水冷DOHC並列6気筒1286cc、そしてシャフトドライブなど、Z1300はスペックシートの数字だけでは語り尽くせない「重量級ハイテク」の塊として登場し、高速長距離ツアラーという新たな頂点像を提示したモデルである。
写真:カワサキ、鶴身 健 文:沼尾宏明、オートバイ編集部 協力:バイカーズステーション(遊風社)
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カワサキ「ZG1300」(1984)解説

画像: KAWASAKI ZG1300 1984年

KAWASAKI
ZG1300
1984年

1984年型から採用されたDFI(デジタル・フューエル・インジェクション)は、同系のZN1300ボイジャー用FIをベースとし、カムや圧縮比の見直しも含めて、パワーと燃費の両立を狙っている。

さらに、当時としては太いΦ41mmフロントフォークやオートキャンセルウインカーなど、高級車らしい装備を備え、「大排気量グランドツアラー」の路線をそのまま受け継いだモデルとなっている。

カワサキ「ZG1300」各部解説

画像1: カワサキ「Z1300」|「Z1の次」を狙って造られた6気筒のモンスターZ【KAWASAKI Z大全】
画像2: カワサキ「Z1300」|「Z1の次」を狙って造られた6気筒のモンスターZ【KAWASAKI Z大全】
画像: 四角い大型ケースの中にアナログの速度計と回転計を左右に配置し、その中央に燃料計と水温計を縦一列に並べた、ツアラーモデルらしいレイアウト。

四角い大型ケースの中にアナログの速度計と回転計を左右に配置し、その中央に燃料計と水温計を縦一列に並べた、ツアラーモデルらしいレイアウト。

画像: 北米向けは20.4〜21Lタンクも存在するが、ZG1300ではツアラー性重視の27Lタンクが組み合わされるケースが一般的だとされている。

北米向けは20.4〜21Lタンクも存在するが、ZG1300ではツアラー性重視の27Lタンクが組み合わされるケースが一般的だとされている。

画像: キャブ仕様のZ1300をベースに、燃料噴射化とパワーアップを図ったのがZG1300である。

キャブ仕様のZ1300をベースに、燃料噴射化とパワーアップを図ったのがZG1300である。

画像: カワサキ「ZG1300」(1984)解説
画像: 水冷DOHC並列6気筒1286ccエンジンは形式こそZ1300と共通だが、燃料供給をキャブレターからインジェクション(DFI)に変更したことで、最高出力は120PSから130PSへと引き上げられている。

水冷DOHC並列6気筒1286ccエンジンは形式こそZ1300と共通だが、燃料供給をキャブレターからインジェクション(DFI)に変更したことで、最高出力は120PSから130PSへと引き上げられている。

画像: フロントフォークはセミエア式、リアショックもA3以降でセミエア式が採用され、空気圧でストローク感や沈み込みを調整できる構造になっている。

フロントフォークはセミエア式、リアショックもA3以降でセミエア式が採用され、空気圧でストローク感や沈み込みを調整できる構造になっている。

画像: 大トルクを受け止める頑丈なファイナルケースを備え、重量増と独特の挙動を許容する代わりに、「重くても壊れないロングツーリング向けの駆動系」として設計。

大トルクを受け止める頑丈なファイナルケースを備え、重量増と独特の挙動を許容する代わりに、「重くても壊れないロングツーリング向けの駆動系」として設計。

画像: タンデム走行も視野に入れた長距離前提のクッション性を備えた、ツアラー志向の快適性重視の設計となっている。シート高は810mm。

タンデム走行も視野に入れた長距離前提のクッション性を備えた、ツアラー志向の快適性重視の設計となっている。シート高は810mm。

画像: 乾燥で300kg級の巨体だが、低重心と素直なジオメトリのおかげで「見た目よりずっと扱いやすい」というインプレが多い。

乾燥で300kg級の巨体だが、低重心と素直なジオメトリのおかげで「見た目よりずっと扱いやすい」というインプレが多い。

カワサキ「Z1300」(1979-1984)写真

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