テーマは『「好き」を極めろ!』、モンストとのコラボキービジュアルも解禁
すでに開催が公表されていた「第53回東京モーターサイクルショー2026」について、その具体的なコンテンツ内容やチケット販売の詳細が、2025年12月23日に主催の日本二輪車普及安全協会より発表された。
今回のショーでは『「好き」を極めろ!』をテーマに掲げ、若年層や女性層、新規免許取得者といった次世代のファンづくりを積極的に推進していく方針だ。その最大の呼び水となるのが、大人気スマホゲームアプリ「モンスターストライク」(以下、モンスト)との大規模なコラボレーションである。

このモンストとのコラボレーションは大阪・東京の両会場で展開される共通のプロモーションだが、今回発表された東京会場のキービジュアルには、大人気キャラクターの「ルシファー」と「ウリエル」が登場する。著名なイラストレーターのタケウチリョースケ氏が描き下ろしたこのイラストは、ツーリングに訪れた二人が絶景をバックに談笑するシーンを表現しており、バイクのある日常への親近感を醸成する狙いがある。

さらに、コラボ限定グッズがもらえる「モンスターストライクグッズ付き入場券」が販売されるなど、ゲームファンにとっても見逃せない内容となっている。

東京会場に向けた施策で特に注目すべきは、エントリー層を対象とした無料招待枠と割引設定だ。2026年3月の時点で在校中、または卒業予定の高校生は、事前にウェブ登録を行なうことで入場料が無料となる。

また、2025年4月1日以降に初めて二輪免許を取得した「新ライダー」も、年齢を問わず同様に無料で招待される点は、これからバイクライフを本格化させる層にとって大きな後押しとなるだろう。さらに、18歳から22歳までを対象とした「Under22割」の前売り券も1600円で設定されており、若年層が足を運びやすい環境が徹底して整えられている。


チケット販売の形態についても、東京会場の詳細が決定。前売り入場券の販売は2026年2月1日からオンラインで開始され、2月上旬からは主要な二輪用品店でも取り扱いが始まる。
今回の新たな試みとして、会期中の終了2時間前という混雑が緩和される時間帯に入場できる「ラスト2hourパス」を前売り限定で販売する。これにより、夕方から効率よく会場を回りたいというニーズにも応える形だ。
ここで注意したいのは、第53回東京モーターサイクルショーでは「会場窓口での当日券販売」は行なわれないこと。すべての来場者は、事前にオンラインサイト、または店頭で電子チケットを購入しておく必要がある。
昨今のデジタル化に合わせたスムーズな入場運営を目指すための施策だが、来場を予定しているライダーは早めに公式サイトをチェックし、2月1日からのチケット販売に備えておこう。
第42回大阪モーターサイクルショー2026
会期:2026年3月20日(金・祝)~3月22日(日)
開催時間:10:00~17:00
場所:インテックス大阪(1・2号館)
主催:一般社団法人 日本二輪車普及安全協会
公式サイト:https://www.motorcycleshow.jp/
第53回東京モーターサイクルショー2026
会期:2026年3月27日(金)~3月29日(日)
会場:東京ビッグサイト(西1・2・3・4ホール、アトリウム、西屋上展示場)
開催時間:
3月27日(金)10:00~13:00 ※特別公開
3月27日(金)13:00~18:00
3月28日(土)10:00~18:00
3月29日(日)10:00~17:00
主催:一般社団法人 日本二輪車普及安全協会
公式サイト:https://www.motorcycleshow.org/
まとめ:西野鉄兵


