GSX-8Tのビキニカウル仕様であるGSX-8TTは、GS1000Sのイメージを色濃く受け継いだ「現代版クーリーレプリカ」と呼びたくなる1台。鈴鹿8耐やAMAを制した名機・GS1000Sの栄光と、ヨシムラ×スズキが築いたレース史の原点を鮮やかに蘇らせるデザインだ。
写真:南 孝幸、SUZUKI まとめ:オートバイ編集部
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スズキ「GSX-8TT」(2026)のルーツは「GS1000S」(1979)

画像: SUZUKI GS1000S 1979年 総排気量:997cc エンジン形式:空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒 シート高:840mm

SUZUKI
GS1000S
1979年

総排気量:997cc
エンジン形式:空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒
シート高:840mm

8耐とAMAを制覇した名機&名選手のオーラを継承

ビキニカウル仕様であるGSX-8TTのモチーフは、スズキの公式発表によると「1970年代のロードレーサー」とある。ビキニカウルのややスクエアな造形とカウル下部の「エラ」、奥に収まったヘッドライトは、明らかにGS1000Sを彷彿とさせるデザインだ。

GS1000Sは、前述のGS1000がデビューした翌1979年に追加された仕様で、耐久レースやAMAスーパーバイク参戦用にビキニカウルを装着。スズキワークスカラーの青×白またはヨシムライメージの赤×白をまとい「クーリーレプリカ」として有名なモデルだ。

1978年、ウェス・クーリーはヨシムラGS1000でホンダ無敵艦隊のRCBを破り、鈴鹿8耐を制覇。AMAスーパーバイクではランキング5位に終わったが、翌1979年には全戦で表彰台に上がり、自身初のチャンピオンを獲得する。

1980年からは青×白のGS1000Sで参戦し、カワサキのローソン、ホンダのスペンサーらを抑えて2年連続でAMA王者に輝く。その活躍からGS1000Sは「クーリーレプリカ」と呼ばれた。

以降もGS1000をベースにしたGS1000Rが数々の耐久レースを制し、その後スズキはGSX、GSX-Rを送り出す。今もヨシムラとのパートナーシップは連綿と続いているが、全てはGSから始まっており、中でもGS1000Sは栄光に満ちた1台なのである。

AMAスーパーバイク王者の市販レプリカ

代表的なのは1979年 I 型カラー

画像1: スズキ「GSX-8TT」(2026)のルーツは「GS1000S」(1979)|クーリー伝説・再起動 受け継がれる栄光のDNA【最新ネオクラ ルーツ伝】

「市販レーサー」に最も近い憧れの存在だった

GS1000の派生モデルで、「クーリーレプリカ」の愛称で知られるビキニカウル付きスポーツモデル。ベースは空冷4スト直列4気筒DOHC 997ccエンジンを積むGS1000で、高い耐久性と扱いやすい特性を備えたフラッグシップネイキッドだった。


POP吉村も認めたウェス・クーリー

1970〜80年代に活躍したアメリカ出身のロードレースライダー。AMAスーパーバイクと耐久レースで名を残し、ヨシムラと組んだスズキGS1000で第1回鈴鹿8耐を制した。写真は2017年鈴鹿8耐の前夜祭に登場したウェス・クーリー。

画像3: スズキ「GSX-8TT」(2026)のルーツは「GS1000S」(1979)|クーリー伝説・再起動 受け継がれる栄光のDNA【最新ネオクラ ルーツ伝】

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