文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝
▶▶▶写真はこちら|「Ninja ZX-25RR」の全体・各部・走行シーン
カワサキ「Ninja ZX-25RR」各部装備・ディテール解説

ニンジャZXシリーズ共通のスタイリングに、レーシーなライムグリーンのカラーを採用。ボディカラーはこの1色のみとなる。ZX-25R SEではサイドカウル装着のスライダーやスモークスクリーンが標準装備となるが、こちらはオプション扱い。

ニンジャZXシリーズ共通のスタイリングに、レーシーなライムグリーンのカラーを採用。ボディカラーはこの1色のみとなる。ZX-25R SEではサイドカウル装着のスライダーやスモークスクリーンが標準装備となるが、こちらはオプション扱い。

眼光鋭いLEDヘッドライトやセンターラムエアは、兄貴分のZX-4RやZX-6Rと共通のイメージで揃えられたファミリーフェイス。

スーパースポーツではあるが、ハンドルの垂れ角はきつくなく、セット位置も程よい低さなのでライポジの自由度は高め。

4.3インチのカラーTFTメーターはスマートフォン連携機能も搭載。ラップタイマーを備えたサーキットモードにも表示変更が可能。

シート形状はホールド性に優れた形状。座面は絶妙に絞り込まれ、シート高も785mmに抑えられており、足つき性に不満はない。

シート下のスペースにはさすがに限りがあり、スペースも手狭だが、ETC車載器を搭載するぐらいの空間は用意されている。

今回からパワースペックは46PSとなったが体感上の差はない。KTRCとパワーモードを統合したライディングモードを標準装備している。

フロントフォークは倒立。インナーチューブ径37mmのショーワ製のSFF-BPで、プリロード調整機構を備える。ブレーキキャリパーはラジアルマウント。

スイングアームはマフラーの取り回しを考慮した湾曲タイプ。試乗車の装着タイヤはダンロップ製のラジアル・GPR300。

ホリゾンタルマウントされるリアショックはショーワ製のBFRC lite。プリロード、伸側、圧側の減衰力調整が可能なフルアジャスタブルだ。
カワサキ「Ninja ZX-25RR」動画・写真
OnBoard Kawasaki Ninja ZX-25RR on Mandalika Circuit
www.youtube.comカワサキ「Ninja ZX-25RR」主なスペック・燃費・価格
| 全長×全幅×全高 | 1980×750×1110mm |
| ホイールベース | 1380mm |
| 最低地上高 | 125mm |
| シート高 | 785mm |
| 車両重量 | 184kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒 |
| 総排気量 | 249cc |
| ボア×ストローク | 50.0×31.8mm |
| 圧縮比 | 12.5 |
| 最高出力 | 34kW(46PS)/16000rpm |
| 最大トルク | 21Nm(2.1kg-m)/12500rpm |
| 燃料タンク容量 | 15L |
| キャスター角 | 24.2° |
| トレール量 | 99mm |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 110/70R17 M/C(54H)・150/60R17 M/C(66H) ・150/80-16 |
| 燃料消費率(WMTCモード) | 18.1km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
| 乗車定員 | 2名 |
| メーカー希望小売価格 | 105万2700円(消費税10%込) |



