まとめ:オートバイ編集部 写真:赤松 孝、松川 忍、南 孝幸、カワサキ
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カワサキ「メグロS1」(2026)解説

Kawasaki
MEGURO S1
2026年モデル
総排気量:232cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
シート高:740mm
車両重量:143kg
価格:74万2500円
発売:2025年9月15日
気軽に乗って楽しめるレトロクラシック
軽量・コンパクトな車体に、低回転域から充分なトルクを発生するエンジンでビギナーからリターンライダーまで走りを楽しめるシングルスポーツモデルとして2024年に登場したメグロS1。
軽二輪クラスながら歴史あるメグロブランドのオートバイとして、高級感のあるスタイリングや、先に登場したメグロK3と同じくタンクに用意されているエンブレムはアルミ製とし、1つ1つ手作業で塗装が施されている。9月に発売された2026年モデルでは仕様や装備、カラーに変更はなく、価格改定されて登場した。
メグロの伝統が息づく美しいレトロフォルム

現行「メグロS1」(左)とルーツとなる「メグロSG」(1964年)。
カワサキメグロ製作所となって以後、互いの技術を持ち寄りながらカワサキ・メグロの名称で新型バイクの開発が進められた。そうした中、1964年に登場したのがカワサキ250メグロSGである。エンジンはメグロを象徴する空冷OHVシングルのロングストロークエンジンで、248ccの排気量から18PSの高出力を発揮した。ボディ周りではサドル型シートが特徴的だ。
そんなカワサキ250メグロSGの正統な後継モデルとして、60年を経た2024年に登場したのがメグロS1である。
レトロなスタイリングのボディには、さすがにサドル型シートの装備はなかったが、クロームメッキが施された黒の燃料タンクや3Dエンブレム、そして空冷シングルエンジンの造形など、メグロが守り続けたクラフトマンシップをしっかり継承している。

搭載されたエンジンは、排気量232ccの空冷OHC2バルブシングルで最高出力は18PS。現代においては決してパワフルなものではないが、シングルらしい鼓動を感じながらゆったりと走りを楽しむには最適だ。
足まわりもワイヤースポークホイールにラバーブーツ装着フロントフォーク、2本ショック式リアサスとベーシック。しかしながら前後ディスクブレーキ装備でABSも標準装備しているあたりがいかにも現代的だ。

車体を共通とするW230より5mm低い740mm設定とされたシートで、足つき性は素晴らしく良好。見た目もプレーンな表皮にホワイトのパイピング仕上げとなっている。

文字盤のセンターをアイボリーとしたクラシカルデザインのアナログニ眼メーター。スピードメーター下にはメグロのロゴが入る。

MEGUROブランドならではのタンクは、メッキを先に施してからブラックを手塗りする工芸品のような仕上がりとなっている。

空冷シングルエンジンはKLX230用をベースとし、カム形状を見直し、排気ポートも右出しに変更。粘り強く、ゆったりと走りを楽しめる。
カワサキ「メグロS1」2026年モデルの主なスペック・燃費・製造国・価格
| 全長×全幅×全高 | 2125×800×1090mm |
| ホイールベース | 1415mm |
| 最低地上高 | 150mm |
| シート高 | 740mm |
| 車両重量 | 143kg |
| エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 |
| 総排気量 | 232cc |
| ボア×ストローク | 67.0×66.0mm |
| 圧縮比 | 9.0 |
| 最高出力 | 13kW(18PS)/7000rpm |
| 最大トルク | 18N・m(1.8kgf・m)/5800rpm |
| 燃料タンク容量 | 11L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | 27.0° |
| トレール量 | 99mm |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ265mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 90/90-18 51S・110/90-17 60S |
| 燃料消費率 WMTCモード値 | 40.5km/L(クラス2-1)1名乗車時 |
| 製造国 | タイ |
| メーカー希望小売価格 | 74万2500円(消費税10%込) |




