BMWのGSと言えば、泣く子も黙るアドベンチャー界の王様。ただ、アドベンチャーと言うとツアラーイメージも強く「オフロードもソコソコ行けるけど、本業はツアラー」と思っている人も多いのではなかろうか? そこで今回はGSシリーズをオフロードコースで一気乗りしてその実力に迫るぞ!
文:青木タカオ/写真:柴田直行/まとめ:オートバイ編集部

BMW「R1300GS アドベンチャー」インプレ

画像: BMW R 1300 GS Adventure 2026年モデル 総排気量:1300cc エンジン形式:空水冷4ストDOHC4バルブ水平対向2気筒 シート高:〈GSスポーツ〉840-870mm / 860-890mm、〈ツーリング〉820-850mm / 840-870mm 車両重量:284kg 税込価格:340万9000円~ ※写真は2025年モデル

BMW
R 1300 GS Adventure
2026年モデル

総排気量:1300cc
エンジン形式:空水冷4ストDOHC4バルブ水平対向2気筒
シート高:〈GSスポーツ〉840-870mm / 860-890mm、〈ツーリング〉820-850mm / 840-870mm
車両重量:284kg

税込価格:340万9000円~

※写真は2025年モデル

バランスに優れた車体がオフでは頼もしく感じる

走り出すまではその巨体に気後れしていたが、オフロードに入ると一転して頼もしい存在に。

深いギャップに入っても底付きや、スキッドプレートを擦ることはなく、前後サスの優れた路面追従性と卓越したトラクション性能からなるオン・ザ・レール感覚を楽しめ、身体の力を抜くことができるから驚き。衝撃への対応は、バランスに優れる車体に任せておけばいいのだ!!

画像: ▲X型のDRLとプロジェクターヘッドライトが組み合わせられ、独創的なフロントマスクを演出。

▲X型のDRLとプロジェクターヘッドライトが組み合わせられ、独創的なフロントマスクを演出。

画像: ▲1254㏄から1300㏄へ排気量アップし、左右シリンダーをほぼ対称に配置した新型ボクサーツイン。

▲1254㏄から1300㏄へ排気量アップし、左右シリンダーをほぼ対称に配置した新型ボクサーツイン。

BMW「R1300GS」インプレ

画像: BMW R 1300 GS 2026年モデル 総排気量:1300cc エンジン形式:空水冷4ストDOHC4バルブ水平対向2気筒 シート高:850mm 車両重量:250kg 税込価格:292万4000円~ ※写真は2025年モデル

BMW
R 1300 GS
2026年モデル

総排気量:1300cc
エンジン形式:空水冷4ストDOHC4バルブ水平対向2気筒
シート高:850mm
車両重量:250kg

税込価格:292万4000円~

※写真は2025年モデル

ASAはオフロードでも魅力的!

クラッチ操作が不要のASAには谷底から駆け上がる森林コースで助けられた。駆動力を途切れさせないから、卓越した登板力を発揮。

濡れてスリッピーになったガレ場でも車体は弾かれず、トラクションを効率よく路面に伝えてくれた。速度の落ちるタイトコーナーでもクラッチ操作から解放されるメリットは大きい。車体姿勢への配慮が丁寧になり、疲れも飛躍的に軽減される。

画像: ▲クラッチレバー操作がなくなることで、車体コントロールへの意識をより高めることができる。

▲クラッチレバー操作がなくなることで、車体コントロールへの意識をより高めることができる。

画像: ▲シフトチェンジの自動化だけでなく、変速ショックも最小限に抑えられ、繊細な姿勢制御にも役立つ。

▲シフトチェンジの自動化だけでなく、変速ショックも最小限に抑えられ、繊細な姿勢制御にも役立つ。

BMW「F900GS」インプレ

画像: BMW F 900 GS 2026年モデル 総排気量:894cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:835mm 車両重量:224kg 税込価格:208万9000円 ※写真は2025年モデル

BMW
F 900 GS
2026年モデル

総排気量:894cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:835mm
車両重量:224kg

税込価格:208万9000円

※写真は2025年モデル

軽量スリムなビッグオフ

コーナーでは狙ったラインを正確にトレースし、速度を維持したままバンクに当ててしまえば車体を深く寝かせることもできる。

「エンデューロプロ」モードはリアが流れるのを許容してくれ、立ち上がりで窮屈になってもスルッと向きを変える俊敏性も発揮。踏ん張りの効くサスとスリムな車体、細身のシートの組み合わせで、頭ひとつ出たオフロード性能を誇る。

画像: ▲270°位相クランクが採用された水冷パラツインは低回転域から粘り強く、高回転まで軽快に吹け上がる。

▲270°位相クランクが採用された水冷パラツインは低回転域から粘り強く、高回転まで軽快に吹け上がる。

画像: ▲アクラポビッチ製のスポーツサイレンサーを標準装備。スリムなリア周りで、スポーティさをより強調している。

▲アクラポビッチ製のスポーツサイレンサーを標準装備。スリムなリア周りで、スポーティさをより強調している。

BMW「F800GS」インプレ

画像: BMW F 800 GS 2025年モデル 総排気量:894cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:815mm 車両重量:238kg 税込価格:138万5000円~

BMW
F 800 GS
2025年モデル

総排気量:894cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:815mm
車両重量:238kg

税込価格:138万5000円~

林道で良き相棒になりそう

今回試乗した5車の中では最もオンロード寄りの味付けで、ペースアップするとサスペンションがフルボトムするが、淡々とオフロードをコースを周回できる走破力を持っているあたりはさすがGSファミリーの一員。

やわらかい足まわりで、衝撃を吸収しきれなくなってもバランスを大きく乱すことがなく、ライダーに限界を教えてくれる。林道ツーリングで良き相棒になりそうだ。

画像: ▲ピークパワーを10PS向上、トルクカーブがより豊かになり、扱いやすさも際立つパラツイン。

▲ピークパワーを10PS向上、トルクカーブがより豊かになり、扱いやすさも際立つパラツイン。

画像: ▲Φ41㎜フォークは路面追従性に優れ、よく動く。サスストロークは前後とも170㎜だ。

▲Φ41㎜フォークは路面追従性に優れ、よく動く。サスストロークは前後とも170㎜だ。

文:青木タカオ/写真:柴田直行/まとめ:オートバイ編集部

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