ移設することでCBと同様の見た目を実現している。このアイデアは、これまでのミニバイクカスタムシーンでも前例のない試みだ。

ホンダ「CB750 Four Mini」オーナー「いわさん」と製作スタッフ
今回取材に応じてくれたオーナーのいわさん(中)。ベースとなったCBのほか、フルカスタムのZ400FX、最近エンジンをオーバーホールした日産ブルーバード(MT)、足車として活躍中のスバルR2などを所有。イベント用車両としてハイエースもある。

<写真左から>
Trust Light Su㏄ess代表 坂本さん、OWNER:いわさん、Trust Light Su㏄ess工場長 佐谷戸さん



ホンダ「CB750 Four Mini」の写真
文・写真:オートバイ編集部

